Win5予想 ヴィクトリアマイル 2023/05/14

Win5予想

今週は牝馬マイル王決定戦、GⅠヴィクトリアマイルが行われます。

例年以上に、粒ぞろいのメンバー、予想にも力はいりますね。

Win5予想を、データ、能力比較、騎手書いなどから30点台に絞っていきます。

まずは、先週の振り返りから行ってまいりますが、馬券の買い方で参考になることも多く書かせていただいておりますので、飛ばさずお読みください。

先週のWin5の結果と振り返り

Win1 京都10R リステッド 橘ステークス 勝馬:ルガル(角田大河騎手・2番人気)

Win2 東京10R リステッド メトロポリタンステークス 勝馬:グランオフィシェ(戸崎騎手・9番人気)

Win3 新潟11R GⅢ 新潟大賞典 勝馬:カラテ(菅原騎手・5番人気)

Win4 京都11R オープンクラス 鞍馬ステークス 勝馬:エイシンスポッター(角田大河騎手・2番人気)

Win5 東京11R GⅠ NHKマイル 勝馬:シャンパンカラー(内田騎手・9番人気)

人気の和:27

配当:75,313,210円

荒れました。当選はたったの6票。

そして、各レースとも人気がバラけていたので、更に配当が上がりましたね。

当たった方、もし、このブログを見てくださっていたら、おめでとうございますとお伝えします。

凄いですね。

そして、東京でGⅠ、新潟でGⅢと有力騎手が流れる影響で、若手の角田大河騎手が2連勝。

往年の競馬ファンである私にとっては「あの角田の息子なんや…」と感慨ひとしお。

騎手買いしている方に取っては獲りにくい1日だったと思われます。

さて、私の結果は以下の通り。

Win3でした。この荒れた結果と思えば、なかなか上出来な結果と自負しております。

さて、ここからは振り返りやっていきます。


先週から力を入れてやってきたのが、馬柱だけでなく、しっかりレース映像をチェックすること。

先週の記事は、そのために、土曜日の夜から日曜日の明け方まで書くの時間かかりました。

毎週、こんなことやっていたら大変なので、その週にあったレースの振り返りと次走への狙い馬を、映像も検証しながら、みなさんにも参考になるように、当ブログに記事として更新していきます。

毎週復習していたら、予習に時間を掛けずに済むのは、普段の勉強も同じことです。

ですので、レースの内容は、その記事に任せて、買い方の振り返りをここではやっていきます。

Win1は映像を見て、強いと睨んだ、エッセレンチを1点勝負。

勝ったルガルは、1勝クラスも勝ちきれないので、注目馬にも入れてなかったです。

それで2番人気だと、普段の馬券の買い方でも、まず嫌うパターンの馬。

長い目で見ると、トータルで儲かるセレクトの方法だとは思いますが、それが7,000万円もの配当に繋がるとなると、しっかり全馬目を通さないといけませんね。反省です。

当たり前ですが、競馬勝つためには、出走馬、全馬しっかり目を通す。


Win2メトロポリタンステークスは、昇級初戦の人気馬バラジ、ゼッフィーロを切って、しっかり現級の強い馬を映像を見て確かめた上で買えたのは大きい。

馬券でも、3頭セレクトした、グランオフィシェ、シルブロン、トゥーフェイスから、期待値が一番高いと考えたグランオフィシェを単勝でしっかり抑えられたのはナイス!


Win3新潟大賞典も、ここでは格が違う、カラテが勝利。

JRA-VANの新潟大賞典のコラム「過去の傾向解説」に、前走GⅠ組が出走数が少ないが、複勝率高いという記事が書かれてましたが、GⅢ、それもローカルのハンデ戦、やはりGⅠでは歯が立たない馬でも、走っているメンバーが違うというか、格が違うんですね。

馬券を検討する際は、実績馬から。

この5番人気は美味しいですよね。

いつも当ブログで書いている5連勝ルールにも言えることなのですが、

昇級初戦というのは、目に見えない壁がある。

特に初重賞挑戦で、人気している昇級初戦馬は、馬券で嫌うとトータルで回収率は100%超えます。

初重賞もそうですが、

3歳馬が初の古馬との対戦。

牝馬が、初の牡馬との対戦。

も同じことが言えます。


Win4鞍馬ステークスも映像をしっかり見て強いことを確認した、エイシンスポッターが勝利。

そして、継続して当ブログを御覧頂いている方で、もしかして先週気づかれたかもしれませんが、今までオープンクラスと、リステッドと同じ扱いをしていたのですが、先週から分けて考えました。

