データ予想に全振りしたのが、今年の3月16日の「金鯱賞・スプリングステークス回」からおよそ、3ヶ月半ほどが経過しました。
現行の買える馬データ、消せる馬データを昨年2024年の11月30日回から検証を開始し、36回のWin5が経過したのと、2025年も半分経過しましたので、このデータがどの程度、Win5的中へ有効なのか、そして、的中の精度を上げるためにはどうすれば良いのかを深堀りしていきたいと思います。
買える馬、消せる馬両データについて詳しく知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
Win5買える馬データは、果たしてどのくらいWin5を的中できるのか?
以下に、2024年11月30日回から、2025年6月29日回までのWin5勝ち馬の一覧と買える馬データ、消せる馬データの検証結果をExcelにまとめました。
さすがに、かなりのデータ量で、そのまま当ブログに掲載するのが難しく、スプレッドシートでの掲載も考えましたが、プライバシー情報をさらけ出す形になるので、Excelをダウンロードいただく形をとりました。
お手数ですが、ダウンロードして、ご覧ください。
データの見方①…36回のWin5(該当180頭)
全体を濃いグレーでマークしているのは、消せる馬(14頭)
全体を薄いグレーでマークしているのは、買える馬以外の馬が勝利したレース(21頭)
36回のWin5で、現行ルールで、買える馬データでWin5、消せる馬が0勝の回、つまりデータで的中できた可能性があったのが、13回。
36.1%の確率なのでおよそ、3回に一度はデータ通りに買えれば(当然点数は無視して)的中出来ます。
なお、この的中できなかった回をどうすれば的中させることが出来るのか?についての検証は敢えて行いません。
適当にルールを緩めていくと、ドンドン買えるべき馬が増えていき、「点数が増えていく」、「買うのに迷う」という状態になるのが目に見えているからです。
Win5に限らず、この競馬というゲームを戦う上で全部のレースを的中させようという考えは地獄に足を突っ込んでいるようなものです。
的中率は確かに上昇するかも知れませんが、回収率も同時に落ちていき、資金が苦しくなり続けられなくなります。
私は、30点台でWin5を購入していますので、年に一度20万円台以上の配当を的中できれば、回収率100%超を達成できますので、ガツガツ当てに行かなくても大丈夫なのです。
Win5買える馬データで的中できるWin5の配当帯は?
話を戻しますが、この的中可能性があった、13回でどのくらいの配当帯を的中できたのかというデータは以下の通り。
10万円以下 0回
10万円超100万円以下 5回(6/1、4/20、4/13、2/23、12/8)
100万円超1,000万円以下 6回(5/18、3/2、2/9、12/28、12/22、12/21)
1,000万円超1億円以下 0回
1億円超 2回(2/2、1/19(キャリーオーバー))
「どうせ、堅い配当しか的中できないんでしょ」とお思いの方、驚きの結果でしょ?
