平安ステークス2021事前予想

レース概要＆注目・人気馬を紹介

5月22日土曜日、中京競馬場で行われる4歳上オープンクラスGⅢ平安ステークスの事前予想を行います

現時点での登録は、20頭です

レース名を見てお分かりの通り普段は京都競馬場で開催されますが、今年は改修工事のため中京競馬場のダート1900Mで争われます

なので、今迄のデータは、なかなか通用しないレースかも知れません

メンバーを見渡すとダート重賞を勝っているのは、オーベルニュ、ケンシンコウ、サンライズソア、スワーブアラミスの4頭、しかし近走の成績とメンバー構成を見るとオープン、重賞3連勝後、G1フェブラリーステークスを惨敗したオーベルニュが人気の中心になりそう

あと出走できるか賞金微妙ですが、現在条件戦を連勝している上り馬ヴェルテックス、ドスハーツ、地方重賞で好成績を残しているマルシュロレーヌあたりが人気しそうです

その馬達以外は単に馬柱を眺めてみても、差の無さそうなメンバー構成です

では、当ブログでお伝えしている「レース展開の不利があった強い馬」の視点で選んだ軸馬候補を順にご紹介します

レース展開での不利があったが内容のあった勝馬とのタイム差が1.2秒以内の馬の内、次の4パターンの馬のことを言います

これらの馬達が人気馬だけでなく、人気薄でも馬券になってます

先週の京王杯スプリングカップの2着カイザーミノル、ヴィクトリアマイルの2着馬ランブリングアレーなど多数の穴馬を輩出しています

アルドーレ　Mパターン

昨年2020年7月18日阪神ダート1800Mで行われた4歳上オープンクラスのジュライステークスで後方から向う正面でスルスル先頭へ直線もそのまま粘り勝馬と0.3秒差3着のレース内容を評価しました

この他、昨年2020年6月6日に東京ダート2100Mで行われた4歳上オープンクラスのスレイプニルステークスでもスローペースのレースで最速の上がりを使い勝馬と0.4秒差5着のレースもSパターンとして評価できます

オーベルニュ　Hパターン

今年の東海ステークス、不良馬場で先行馬総崩れの展開で先行して勝ち切ったレースを評価しました

サクラアリュール　Mパターン

昨年のシリウスステークス、後方から道中まくり4コーナー2番手そのまま粘り込んだレース内容を評価

今年の5月2日新潟ダート1800Mで行われた吾妻小富士ステークス道中後方から4コーナーで4番手までまくり直線そのまま押し切ったレースを評価

さて、上から順に距離実績、コース実績などを見ながら、軸馬を決めたいと思います

まず、アルドーレはダート1800Mが【3.2.1.4】1900Mから2000Mが【1.0.0.1】中京コースが【1.0.0.1】で良いのですが、重賞での成績となるとマーチステークスが勝馬と1秒差の12着、シリウスステークスが同じく0.6秒差の6着、アンタレスステークス1秒差の5着と奮いません

次は、オーベルニュはダート1800Mが【6.2.0.4】1900Mから2000Mはレース経験無し、中京コースは、【2.0.0.0】と抜群です

また重賞は前述の通り東海ステークスを勝ち、GⅠフェブラリーステークスをカフェファラオから2.1秒差の13着、ここは力負けですが、このメンツでは際立ちます

サクラアリュールは、ダート1800Mは【2.2.3.10】と奮いませんが、1900Mから2000Mが【1.2.1.0】と複勝率100％、中京コース【0.1.1.3】その内、前述の通り、後のGⅠ馬カフェファラオの2着有り

重賞は大井で行われたJBCクラシック、クリソベリルから1.8秒差8着、名古屋グランプリは、勝ち馬から2秒差6着と大舞台では歯が立たない印象

最後のサトノギャロスはダート1800M【1.0.2.1】1900M以上は未経験、中京は初コースながらも東京、新潟を得意とするので問題は無さそうです

重賞はレパードステークスをハヤヤッコから0.3秒差5着と差がありません

こうやってトータルで見ると、オーベルニュ、面白そうなのは、まだ底を見せてないサトノギャロスでしょうか？

当ブログをよくご覧の方はご存知でしょうが、人気馬選んだら、穴馬が来るという嫌なパターン続いているので、人気薄は抑えたいですね

3連単、3連複を買う方はこの4頭抑えておいて損は無いですよ