牝馬マイル女王決定戦、ヴィクトリアマイルの最終のトライアルレースとなるGⅢ福島牝馬ステークスが、4月22日(土)に福島競馬場で開催されます。
このレースの1着馬に、ヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられます。
過去10年のデータから見える傾向、有力馬の考察、最終結論として買い目まで予想してまいります。
馬券の参考に。
因みに昨年の福島牝馬ステークスは、勝馬であるアナザーリリックを単勝勝負して的中させてます。
今年も当てていきます!。
福島牝馬ステークス 過去10年のデータから見える傾向
過去10年の勝馬のデータから見ていきます。
単勝人気からみると、1番人気が1頭、3番人気が4頭、4番人気、5番人気が1頭ずつ、7番人気が2頭、15番人気が1頭と、上位人気は別定重賞の割にかなり頼りない。
過去10年の単勝1番人気馬の勝鞍は1つのみで、かなり頼りない。
前走を見ると、中山牝馬ステークス組が7頭、愛知杯が2頭、小倉大賞典が1頭と、重賞から特に、牝馬限定レースからの出走組が中心。
過去10年の勝馬の前走は、中山牝馬ステークス組が7頭、愛知杯が2頭と牝馬限定重賞が中心。
前走着順に目を移すと、1着が1頭、2着が1頭、3着が2頭であり、2桁着順からの巻き返しもあるので、着順にはあまりこだわる必要は無いようです
勝馬については前走着順にこだわる必要なし。
勝馬の格については、この福島牝馬ステークスが初重賞という馬は、6頭も居るので、そこは考慮しなくて大丈夫でしょう。
勝馬の内、重賞非勝利の馬が6頭なので、馬の格は考慮しなくてOK。
では、馬券内の馬に広げてみていきますと、
単勝人気は1番人気は6頭、2番人気は2頭、3番人気は5頭と、上位人気は馬券内に絡む率が高いですし、単勝1番人気から3番人気までの馬が一頭も馬券に絡まなかったことはここ10年ありません。
馬券を買う場合は、単勝1番人気から3番人気までの馬を1頭軸馬に据える。
ただし、反面、10番人気以下の馬も、8頭(26.6%)も絡んでおり、かなり人気薄の馬も突っ込んできます。
前走を見ると、中山牝馬ステークス組が13頭(43.3%)、愛知杯が3頭(10%)、ターコイズステークス、京都牝馬ステークス、阪神牝馬ステークス組が各1頭と、牝馬限定重賞が中心です。
反面、条件クラスからは4頭のみで、着順も1着2回(2頭とも単勝2番人気)、6着1回、11着1回でした。
馬券を考える上で、前走牝馬重賞組から考え、条件クラスは人気している昇り馬以外は軽視して大丈夫。
最後に配当を見ていきますと、馬連万馬券が2回、3連複は10万馬券が2回(内1回は60万円馬券)、3連単は10万馬券が4回と、200万円馬券も飛び出しています。
穴党の方にもオススメのレースですね。
福島牝馬ステークス 有力馬考察
①スライリー(丹内)
5走前東京芝1800Mオープンクラスを道中後方から捲り直線先頭に立つも後続に差され勝馬と着差0.4秒差、その後4走は凡走。
②ステラリア(団野)
5走前GⅠ秋華賞を勝馬と0.5秒差、GⅠエリザベス女王杯を勝馬と0.3秒差、GⅡ金鯱賞を勝馬と1.2秒差、GⅠ大阪杯を勝馬と0.6秒差、GⅢ新潟大賞典を勝馬と0.3秒差、およそ1年の長期休養明け
④エリカヴィータ(富田)
5走前GⅡフローラステークス勝ち、GⅠオークスを勝馬と1.1秒差、GⅠ秋華賞を勝馬と0.9秒差、GⅢターコイズステークスを勝馬と0.3秒差、GⅢ愛知杯を大敗。
