ワイド1点で穫れるなら2頭軸3連単に挑戦してみれば

馬券力をアップさせる豆知識

ながらく単勝と複勝もしくはワイドや馬連1点で勝負していたのですが、なかなか回収率が上がらないこともあり、色々模索しておりました。

そんな中、現在馬券の徴税で話題になっております馬券でマンションを買った凄腕馬券師であるインスタントジョンソンのじゃいさんの書籍と出会いました。

この「勝てる馬券の買い方」は予想力UPという書籍ではないですが、馬券力をUPするのに、固定概念を引っ繰り返される名著と思ってます。

この書籍の一節に「ワイドが当たるのであれば、3連複、3連単が当たるようになる」にヒントを得て馬券のスタイルを変更しました。

ワイドは、3連係馬券の軸になる馬券なんですよね。

ワイド=3連複2頭軸総流し=3連単2頭軸マルチ総流しと同意義であり、馬券内に来ないと予想する馬を買い目から削除することで、ワイド一点より、3連複2頭軸の方が回収率が明らかにUPします。

また自分の中でこの馬が1着になると自信があるならば、1着固定で限定すると、3連単2頭軸マルチより点数は1/3に減らすことができるので、資金管理と回収率という観点から効率化されます。

資金が無いのであれば、ワイド1点勝負でもいいでしょうし、少し資金に余裕があるならば3連複2頭軸で勝負するのもありです。

例えばフルゲート18頭立てでも、6頭馬券内に来ないと思う馬を買い目から削ることで、3連複2頭軸10点の馬券に仕上げられます。

ちなみに、いずれかの馬を1着固定にすることで、この場合は3連単2頭軸20点勝負になります。

馬券内に来ない馬も予想する

大昔の私の馬券のスタイルは人気薄から馬連総流しでした。

何が飛び込んでくるかわからないから、また予想も楽なのでそうしていましたし、実際大万馬券もそれで穫れていました。

ただ、やはり総流しは無駄馬券も買っているんですよね。

私とは逆に、馬柱とにらめっこして来そうな馬を拾い上げるという買い方をしている人も多いと思います。

でも、意外と来ない馬を予想するという視点はあまりしてこなかったと思いませんか?

これも上記のじゃいさんの書籍の請売りにはなりますが、全レースで馬券内に来ないという馬を最低2頭選んで、馬券内に来たら負けというゲームをすると良いと書いていたので、最近実践しているのですが、1日の内、1頭くらいはそういう馬飛び込んで来るんですね。そして大穴を開ける。

来ないと思う馬を予想することで、後でその馬の戦績を振り返ったり、レースの内容を見てみると来る理由が見つかったりするんですよ。

その辺りは今後このブログで紹介するとして、馬券内に来ない馬を予想することをオススメします。

経験上、手広く買った方が良いと思うのです。

私の馬券の組み立て方そのものが2頭軸総流しから買い目を削っているスタイルなので、そもそも点数が少なく済むからもあります。

点数少なくしたいのであれば、前述の通り馬券種の難易度を下げることもありなのですが、(例:3連単⇒3連複、3連複⇒ワイド)その分、配当が1桁下がりますから面白みは無くなります。

三振多くても、たまにホームランをかっ飛ばさないと稼げない

当然、ワイドから3連複、そして3連単となるにつれ、難易度は上がっていきます。

3連単になれば、土日どちらも当たらないことも普通にあるでしょう。

そもそも競馬そんなに当たります?(笑)

自分の馬券のデータもしっかり取っているのですが、本命◎を打った馬が332頭中、勝ったのはわずか41頭(勝率12.3%)複勝率で34.3%。対抗◯を打った馬が124頭中勝ったのが31頭(勝率25%)で複勝率が43.5%です。

私の馬券はこの◎と◯の組み合わせで買うのですからワイドでも勝率よくて3,4割、3連単は1割切ります。

もっと人気馬買えば勝率上がるでしょうけど、そうすれば控除率の罠で回収率はどんどん下がります。

競馬というゲームはゲーム参加者のお金を分け合うゲームなので、他人と同じことをやっていても儲けられないのです。

ということは普段三振ばかりだけど、たまに打つホームランで稼ぐというスタイルが良いのです。

これは競馬だけに限らないと思います。どんなギャンブルでも勝率上げるのは難しいし、勝率を上げると1回ずつの回収率が下がるので、勝率を極めて高くしないと勝てなくなります。

例を挙げると、複勝150円の馬券ばかりで勝負していたら、2/3超の確率で勝たないと回収率は100%を超えません。

普段負けてても、たまに回収率が、30000%を超える一発打てれば年間トータルプラスで終えれます。

ここはみなさんの好みやスタイルにもよるところなのですが、点数を下げる工夫をしながら馬券種の難易度を上げるのはオススメしたいところです。

現在の馬券スタイル 3連単2頭軸1着固定マルチ

上記のような経緯を経て、単複馬券、ワイドから、まずは3連複2頭軸馬券に移行しました。

前述の通り、◎(本命)◯(対抗)をしっかり自分の中で分けて考えてます。

◎はこのブログでお伝えしている「展開の不利があった強い馬」で人気の盲点になっている馬をピックアップ、具体的には単勝4番人気以降の馬をセレクトします。

◯は今までの成績を考慮してこのメンツで一番馬券内に来るであろう確率が高い馬。

これも人気で選んでいるわけでなく、着差は常に僅差なのに、着順が地味で人気の盲点になっている馬を積極的に取り入れていますが、とはいえ人気になる馬は多いです。

そして、◎◯の2頭軸3連複総流し馬券から、馬券内に来ないと思う馬の買い目を削って買っていたのですが、時折、3連複でも10万円近くの配当も獲ることもあり、しっかり◎が1着で来ているのですよ。(このときの3連単は60万円超えでした)

そもそも、以前は◎の単勝と◎ー◯のワイド・馬連を買っていたくらいなので、せっかく◎と◯明確にわけているのに、予想通り来て、その配当を享受できないのは、面白くないと思い、3連単2頭軸1着固定マルチ馬券に切り替えました。

具体的には、◎⇒◯⇔紐です。

ただ、◎と◯が馬券内に来て何も頂けないのもこれも面白くないので保険で◎と◯のワイドも抑えてます。

3連単も多くて20点ほどで点数も抑えられますし、連敗期間も乗り切れると考えてます。

今後はもしかすると保険がワイドから3連複に変更になるかも知れませんが、そこはあしからず…。

最後に、「展開の不利があった強い馬」について解説しているページを紹介します。

G1勝つ馬はほぼ、生涯に1レースはこういうレースをしていますのでご参考に。

「展開の不利があった強い馬を見つける」

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