ダービー、オークスが終わり実績馬にとってはここから秋の成長に向けてじっくり休養の夏ですが、敢えなく春のクラシック路線に乗れなかったり結果が出なかった馬たちが菊花賞、秋華賞へ出走するための、ステップレース第一弾であるラジオNIKKEI賞
今まで数多くの上り馬がここから秋へ駒を進めて行きましたが、さてこのレースからどの馬がクローズアップされていくのか要注目です
そのラジオNIKKEI賞に出走する16頭を紹介します
出走馬、レースの概要紹介
人気の中心は、皐月賞のトレイアルレースであるスプリングステークスを3着、未だ複勝圏を外していないボーデン、NHKマイルを4着のリッケンバッカー、4走して掲示板を外していないヴァイスメテオールなどです
ただ抜けた実績馬がいない、混戦模様のレースで馬券的には面白いレースになるのでは…と思われます
当ブログでは軸馬選定に「レース展開での不利があった強い馬」という選択基準を設けて選んでおります
まずは、その選定基準の説明をいたします
レース展開での不利があった強い馬とは
レース展開での不利があったが内容のあった勝馬とのタイム差1.2秒以内の馬の内、次の5パターンの馬達のことを言います
- Sパターン スローペースのレースで上がりタイムが1番早い馬
- Hパターン ハイペースのレース且つ1着から5着までの内4頭以上が差し・追い込み馬のレースで逃げ・先行した最先着の馬
- Mパターン 道中まくって4コーナーあたりで先頭近くに立ち後続に差されるも直線粘った馬
- Rパターン 道中何らかの理由で位置取りを下げるが4コーナーの順位より着順を上げた馬
- 前走不利パターン 直線前が詰まった、大きく出遅れたなどレース中に不利があった馬
これらの馬達が人気馬だけでなく、人気薄でも馬券になってます
ここ最近の重賞を振り返っても、GⅡ京王杯スプリングカップの勝馬ラウダシオン、2着カイザーミノル、GⅠヴィクトリアマイルの2着馬ランブリングアレー、3着馬マジックキャッスル、GⅢ平安ステークス勝馬オーベルニュ、GⅠオークス勝馬ユーバーレーベン、GⅡ目黒記念ウインキートス、GⅢ函館スプリントステークス勝馬ビアンフェなど的中させました
軸馬候補① ヴァイスメテオール
ヴァイスメテオール Sパターン
5/8プリンシパルステークス、スローペースの中最速上がり勝馬と0.5秒差4着を評価
軸馬候補② アサマノイタズラ
アサマノイタズラ Mパターン
スプリングステークス、道中中段から、まくり4コーナー2番手から押し切り図るも勝馬とアタマ差2着を評価
軸馬を深堀りしていきます
さて、ここから軸馬候補2頭をじっくり深掘りしてみていきます
まずは、ヴァイスメテオールから見ていきます
前述の通り、4走して未だ掲示板を外していない堅実な馬です
ただ、この馬が戦ってきたレースレベルを確認するのに、前走のダービートライアルプリンシパルステークスを確認していきましょう
勝馬のバジオウはダービーを着差0.8秒差の9着でしたがなかなか見所のあるレース内容で次走以降狙っていきたい馬でもあります
2着のディオスヴァリエンテは、この後1勝クラスを2着と勝ちきれず
3着のタイソウは、3歳のみの1勝クラスを勝ち抜けしました
正直レベルとしてはどうなのか?と思えるメンツだとも言えます
では、アサマノイタズラを見てきましょう
全成績が【1.1.1.2】こちらも堅実タイプですね
こちらもレースレベルを確認して見ましょう
評価したレースとなった皐月賞トライアル、スプリントステークス
勝馬は、ヴィクティファルスは、その後皐月賞が1.5秒差負け、ダービー馬が1.8秒差負けと論外
3着馬はこのレースに出走しているボーデン
4着馬は、イルーシブパンサー、皐月賞1.6秒差負け後、1勝クラスを勝ち上がり、5着馬ヴァイネルピュラは、NHKマイルを1.3秒負け後、このレース出走しています
レースレベルはどちらも大差ないですね
というより、スプリントステークス出走馬から6着馬ワールドリバイバル、8着馬ロードトゥフェイムも出走していて計5頭も出走、スプリントステークスの再戦といってもいいようなレース
その時の3着馬が2着馬より遥かに人気しているのは面白いですね
レースレベルがさほど差がなく、同じ馬が多数出走しているレースで内容もあって再先着のアサマノイタズラを今回の軸馬とさせていただきます
皐月賞もこの馬から買ってましたので、しっかり取り返させてくれればと思います
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