このレースがリステッド、そしてリステッドを勝ったのは、スマートクラージュのみで、Win5でもセレクトしてましたが、しっかり3着まで来ていたのは、自分でもナイス!でした。

改めて、JRAのレースの格を記しておきますが、

  • GⅠ⇒GⅡ⇒GⅢ⇒リステッド⇒オープンクラス⇒3勝クラス⇒2勝クラス⇒1勝クラス⇒新馬戦⇒未勝利戦
  • 定量&別定⇒ハンデ戦
  • 条件戦では、特别⇒平場
  • 牡馬混合レース⇒牝馬限定レース
  • 古馬⇒2歳、3歳限定

この違いしっかり理解していると、勝っているレースを確認することで、馬の格もわかりますし、前述の新潟大賞典ではないですが、使っているレースで、厩舎が考えている馬の能力もわかったりします。

Win2のグランオフィシェも、条件戦卒業していきなりGⅡ、それも大阪杯へのステップレースである金鯱賞を使っているという、厩舎の期待や意志が見えるんですね。


Win5NHKマイルですが、正直一番迷ったレースで、先週の記事にも書いていた通りに、唯一のGⅠ馬であるドルチェモアの扱いは、動画を何度も見て、評価を改めて正解だったのですが、

新馬戦しか勝っていない、ダノンタッチダウンを入れたのは、誤りだったなと反省なんです。

この馬を外したからってシャンパンカラーまではたどり着けないでしょうけど、トータルの買い方から考えると無駄馬券だったなと反省してます。

結局、いくらGⅠ、GⅡで惜しい競馬をしていても、ダノンタッチダウン、勝ったのは新馬戦のみなんですよね。

よく、条件戦であるパターンなのですが、2着、3着は拾うけど、そのクラスを10何戦戦って、勝ち抜けできない馬を、幾ら単勝で人気しても買うことないですし、外して買うほうが絶対に良いですよね?

確率論から言っても、買ったら行けない馬達です。

さきほどのケースは、普段の馬券でも活かされることで、上記の馬が人気していたら、それ以外の馬で勝ちそうな馬を探して単勝を買うと言うのは、効果的な馬券術です。

Win5は、あくまで勝ち切る馬を買え!着拾って人気する馬は切る。

あと、NHKマイルの過去10年のデータから、牝馬は消しとさせていただきましたが、ギリギリセーフでした。

牝馬が強いと世間で良く言われますが、一般的には、牡馬が牝馬より強いです。

特にダート路線はハッキリ差が出ます。

当然、強い牝馬も居ますので、あくまで一般論の話であり、そこはしっかり品定めしてくださいね。


先週、御存知の通り、新潟、京都は1日雨が降り、芝・ダートとも不良馬場で、ここまで馬場が悪化することを想定に入れずにWin5予想記事を書いており、この予想を覆して、買おうかなとも思いました。

とはいえ、馬場とか血統とか全くわからない私にとって何を頼りにして、再度予想して良いものか正直わからないですし、前述の通り、一晩かけて練り上げた予想を覆すのは、見てくださっているみなさんのことを考えても、自分でも無理と思い、そのまま買って、この荒れた中Win3まで当てられたのは、今後の為にもブレない予想をするためにも、良かったです。

先週のWin5を通じて、このことが、一番の収穫でした。

今週のWin5のポイント

  • 先週のWin5勝利騎手の内、角田大河・菅原・内田騎手は評価を下げる(年間Win5勝利数が一桁の騎手は2週連続勝利の可能性が低い)。
  • Win5リーディング騎手(川田・松山・戸崎)+レーン騎手は要マーク。
  • 絶好調の菅原騎手、4週連続勝利はあるのか?
  • 東京、京都、新潟の3場開催。
  • 今週は条件戦(3勝クラス)が2レース、リステッド、オープンクラス、GⅠが各1レースであり、オープンクラスは難解な3歳ダート戦。
  • 今週の組み合わせ数は、419,328通り。

