有馬記念、ホープフルステークスも終えて、今年2021年の中央競馬もスケジュールすべて終了しました。
ここで、今年の馬券成績を振り返って、より儲かる軸馬の選定方法、馬券の買い方を来年に向け模索していきたいと思います。
そこで、見出した軸馬の選定法があるので、この記事で披露していきます。
今年の馬券成績から見えてきたこと
2020年1月18日から本命つまり軸馬の成績をすべてつけておりまして、今年終了時点でのおよそ2年間で、747レースを集計した結果です
私は、基本3歳馬以上の2勝クラス以上のレースをチェックして、一定の基準を設けて狙い馬を選択して、その狙い馬が出走しているレースのみを勝負しています
その基準については、この記事を御覧ください。
ただし、2年に渡りある程度長期で、この基準で選択した狙い馬で実際に勝負した本命馬の単勝、複勝での回収率が、当初は100%を超えていましたが、現時点で、単勝での回収率が94.85%、複勝での回収率が93.82%となってます
この回収率から当然この本命を今までの基準で単純に単勝、複勝を買い続けても儲からないので、この本命から、単勝、複勝以外の馬券をどのように買って回収率を上げるのか?を考えていたのですが、このブログの一文を読んでショックを受けました。
長期的に見て本命の成績が単勝回収率、複勝回収率ともに100%を割っているのであれば、そもそも本命にしている馬の選択が間違っています。
https://takeuma-study.com/recovery/betting/recovery-practice/ うまSTUDY 競馬初心者勉強ブログ
長年競馬をやってきて、そこそこの成績を出し続けてきた軸馬、本命の選択法だったので、この一文は競馬を根本的に見直さなければいけない衝撃的なものだったのです。
今までの馬券の買い方は、本命の馬からある一定の基準を持って、相手候補を1頭から4頭ほどを選択し、ワイド、馬連、3連複などを購入してましたが、結構この相手が来る確率が高いのです。
当然、本命馬が来なければ馬券にならないので、本命と相手馬とのボックス馬券を買っていたら儲かっていたというのが多かったのです。
では、この相手馬を選ぶ基準で今週ホープフルステークスの日に馬券を買ってみました
本命馬を選択する基準は、近5走のコース実績を重視する
この相手馬を選ぶ基準、実は、狙い馬からその日の本命馬を選択する基準も、同じものです。
その基準とは、近5走、つまり馬柱に掲載してある成績の内、その日実際に走るレースのコース、つまり競馬場と芝・ダートが一致するものをチェックして、同条件及び上級条件のレースは、勝ち馬と0.4秒差以内に来た馬、もしくは一つ前の下級条件で、勝った馬ということだけ。
具体的に書くと、例えば、2勝クラス、阪神競馬場、芝1400Mのレースであれば、出走馬の中で、馬柱を見て、2勝クラスで、阪神競馬場芝コースの出走時に勝ち馬と0.4秒差の馬、もしくは1勝クラスの阪神競馬場芝コースを勝ち抜けた馬を選びます。
着順、距離は考慮せず、競馬場と芝、ダートが一致するものです。
競馬新聞をザッと見てもチェックできる方法です。
かなり雑な方法ですが、穴馬も拾えますし、飛ぶ人気馬も消せます。
競走馬でどんな競馬場でも勝ちきれる馬というのは、かなりの能力を持った馬ですし、勝つための資質を複数以上併せ持つ稀有な馬です。
例えて言うと、先日引退したクロノジェネシスも、力の要る時間のかかる馬場では圧勝していましたが、昨年の天皇賞秋のように、時計の早い馬場では、勝ったアーモンドアイに迫る3着で力を見せましたが、そこまでの馬とも言えます。
馬場が合うというのもありますが、美浦から関西、逆に栗東から関東と輸送が苦手な馬もいますし、そういう意味で競走馬は必ず得意なコースはありますし、それが個性とも言えるものです。
調教師も管理している馬の個性はわかっているので、勝負のときは得意コースをつかうはずです。
当然、初コースでも勝つ馬はいますが、そこを獲りに行くつもりは元々ありません。
それは3連系を買わないからです。
3連系はどうしても、初コースや、コース成績良くなくても、ある程度人気している馬まで拾わないと的中率がかなり下がります。
しかし、単勝、複勝、もしくはワイドであれば、安心してそういう馬を切ることができます。
長期的に馬券の回収率を上げたいのであれば、必要な考え方と思います。
結局競馬というギャンブルは、集まったお金を主催者であるJRAが控除率という形で天引きした残りのお金を勝った人間で分け合っているので、分け前を増やすためには、少ない人で分け合うレースを選ぶ必要があるからです。
人気馬ばかり買っていても、長期的に見ると最終的に、控除率を差し引いた回収率に収斂していきます。
近5走のコース実績で選択した馬の馬券結果
前述したように、ホープフルステークス当日(2021/12/28)に、上記の選択基準でテスト的に馬券を買ってみました。
買ったレースは3歳2勝クラス以上の以下の5レース。
阪神9R 春待月賞 選択した馬は、1番、2番、7番で、ワイドを2番を軸に2点で購入。
馬名につけた○▲の記号は、前5走の内、同条件で勝ち馬と0.4秒差の馬が○、下級条件を勝ちきった馬が▲です。
中山10R ベストウィッツ賞 選択した馬は3番、4番、16番の単勝
阪神10R フォーチュンステークス 選択した馬は2番、3番、7番、8番、9番の5頭ワイドボックスから人気の組み合わせを外した7点
阪神11R ペテルギウスステークス 選択した馬は2頭なので、この2頭の組み合わせのワイド1点勝負
ただし、このレースの勝ち馬のアイオライトの阪神ダート勝鞍のデータを見落としていたので、実際は11-13のワイド馬券は当たってます。
中山12R 立志ステークス 選択した馬は4番、5番、8番で、これら3頭の単勝3点勝負。
1レースで基準に合致した馬が3頭から5頭程度で、3着までの複勝率を計算すると10/17で、勝率0.588で5割を超え、1レースで2頭が3着まで来たレースが、5レースの内4レース。かなりいい数字です。
ワイドなので、配当は見込めませんが、もしボックスで買っていても、6/22で勝率0.272、回収率は、261.36%と充分満足できる数字です。
今回は、人気馬は、ワイド、中穴から大穴馬を単勝という買い方をしてみましたが、すべてをワイドにして、中穴、人気薄だけ単勝を買うという変則的な攻め方も面白いかと思ってます。
今回勝ちきったのは、人気馬多かったですが、中山最終の2着馬インテンスライトは、クビ差で負けましたが、単勝オッズが26.1倍。これが来ていたらかなりの大勝です。
最後に
今までもこの新しい軸馬選択法の有効性は感じていましたが、実際にテスト的に馬券を買ってみて、結果を検証してみると、この選択法の可能性と爆発力を感じています。
2022年は、引き続き、この馬券術を検証していきますので、ご期待ください。
コメント