なんと、あの的中者0のキャリーオーバー回も買える馬データはWin5達成しております。
手前味噌になりますが、さすが、買える馬データで、単勝10番人気以下勝ち馬の78%を的中させているだけあります。
ただし、個人的には、幾らデータ上的中できているとしても、30点台で億円配当望むなんて大逸れたことは考えておりません。
しかし、このブログを見ている方はWin5に興味が有り、また普段買われている人だと思いますので、資金量にもよりますが、買える馬データでかなりの夢を見ることも出来るのではと思います。
個人的には、帯封欲しいです(笑)。
また、この間の最低配当は226,420円ですので、この的中だけで今年のWin5は回収率100%超え達成です。
しかし、3月9日を期に、データに全振り予想を開始してから、およそ3ヶ月が経過して、個人的にWin5が的中出来ておりません。
これには明確な理由があります。
消せる馬のデータの内、
、 のルールを6月1日を以て緩和したからです。上記に該当する場合でも、
もしくは に該当する場合は勝率が高いので、消せる馬から除外するように変更しました。この規制緩和をしない場合は、5/18、4/20、2/9、2/2、1/19がハズレとなり的中可能性があったのが、8回とかなり厳しくなります。
また以前は消せる馬データの内、
をオープンクラスは、すべて消せる馬としておりましたが、これも6/1からオープンクラス以上は、単勝2番人気以降の馬を消せる馬とするなど緩和しております。というように、現在の運用ルールとなったのが、6月からの1ヶ月だけであり、その6月も的中可能性があったのが、6/1の1回のみ。
これから個人的にも期待したいです。
では、これまでのデータの傾向から、どのようにすれば、より的中に近づくかを考察していきたいと思います。
Win5買える馬データの傾向を深堀りしていきます
過去36回のWin5の勝ち馬180頭の内、買える馬データに1件でも該当したのは、145頭で、全体の80.5%ですが、
複数の買える馬データに合致した馬は、その145頭中、97頭で66.8%。
まずセレクトしたいのが、複数の買える馬に合致する馬。
となります。
ただし、Win5該当5レースで複数の買える馬に合致する馬がすべて勝利したのは12/22の1回のみで、それだけをセレクトしていても的中にはおぼつかない。
1つの買える馬データのみ合致した馬を上手にセレクトできるのかが、的中の鍵になりそうです。
そこで、1つの買える馬データのみ合致した馬をデータにまとめました。
データの見方②
赤でマークしているのは
のみで勝利した場合(3頭)緑でマークしているのは、
のみ(4頭)青でマークしているのは、
のみ(28頭)黄色でマークしているのは、
のみ(2頭)オレンジでマークしているのは、
のみ(15頭)かなり極端な数字になっております。
、 が飛び抜けて勝って、前5走で勝率の高いパターン、注目馬、当コース騎手別成績1-3位は敢えて無視しても良い数字。
この3パターンを買わなかったらどのくらい的中出来なかったのかを見ていくと、6/1、4/20、4/13、2/23、12/21の5回で、的中可能性のある13回中5回減るのは相当厳しい。
しかし、何か1パターンでも買わないと点数を絞り易いので、2/23のみ不的中となる、
のみを無視する方針で行こうと思います。チェック馬及び当コース騎手別成績の的中パターンを深堀りしていく
5つの買える馬データの内、
、 、 、 は、そのデータのみ該当する場合もセレクト候補にすることを決めましたが、この中でも買える馬のエース格にあたる、 、 について、どのような場合に的中が多いのかを見ていきます。まずは、該当期間中のWin5勝ち馬180頭中、110頭にあたる
から見ていきます。の成績【110-82-78-561】勝率13.2%
この勝率だけを、見ると大したことなさそうですが、
以外が、【70-98-103-1566】勝率3.8%ですので、比べてみるとかなり良い数字だと思いますが、 の総数が831頭も居ますので、絞り込みが必要です。他の買える馬データと被る馬たちを除外すると、【28-36-23-241】勝率8.5%となります。

