Win5予想記事(ユニコーンステークス、マーメイドステークス)2023/06/18

Win5予想

今週は、東京では3歳馬にとってのJRAでの初ダート重賞になるGⅢユニコーンステークス、そして阪神では、牝馬限定ハンデ重賞のGⅢマーメイドステークスが行われます。

昨年のユニコーンステークスは忘れもしません、3連単を頭ペイシャエス固定、当初は2着セキフウとの2頭軸馬券を買うつもりでしたが、途中でリメイクに変更して60万馬券を取り逃した悲しい思い出のあるレース。

こういう積み重ねがあり、単勝+ワイド馬券に切り替わって結果良かったのですけどね。

比較的ダート戦を得意とする私としてはしっかり獲りたい回。

しかし、これも牝馬限定ハンデ重賞を得意とする私でも、今回のマーメイドステークスの出走馬を見てどこから手をつけようか?と思える条件馬ばかりのショボショボメンバーでハンデ戦。

下手に考えるのも無駄で、全通りもあると思え、また後述しますが、今回のWin5は、魔の条件である大荒れ続出の3勝クラス東京芝1400M戦もあり、昨年のお正月から、ほぼ皆勤でWin5に挑んでますが、今回が今までで一番難解な回と考えてます。

「今回はパス!」も一瞬頭によぎりましたが、自分の馬券力アップにも繋がると考え、しっかり予想していきたいと思います。

まずは、先週のWin5の結果と振り返り。

長いですが、別記事として取り上げた方が良いと思える位のかなり重要な馬券のヒントを書いております。

飛ばさずにお読みください。

Win5先週の結果と振り返り

人気の和=13

配当=939,220円

人気の和の割にかなりの高配当、美味しい回でしたよね?

川田騎手の2連勝もありました?

みなさん獲られてますか?

さて、私のWin5の結果は以下の通り。

Win3でした。

結果、単勝1番人気の馬しか当てられない結果に…とはいえ、今回は難しかった。

それが配当に出ているものと思われます。

では、順に振り返っていきます。


Win1は安芸ステークス。

今週のWin5は、共に3勝クラスのダート戦、東京、阪神とも雨で重馬場、ここが荒れると踏んでました。

結果は、単勝1番人気のファーンヒル、鞍上は川田騎手でした。

東京、函館と重賞が開催され、阪神競馬場が裏開催扱い、そこにまさかの川田騎手残っていたんですね。

結果、ご存知の通り、準メイン、メインと2連勝。でも、それもあるなと思っていました。

実際の予想も、Win1,Win4の阪神開催分は川田騎手鞍上の馬を買い、三宮ステークスは1点勝負していましたからね。

3場開催の場合の裏開催で、リーディングトップクラスの騎手が騎乗の場合は必ず抑える。

このレースの振り返りで伝えたいのは、ウナギノボリの取捨選択。

先週の記事には書ききれなかった部分でもあり、また予想にペース、展開、馬場というものを加えて見ると予想力もアップすると思いますので、書いていきます。

先週の記事にはこう書いていました。

まず、ウナギノボリから。

この馬は芝を使われていて、ダート転向初戦が、阪神ダート1200M、2着馬に2馬身1/2差をつけ差し切り勝ち、映像だけ見れば、「強い!」と言いたくなるレースですが、テンの3ハロンが34.9、上がりが36.8かかる前傾ラップの展開、差し切ったのは評価できるが、強いとまでは言えない内容。