Win1 京都10R 3勝クラス 錦ステークス 考察

人気の⑥ヴィアルークス、3走前から勝ち馬と0.4秒差、0.2秒差、0.3秒差と僅差の競馬が続くが、3勝クラスが、今回で7走目、なかなか勝ちきれない馬なので、違う馬に焦点を当てたい。

前走が初芝コースで逃げて快勝した⑪シェイリーンだが、スローの行った行ったの流れを逃げたもので、昇級初戦となる今回は、少し見送りたい。

今回取り上げたいのは、⑩グランディア。

3歳時にリステッドのプリンシパルステークスを勝ち馬と0.2秒差、GⅢラジオ日経賞を勝ち馬と0.8秒差、特記できるのは、2走前の2勝クラスを勝ち上がったレース。

前残りの流れを、後ろから馬群の間を縫うようにして差し切り、勝負根性を見せたレース。

昇級初戦の前走も、前残りの流れで、上がり33.2秒の脚を使い、勝ち馬と0.4秒差と、現級に目処を立てたレース。

そして、⑫パーソナルハイ、前走のGⅢ福島牝馬ステークス、道中は、内目の前辺りにつけていたが、外から多数の馬に捲られ、位置を下げ、直線も前が詰まり進路がなく、右に左にヨレる形になり追い出しが遅れるが、それでも、勝ち馬と0.3秒差、適鞍に戻り勝機有り。

(結論)

⑩グランディア(西村)

⑫パーソナルハイ(高倉)

Win2 東京10R オープンクラス 青竜ステークス 考察

今週のポイントで難解と書かせていただいた、このレースですが幸いなことに少頭数のレース。

未勝利クラスを大勝して人気になっている②ウェイワードアクトがいますが、こういう人気する馬は基本買わないので、1勝クラスを勝ち上がった馬から抜粋したいと考えます。

人気している⑥ユティタム、新馬戦で負けたペリエールが、地方重賞Jpn1全日本2歳優駿3着、リステッドのヒヤシンスステークス勝ち、UAダービー4着馬。

負けたのはこの馬だけで、素直に買いたい。

もう1頭はラフエイジアン。

同じく1勝馬のジャスリーに勝利した馬。東京ダート1600Mを2勝と相性が良いのも頼もしい。

(結論)

⑤ラフエイジアン(田辺)

⑥ユティタム(川田)

Win3 新潟11R 3勝クラス 弥彦ステークス 考察

このレース、体調が万全なら⑬オヌールが断然、実力がトップ。

前走の2勝クラスで、このレースで人気を集めているスパイラルノヴァをスローペースで前残りの競馬を豪快に差し切った強い内容の競馬をしていますが、1年5ヶ月振りのレースでここでは買えない。

スパイラルノヴァは、このクラスを今回で7走目と勝ちきれないので、ここでは見送り。

まずは、2連勝したトゥディズザデイを取り上げたい。

前走の中山マイルの2勝クラス、前崩れの流れの競馬だが、後方から1頭違う脚で差し切った強い内容。

昇級初戦でもここは狙う。

もう1頭は、⑪フィールシンパシー。

新潟芝1800Mで勝鞍もあり、2走前の中山マイル3勝クラスが秀逸。

レースの成績を見るとハイペースの表記となっているが、実際は離して逃げた2頭が作ったハイペースであり、実際はその直後を走っていた2頭が1、3着という前残りの流れを、最速の上がりで勝ち馬に0,2秒差に迫った内容。

前走の大敗は、不良馬場でノーカウント。

(結論)

⑥トゥディズザデイ(荻野)

⑪フィールシンパシー(横山琉)

Win4 京都11R リステッド 栗東ステークス 考察

このレースはリステッドなので、格から言えば、5走前のリステッドの福島民友カップを勝った⑤ベルダーイメルなのだが、2走前のリステッドのコーラルステークス、大外枠で絶好のスタートを切りながら、ポジションを下げて最後方、そして追い込んでくるというチグハグな競馬、そのときの鞍上の藤岡佑介が今回も騎乗するので、評価を下げる。

次は、GⅢマーチステークス3着、そのコーラルステークスを勝ち馬のタガノビューティーと着差無しの2着である③ブルアイベリーデとなるのだが、このレース、ドンフランキーが、前半3ハロンを34.4秒のハイペースで逃げて終いの3ハロンは37.8秒とバタバタになってしまったレースで、上位3頭は差し、追い込み勢であり、一番評価したいのはドンフランキー。