チェック馬のみの単勝人気別成績です。
かなりバラツキがあります。
データ母数が多くないこともありますが、単勝2番、3番人気が突出して勝っていて、通常の単勝人気別勝率と比べても単勝1番人気、4番人気の勝率が低い。
次は
について深堀りしていきます。こちらも
と同じく、 のみの馬だけの成績は以下のとおりです。【15.13.11.172】勝率6.8%
基本的に各レースで3頭しか出現しないので、
よりはかなりデータ母数は少なくなります。単勝人気別成績を出します。

こちらもデータ母数が少ないので極端な数字が出ておりますが、
のときより少し偏りがマシ。単勝3番人気までの勝率が高い。
ここまで調べると、買える馬×買える馬のパターンもチェックしてみたくなりました。
買える馬×買える馬の的中パターンも深堀りしてみる
では、まず買える馬のエース格である
× のデータを見てみましょう。
× の成績が【18-7-7-37】勝率26.1%、同じく が【11-6-7-46】勝率15.7%、同じく が【11-7-8-38】勝率17.2%と今までのデータとも比べてもかなりの高勝率ですし、40勝もしております。
こちらも
× までをまとめて単勝人気別成績を出しました。
単勝1番人気で勝率38.1%、2番人気が26.3%、3番人気が10.7%、4番人気で30.4%と、3番人気は少し頼りないが、単勝4番人気までは、かなりの高勝率です。
× で単勝4番人気までの馬は要チェック。
この買える馬データのエース格の
× に を掛け合わせるとどうなるのか?【20-8-8-41】勝率26%であり、
× を上回ります。
単勝人気別成績を見ると面白い。
単勝4番人気までが、【20-5-4-30】勝率33.8%と高勝率で、5番手以降が未勝利。はっきりしています。
使いやすいデータです。
× × は、単勝4番人気まではセレクトしたい。但し5番人気以降は消し。
他の
×買える馬のパターンを見ていきます。
× との組み合わせです。
、 、 が高勝率。
特に、
が、【5-0-1-6】勝率41.7%とデータ母数もそこそこあり、かなりの高勝率で、ある程度信用が出来る数字で、追っかけたい。× は、必ずセレクトする。
を中心に、買える馬×買える馬パターンを見てきましたが、別の角度で、 × のパターンを見ていきます。
【5-4-9-54】勝率6.5%
無視してはいけませんが、敢えて取り上げる数字でも無いかと考えます。
は、いずれにしろチェックしますので、自ずと取り上げて行くことになるので、プラス査定になる感覚で見ていきます。
そして、買える馬データ最後の
。前走
の成績【30-13-24-140】勝率14.5%2走前
の成績【27-23-17-158】勝率12.0%この内、注目馬単独で勝利した馬は4頭、
との組み合わせで勝利した馬が1頭で、残りの52勝すべてが、 または との組み合わせ。ですので、前述の
× と同じく、 と を中心に見ていくので、プラス査定になる感覚で。但し、前走
×2走前 の成績は、かなり良好です。
【10-5-1-21】勝率27%と狙っていきたいデータ。
前走
×2走前 は必ず買う。一点抜き出来るパターンを考える
Win5を的中させるための鍵と思えるのが、1点抜きのレースを1レースでも作ること。
この1点が2点に増えるだけで、Win5全体の点数が倍になります。
特に私のような30点台で勝負しているような少点数派Win5erにとっては、毎回のWin5で1点抜きは必須になります。
しかし、単勝1倍台の馬でも簡単に負けますので、単にオッズだけでは決められません。
ちなみに、単勝1倍台だけを買っても同じくらいの勝率でしょうか?
参考に過去1年間のWin5の単勝オッズ別の成績を出してみます。
単勝オッズ1.0ー1.4 【2-1-0-3】勝率33.3%
1.5-1.9 【15-8-1-9】勝率45.5%
1.0-1.9 【17-9-1-12】勝率43.5%
よく単勝オッズが1倍台なら1点抜きと考える方居ると思うのですが、その勝率43.5%と同等の勝率であるデータであれば、1点抜き勝負しても良いのではないのでしょうか?