続く伊良湖特別も同様なレース。差し切ったのは評価できるけど…というレース。

その辺りの影響か、クラスが上がり、距離が200M伸びてから差しきれない展開が続いてます。

コース替わりで勝鞍のあるコースに戻ってどうか?という評価。

当ブログ「Win5予想記事(エプソムカップ、函館スプリントステークス)2023/06/11より

かなり中途半端な解説でほったらかしになってますね。申し訳有りません。

こういう追い込み脚質の差しきれない馬が勝つには、2つあって

  • テンの3ハロンが速くなり、上がりの時計がかかり、前崩れの展開になる。
  • 距離延長で、自然と位置取りが前になることで差し切れる。

があります。

今回は距離を短縮してきました。前崩れしてくれないといけないのですが、雨で重馬場で脚抜きが良くなり、レース時計も、上がりの3ハロンも速くなる傾向にあります。

また、ウナギノボリは時計も持っていなかったのです。

そこで、ウナギノボリを外しました。

ダートの重馬場は脚抜きが良くなり、レース時計、上がり共、速くなるので、追い込み馬に不利となりやすい。

良く芝コースで時計、時計と言う方いらっしゃいますが、私はダートで馬場が悪くなると急に出走馬の持ち時計が気になりだします。

芝よりも、ダートの方が、馬場が悪くなった時に、ガラッと結果が変わる傾向にあると思います。

お気をつけください。

前述の「距離延長で、自然と位置取りが前になることで差し切れる。」ですが、血統評論家で著名な亀谷さんが、「馬は走るレース距離を知らない」という言葉がありますが、レースのラップタイムは基本、距離が伸びるほど遅くなります。

そのため短距離を走っている馬が、同じペースで、長距離を走ると自然と、位置取りが前になります。

だから距離延長をすると、今まで差しきれなかった馬が届くということがよくあります。

だから、私がウナギノボリの調教師であれば、東京のダート1600MのWin2夏至ステークス使いますね。

ただ、騎手が距離延長するからとスタミナを使わさないために、余計に後ろに控えるケースもあるので要注意。

実は、次のWin2は、この逆のケースだから、敢えてこのことを書きました。


Win2は夏至ステークス。

先週の予想記事でも述べているように現級組が頼りなく、難解なレースとして4点買いしたのですが、その予想の遥か上を行きましたね。

実は、もし可能ならこのレース全通り買いたいくらいの勢いだったのです。

ただ、資金的に無理なのと、そもそも自分で頼りないと思っている馬を買い目に入れるのもどうなの?と思ったので、現級の中では力上位と見たレオノーマと昇級組をリストアップしたのですが、勝ったのはケイアイシェルビー、東京ダ2100を先行して惨敗続きの馬でした。

逃げ・先行脚質の馬が直線垂れずに勝ち切るには、

  • 逃げ・先行馬が少なくテンの3ハロンが緩く、上がりの3ハロンが速くなる前残りの展開。
  • スタミナ不足の可能性があるので、距離を短縮する。

そして、馬場がダートの重馬場で全体の時計も上がりの時計も速くなる。

このレース、どうしても逃げたいという馬も少なく、ケイアイシェルビーが好走する条件が揃っていたのですね。

先行有利だろうとの予想はしておりましたが、流石にこれだけ惨敗続きの馬を取り上げるわけには行きませんでした。しかし、1勝クラス、2勝クラスを連勝できる能力のある馬なので、深掘りしておけば…と反省しております。


Win3は、GⅢ函館スプリントステークス。

トウシンマカオの一点買い。

3歳馬オール切り戦略は成功しましたが、内枠の差し馬は、不利が多くなり確実性に欠けますよね。

3歳馬の古馬別定重賞の初挑戦は、見えない古馬の壁が存在するので、馬券は切るのが無難。

実際、レースを見ていても3コーナー辺りでトウシンマカオ前が詰まって位置取り後ろになりました。

あれが無ければ、もう少し良い結果だったのかも…。

内枠の差し、追い込み馬は道中の不利が多く、評価を下げる。

こういう内枠での差し、追い込み馬得意なのがベテランの横山典騎手、岩田パパ。

うまくゴチャ付いた馬群を捌いて来る頼りになる騎手で、馬券でもお世話になること多いです。

ただし、トウシンマカオ、高松宮記念でも、「何でこんなに人気するんや」と自分でも評価の低い馬だったので、このメンバーであれば…と少し買い被り過ぎたとは考えてます。

(余談)普段でも「何でこの馬こんな人気するのか意味分からへん」と思うこと多く、ほぼ実際の結果もそうなるんですが、こういうことをブログやTwitterに書くと、その馬を支持している方からの反発を買うので心の底にしまっております(笑)。