⑦ミスニューヨーク(加藤)
5走前GⅢ中京記念を勝馬と0.3秒差、GⅢオータムハンデを勝馬と0.1秒差、GⅢターコイズステークス勝ち、GⅢ京都牝馬ステークスを勝馬と0.6秒差、GⅢダービー卿チャレンジトロフィーを勝馬と0.5秒差。
⑧ジネストラ(三浦)
5走前札幌芝1500M2勝クラス勝ち、3走前東京芝1600M3勝クラス、前崩れの展開を逃げて勝馬と着差無し、前走中山芝1600M3勝クラス勝ち。
⑨ビックリボン(西村)
5走前中京芝2000M1勝クラスを道中後方から捲り勝ち、中京芝2000M2勝クラス勝ち、2走前阪神芝2000M3勝クラス勝ち、前走小倉芝2000Mオープンクラス前崩れの展開を後方から捲り勝馬と0.5秒差。
⑪クリノプレミアム(柴田善)
5走前GⅢオータムハンデ勝馬と0.1秒差、GⅡアイルランドトロフィーを勝馬と0.6秒差、GⅠエリザベス女王杯を凡走、GⅢ中山金杯を勝馬と着差無し、GⅢ中山牝馬ステークスを勝馬と0.7秒差。
⑫ウインピクシス(松岡)
5走前、中山芝1800M1勝クラス勝ち、3走前福島芝1800M2勝クラス、2走前小倉芝1800M3勝クラスを連勝、GⅢ中山牝馬ステークスを勝馬と0.9秒差。
⑬ストーリア(横山武)
5走前新潟芝1800M2勝クラス勝ち、GⅠ秋華賞を勝馬と0.4秒差、阪神芝1800M3勝クラスを勝馬と着差0.1秒差、前走GⅢ中山牝馬ステークスを勝馬と0.2秒差。
福島牝馬ステークス 最終結論
では馬番が若い馬から見ていきます。
スライリー、オークスでも後方から捲って来た馬で印象に残ってますが、1800Mでも道中掛かって前係の競馬になるので、距離短縮のレースを使うと面白いかも、ここではスルーで。
ステラリアはここでは、実績最上位。牡馬混合のGⅠ、GⅡでは見劣りしますが、GⅢでは勝馬と着差0.3秒差、長期休養明けは割引で。
エリカヴィータは前走が重馬場でノーカウント、中山競馬場で開催のターコイズステークスを勝馬と0.3秒差、小回りコースは得意そうだが、牝馬限定戦ばかりを選んでいて、GⅡ勝馬も、実力は無いのかも?。
ミスニューヨークは牡馬混合重賞でもそこそこ走る実力馬、中山を得意とするので、小回りコースの福島は合うが鞍上が、昨年わずか1勝、今年は0勝で軸にはし辛い…と思ったがデムーロの前の鞍上は主に加藤騎手なので、勝ちは無いが馬券内はありそう、この人気なら。
ジネストラは人気集めています、逃げ、先行馬でマイルばかりを使われ、200M距離延長は有利には働かないと思います。
ビックリボンは、ここ5走で3勝の昇り馬、前走も内容ある競馬で、ここでも通用しそうだが過剰人気に思える。
クリノプレミアムは、牡馬混合重賞でも勝ち負けできる実力馬、昨年のこのレース、着差無しの2着、中山を得意とするので小回りコースもこなし、先行脚質なので、軸に最適か?
ウインピクシスは、ここ5走で3勝の上り馬だが、前走はスローで逃げて残れないのは力が足りないか?
最後にストーリア、前走の中山牝馬ステークスでは軸馬に取り上げた馬で2着、しかし3勝クラスを勝ちきれず、前走から斤量が+3kgあり、過剰人気しているように思えます。
牡馬混合重賞でも差の無い競馬をするこの2頭で行きます。
(最終結論)
⑦ミスニューヨーク(加藤)
⑪クリノプレミアム(柴田善)
ワイド⑦-⑪
3連複、⑦-⑪二頭軸で②④
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