実際この次のレースのリステッドを快勝しております。

このときの3着馬が重賞でもお馴染みのオメガレインボーであり、その久しぶりの勝鞍である、オープンクラスのポラリスステークスの3着馬、テイエムアトム、4着馬ディアノイアが人気してますが、このレースは、その2頭の前残りの流れを、地力に勝るオメガレインボーと、ケイアイロベージが差し切ったレースなので、評価出来ない。

このレース取り上げたい1頭目は、大穴①デンコウリジエール。

4走前の阪神ダ1400Mオープンクラス、ギャラクシーステークス、やや重の馬場だったが、レモンポップの勝ったGⅢ根岸ステークスで人気して3着となったバトルクライを前残りの流れを差し切って勝った強い内容の競馬をしています。

今日も馬場が渋りそうで、うってつけの条件となりそう。

もう1頭は、昇級初戦になりますが、④タガノクリステル。

2走前の阪神ダート1400M3勝クラス、鳴門ステークスが、前崩れの流れを先行して再先着、勝ち馬のケイアイロベージと着差0.2秒差と内容のある競馬。

次走は、逃げたプライムラインの番手でレースを進め、直線で引き離しを図るプライムラインを差し切った強い内容。

昇級初戦でも通用しそう。

①デンコウリジエール(秋山)

④タガノクリステル(和田)

Win5 東京11R GⅠ ヴィクトリアマイル 考察

先週の振り返りでも書いてますが、レースの格は、牡馬混合戦>牝馬限定戦。

このヴィクトリアマイルはご存知の通り、GⅠとは言え、牝馬限定戦なので、馬の評価は牡馬混合戦を中心にしていきたい。

  • 牡馬混合GⅠ勝ち馬=⑥ソングライン
  • 牡馬混合GⅠ馬券内馬=①ロータスランド、②スターズオンアース、⑫ナムラクレア、⑯ソダシ

実際、ソングラインが勝った安田記念は、前半3ハロン34.7秒、上がりが33.6秒の直線ヨーイドンの典型的な上がりのレースで、クビ差といえ差し切り勝ちしたソングラインは、マイルでこのメンバーなら能力は1番高い。

残りの馬は順番に評価していくが、ロータスランドは、GⅠマイルチャンピオンシップでも、勝ち馬と0.4秒差とそれほど負けていないが、とは言えこのレースもさきほどの安田記念と同様瞬発力勝負のレース。

勝ったセリフォスの上がりタイムは33.0秒。その流れで先行して負けたソダシであり、ロータスランドは完全に切れ負けしているので、ここでは評価を下げたい。

残りは、スターズオンアースとナムラクレア。

ナムラクレアは古馬と戦い出して1200m戦ばかり使われて、ここでの評価は低いが、ずっと牡馬と戦って、結果を残している馬なので、牝馬限定戦になると評価せざるを得ない。

最後に使ったマイル戦が桜花賞。スターズオンアースと着差0.1秒差の3着。

展開一つでどうにでもなりそうな…とも思えるが、この桜花賞、1着から18着までの着差が、1.4秒差であり、勝ち馬と0.2秒差までに9頭が入る大激戦。

つまりこのレースも直線ヨーイドンの瞬発力勝負のレース。

ここを差し切ったスターズオンアースも強いのは間違いない。

距離は前走の大阪杯を見ても、2000Mから2400Mくらいがベストだが、あの時の鬼脚は、このメンバーでも一番、あっさり勝っても驚きません。

ただ、この瞬発力勝負のレースと言うのは距離適性より、瞬発力、キレの勝負になるので、本番のレースの流れ次第で、距離適性がものをいう可能性も否定できません。

ベストマイラー=ソングライン

鬼脚=スターズオンアース

能力=ナムラクレア

という評価になるのでしょうか?

ただ、スターズオンアースはここ2戦出遅れているので、瞬発力勝負になると、出遅れで致命的な位置取りになる可能性もあります。

30点台勝負をしている都合上、ここは2頭に絞らないといけないので、以下とします。

(結論)

⑥ソングライン(戸崎)

⑫ナムラクレア(浜中)

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