ヴィクトリアマイルのナミュールとか、安田記念のソダシ、ソウルラッシュとか、エプソムカップのレインフロムヘブンとか…あかん、言うてもた(笑)。


Win4は三宮ステークス。

どちらかというと買い目の都合で苦渋の決断の一点抜きが成功。

ここもダートの重馬場、逃げ・先行有利になる馬場、前走追い込んできたキングズソードですが、1枠で重賞からオープンクラスと相手も軽くなる、そして鞍上川田でそれほど後ろには下げないかな?と思ってました。

実際は、先行したメイクアリープとハナ差のギリギリの勝利。

そこが腕の差なんでしょうけど、これでキングズソード賞金加算されて、重賞に出走しやすくなるので、要注目ですね。


Win5はGⅢエプソムカップ、実力はあるのに、なかなか勝ちきれなかったジャスティンカフェ勝利。

鞍上の横山和騎手が、直線外側の馬場の良いところを選んで差し切ったナイス騎乗。

開催条件の東京芝1800Mでは勝鞍有りませんが、直近で走ったGⅡ毎日王冠で勝ち馬と0.1秒差。ある意味最も実績のある馬と言って良い馬で今までGⅠやGⅡを走ってきた格上の馬。

当然の勝利と言える結果でしたね。

コース実績を見る時に、単にそのコースの実績を見るのも良いのですが、

出走レースのコース実績は直近の同じコースの成績を見るのが大事。

過去の古い実績ではなく、馬柱に掲載される近5走を見るのが良いと思います。

Win5だけでなく実際、普段の競馬でも直近に勝鞍のあるコースを使い、勝ったり、好走するケースが多々あります。

馬は成長もしていきますし、加齢と共に、衰えもしていきます。

またクラスが上がるに連れ、苦手なコース、条件でも能力で勝てていたのが通用しなくなったりもします。

ですので、直近で勝鞍がある、格上のレースで良績がある同じコースで走る馬は狙い目です。

厩舎も勝負レースとして仕上げている可能性も高いです。

今週のWin5のポイント

  • 先週のWin5勝利騎手(藤懸・横山武史・横山和生騎手)は評価を下げる。※年間Win5一桁勝利騎手の2週連続勝利の可能性は低い。
  • 東京・阪神・函館の3場開催。
  • Win5リーディング騎手(川田・松山・戸崎)は常に警戒。
  • 今週はGⅢ2レース、3勝クラス3レースのラインナップ。
  • Win2の東京10R多摩川ステークスの条件(3勝クラス東京芝1400M)の今年の勝ち馬は7番人気、15番人気、15番人気と魔のレース。
  • Win4のGⅢマーメイドステークスは、出走予定馬の殆どが条件馬、そしてハンデ戦、荒れるの必至。
  • 今週のWin5の組み合わせ数は、798,920点。

Win1 阪神10R 3勝クラス 灘ステークス 考察

最近、条件クラスのWin5(普段の馬券の単勝)で役立っているツールが一つあります。

それは、【TARGET Fronyier JV】でのクラス別成績。

いくらそのクラスで2着、3着を何回も拾って人気はするけど、そのクラスで10戦近く勝たない馬の単勝を買い続けても仕方が無いじゃないですか?

オッズは低いは、馬券取れないは…最悪です。

また、Win5のデータで1年ほど追っかけている独自データがありまして、前5走で馬券内に1度も来ない馬の確率は10%ほど。

そういう馬当然来れば、大穴なのですが、消しの対象にしやすいのです。

このレースの3勝クラスの成績で消し対象なのは、

②マイネルクロンヌ【0.2.2.4】

④クインズバジル【0.0.0.5】

⑩コパノニコルソン【0.1.2.4】

⑪コパノリッチマン【0.1.1.15】

⑮クリノホノオ【0.0.0.8】

⑯カネコメノボル【0.0.0.7】

そして、コース実績、特に一番近い勝鞍がある、つまり灘ステークスは阪神ダート1800なので、2勝クラスでの勝ちが、このコースの馬というのをセレクトします。

該当するのは⑨トライゼ。

但し、その勝鞍が牝馬限定戦で、昇級しても牝馬限定戦ダートばかり使われ成績奮わないので消し。

であれば、前走の栞ステークスが高評価のセブンレスター1点勝負にいきます。

京都ダート1900M戦なので、前半3ハロンタイムわからないのですが、ラップが7.1‐11.4‐11.8と11秒台を連発、上がりが39.3秒かかる逃げ、先行勢には苦しい展開で、ここを差しきれないヒミノフラッシュ、トウセツ、クリノホノオはかなり頼りないと判断しました。