2回から2.5回に1回勝つという計算になります。
この買える馬データで1点抜き出来るパターンを考えていきたいと思います。
今まで見たデータの中で勝率40%台のデータは以下の2パターン。
- × × ×単勝1番人気…41.7%
- × …41.7%
偶然にも同じ勝率です。
そこで、買える馬×買える馬で、これを上回るデータが無いか探しました。
× ×
では、データを紹介しましょう。

頭数も多くないので、該当馬を一覧でお見せします。
インビシブルパパは、GⅢでの3勝クラスからの昇級初戦で単勝2番人気以下で消せる馬に該当しますので、除外すると、これらの馬の成績は【7-1-1-7】勝率46.6%。
「いやあ、そんな丁半博打みたいな確率で1点抜きは出来ません」という方には、上記のパターンに当コース騎手別成績1-3位を重ね合わせることを推奨します。

先程のデータと同じくインビシブルパパは、除外して考えると、5頭中4勝で勝率80%。
データ数少な過ぎますし、毎回のWin5で出現する訳ではないのですが、現状で買える馬、消せる馬データを駆使して、誰にでもオススメすべき1点抜きデータにはなります。
× × × はデータ母数が少ないが、自信を持って1点抜きを推奨出来ます。
消せる馬データも検証します。
5つの消せる馬のデータの内、
、 、 については、「Win5買える馬データで的中できるWin5の配当帯は?」の章でも取り上げた通りに、今年の6月に見直しましたが、残りのデータも見ていきます。をまず見ていきます。
成績は【4-7-14-85】勝率3.6%
勝利した4頭のデータをお見せしますが、買える馬データに3頭合致します。

では、他の消せる馬と同じく、チェック馬、当コース厩舎別成績1-3位に合致したときのデータを見ていきます。
先週Win5勝利騎手の内過去1年間のWin5一桁勝利騎手×チェック馬【1-3-6-30】勝率2.5%
同上×当コース厩舎別成績1-3位【1-0-1-19】勝率4.8%
僅か2勝、そしてこの2頭を除外するために、計49頭を買い目に入れないといけないことを考えるとこのままで充分なのでは無いかと考えます。
ついでに、もう一つの消せる馬の
での勝ち馬も見ておきます。
こちらも勝ち馬は、同じく買える馬データに合致します。
正直、当コース騎手別成績40戦以上で1勝及び未勝利は、最近全くデータ取ってません。
だいたいその辺りの騎手が騎乗する馬は人気薄だったり、消せる馬に多くが該当するので、見なくて良いのかな?と。
消せる馬として、継続させていくかも考えていきます。
今後、この買える馬、消せる馬データを使ってどうWin5を立ち回っていくのか?
2024年11月30日から今年2025年6月29日までの買える馬、消せる馬を振り返っていきましたが、冒頭にも書かせていただいた通りノーマークの馬や消せる馬が勝った場合はデータで勝負しているので、致し方ないのですが、買える馬で来ているのに、買い目に抑えられていないことが、問題です。
30点台で勝負している私にとって、単勝10番人気以降の人気薄の買える馬が突っ込んできて、その馬を買い目で抑えていなくても、これは仕方ないのですが、(予想記事を読んでくださる方へ良い情報を提供出来たという意味で満足ですし、記事やYoutubeの宣伝になります。)人気で勝利した買える馬を抑えていない、これが私にとっての一番の課題です。
そこで、過去36回のWin5を1レースずつある法則を元に、シュミレーションしていきました。
その法則とは、何か?
過去1年間でも、10年間の長期でも、Win5に限らず競馬というゲームは人気順の通りに勝率も順に下がっていく事実から、
単勝人気の上位人気から、買える馬に該当している馬を順に拾っていく
結局ここにぶち当たります。
そして、シュミレーションの結果、今後はこの方針で買っていくことを決めました。
条件戦…3点まで。
、 を中心に買う。
オープンクラス以上…4点まで。
、 、 を中心に買う。
1点抜き条件
× × ×単勝1番人気
×
× ×
抑える条件
×
条件戦までは最高3点。
オープンクラス以上条件戦は、条件戦より荒れ易いので、最高4点までで、厚めに抑える。
当然、各レース3点、4点買えば30点台で収まらないので、買える馬×買える馬の高勝率パターンは1点抜きで勝負する。
各買える馬を具体的にどう買うのかの情報は、そこまで公開してしまうと、私が毎週ブログを書く意味が無くなるので、勘弁してください。
言えるのは、機械的にある一定のパターンで購入すること。
もしかしたら、このパターンを読み込ませたAIがあれば自動で毎週購入できるくらいのものです。
今までも予想をしないと言っておりましたが、完全に予想を辞めるということです。
過去のシュミレーションでは、この買い方で月イチで的中もしくは、リーチまで届きますので、今後私自身も楽しみです。
引き続き、当ブログをWin5的中にご活用ください。
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