このレースを引っ張ったのが、セブンレスター、勝ち馬と0.6秒差。上がりのかかる傾向にある京都ダートで昇級初戦で逃げ粘ったのは高評価。

(結論)

⑫セブンレスター(酒井)

Win2 東京10R 3勝クラス 多摩川ステークス

さて、今週のポイントにも書かせていただきました、魔のレースです。

3勝クラスではないのですが、昨日東京芝1400Mの2勝クラス相模湾特別でも、穴馬来たのご存知でしょうか?

デュガ、単勝8番人気で30.4倍の穴馬、しかも前5走で馬券内に入っていない穴馬!!。

「じゃあ、このレース、全通りで!!」

「安心してください。履いてますから。」イギリスでブレイクした安村ではないですが、

実は、このデュガを含め、今年この3勝クラス東京芝1400M戦を勝った馬すべてに共通している1つのことがあります。

それは、

東京芝1400Mは、リピーターが活躍する舞台。

これらの馬は、前回の勝利が、すべて東京芝1400M戦なのです。

ラップタイムを見ても、不思議な傾向のあるコースで、スローで流れているのに、キレのある差し、追い込み馬が外から追い込んできます。

昨日、デュガを乗っていたのは、菅原騎手、昨日は4勝の大活躍、そして勝ったのは、芝のレースばかりで昨日のデュガも直線外目から伸びて差し切り勝ち。

どうも、彼は、東京の芝コースが伸びる所見えているようです。

なので、菅原鞍上のヒルノローザンヌは選択します。

続けて、このレースも3勝クラスの成績見てみます。

消し対象が、以下の通り。

②ショウナンアレス【0.1.5.3】

③ワンスカイ【0.0.2.7】

⑬グルアープ【0.0.0.9】

そして、注目の前回の勝利が、東京芝1400M戦なのは、以下の馬達。

⑦ファロロジー

⑮ハーツラブソディ

この馬たちは選択します。

あと気になるのは、前走この条件であるフリーウェイステークスを逃げてハナ差2着のセッタレダスト。

このレースでWin5も単勝も勝っていて、直線絶叫しておりましたが(笑)

今回も目立つ逃げ馬居ないので、買います。

①ルメール鞍上のエターナルタイムですが、先行タイプで内枠、まず外には出さないと思えるので、軽視したいと思います。

距離短縮は悪くないと思えますが、ここは外します。

(結論)

⑦ファロロジー(デムーロ)

⑩セッタレダスト(津村)

⑪ヒルノローザンヌ(菅原)

⑮ハーツラブソディ(武)

Win3 函館11R 3勝クラス UHB杯 考察

まずは、クラスの成績で切る馬の発表です。

②シュバルツカイザー【0.2.0.5】

⑤ブルースピリット【0.1.1.5】

⑧シュアーヴアリア【0.1.1.10】

⑨ヴァーチャリティ【0.0.0.9】

⑩イルクオーレ【0.3.1.3】

⑭エグレムニ【0.1.1.7】

⑮フォドラ【0.0.0.7】

7頭も切れました。

前走が、このレースの設定、函館芝1200M戦に該当する馬は0頭。

そもそも、北海道シリーズが夏限定で行われるので、リピーター探すのは至難の技。

そこで、先週行われた函館スプリントステークスを勝ったキミワクイーンの調教師奥村師のコメント「この馬は、直線坂の無いコースが向いている」が耳に残っておりまして、

キミワクイーンも前走が、同じ直線坂の無い福島芝1200M戦で、マッドクールに直線迫ってクビ差の2着でした。

だから、同じく直線坂の無いローカル競馬場で前回勝った馬をピックアップ。

②オーデゥメール(前走が福島芝1200M戦勝ち)

④ショウナンラスボス(前回勝利が札幌芝1200M)

⑫ドロップオブライト(前回勝利が小倉芝1200M)

(結論)

②オーデゥメール(齋藤)

④ショウナンラスボス(岩田康)

⑫ドロップオブライト(小沢)

Win4 阪神11R GⅢ マーメイドステークス 考察

元々荒れる要素の高い、牝馬限定戦ハンデ重賞、それも条件馬ばかり。

このレースこそ、全通りと一瞬思考停止になりましたが、1頭、1頭見ていくと、まあ格上2頭で仕方ないのかなと考えました。

牝馬限定戦を考える上で、大きな指標となるのは、

牡馬と戦って、どんな成績を残したのか?です。

今回出走してきている条件馬達、勝ったレースは、ハギノメーテルを除き、牝馬限定戦。

このハギノメーテル、鞍上に今村騎手を迎え、今回も逃げそうですし、50キロの軽ハンデ。

面白そうなので、入れてみます。

牝馬は、上級条件にあがるほど、牝馬限定戦もしくはハンデ戦を多く使われます。

牡馬混合の別定戦使っている馬は、明らかに厩舎側がかなり期待を持っている馬に間違いありません。

ですので、オープン馬の3頭を見ていきます。

まずは、昨年のこのレース勝ち馬で走っているレースのレベルの次元が違うウインマイティー。

牡馬混合オープンでも、良績で、阪神芝2000M勝鞍のあるビックリボン。

ストーリアは、重賞2着の実績ありますが、中山牝馬ステークスで牝馬限定ハンデ重賞、しかも3勝クラスを勝ちきれなかった馬、ここは切ります。

(結論)

④ビックリボン(西村)

⑧ウインマイティー(和田)

⑩ハギノメーテル(今村)

Win5 東京11R GⅢ ユニコーンステークス 考察

このレース、JRAでの1番目の3歳ダート重賞に位置づけられるレースです。

そこが、ここ数年荒れている理由の1つに思われます。

それは、芝路線と違い、ダートの1線級の馬が、初お目見えするレースで、各馬の評価が定まっていないのが原因と考えます。

言い方を変えると、前走の勝ちっぷりに騙されて、人気する馬が居るということです。

今回も実は居ます。そういう馬。

昨年は、ハセドン、猛烈な追い込みで差し切り、人気しましたが、8着。

今年は、グレードサンドシー。

前走昇竜ステークス、直線追い込んで2着馬に0.6秒差の圧勝。

映像だけ見ると強いの一言。

でもペースと展開を見ると、ダート1400Mでテンの3ハロンが34.3とかなりのハイペース、上がりは、37.5と3秒以上のギャップがある典型的な前傾ラップのレース。

とはいえ、差し切ったのは評価できますが、展開に助けられて、実力以上に評価される典型的な馬のパターン。

実際、2走前の、今回のユニコーンステークスと同じ設定のリステッド競走のヒヤシンスステークスでは、こちらもテンの3ハロン34.9、上がり37.2と前傾ラップのレースですが差しきれず、勝ったペリエールに0.8秒差でかなりの実力差があると思います。

しかし、そのペリエールもレースをよく見てみると、逃げ、番手の馬の後ろにつけて、直線潰れたのを差した内容で、それほど強いと思えないです。

実際、このレースでスタート直後大きく躓き、そこから逃げて勝ち馬と0.8秒差のエクロジャイトが、次走のリステッド競走の鳳雛ステークスでは楽勝。(※因みに、このレースWin5と単勝1点抜きでゲット)

人気ほどには、頼りにはならない印象。

そして、去年のペイシャエスほどわかりやすくは無いですが、強い馬見つけました。

最近、東京ダート戦で必ず勝ち負けするスペシャリスト松山騎手鞍上のヘンリー。

未勝利、1勝クラスと連勝していますが、前走の京都ダート1400Mの1勝クラス、テンの3ハロン34.1、上がり38.5の4秒以上ギャップのある、超前傾ラップを先行して、直線内目から早め先頭に立ち、2着に0.7秒、更に3着馬に1.2秒差と圧勝劇。

実はこれだけ上がりかかるレースであるのに、2着、3着馬は先行していた馬、そこを千切るので、相当能力が高いと思えます。

(結論)

⑫ヘンリー(松山)

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