「予想をせずゾーンで抑えるWin5」の楽らく競馬です。
競馬の1年の締め括りといえば、やっぱり「有馬記念」
今はホープフルステークスがGⅠに昇格し、その意味合いは少なくなりましたが、とは言え普段馬券を買っている競馬ファンだけでなく、年一で有馬記念だけ買いますというファンも実際多いので、売上は今でもJRAにとっての年間1位のレースですし、
Win5の売上も有馬記念回は突出しております。
Win5毎回6億円余りの売上ですが、
2024年12月22日有馬記念回のWin5売上は10億8,475万円と唯一の10億円超え。
以前の記事でも書きましたが、
Win5の配当=Win5売上×(1-0.3…JRAの控除額)÷的中票数
ですので、売上が多いほど、私達Win5erの取り分も大きい夢のある回。
さて、この有馬記念回どんなWin5だったのか、振り返っていきます。
2024年12月24日(日)Win5の結果…Win1
結果はWin1。
1人気ー4人気ー1人気ー4人気ー5人気と比較的獲りやすい人気の並びだけに悔しい結果。
私がWin5それぞれのレースを堅い(1-4人気迄決着)荒れ(5-8人気迄決着)フラット(1-8人気迄で決着)と区分けしている「前走人気ルール」では
Win1中山9Rグッドラックハンデ…フラット(1人気勝利)的中
Win2京都10RサンタクロースS…堅い(4人気勝利)的中
Win3中山10RオルフェーヴルC…堅い(1人気勝利)的中
Win4京都11RりんくうS…フラット(1人気勝利)的中
Win5中山11R有馬記念…フラット(5人気勝利)的中
フラットが多いので、なかなか難しいと言える回とも言える。
ここから詳しく見ていきます。
Win1 中山9R グッドラックハンデ 勝馬 1人気 スティンガーグラス
私はXでWin5各レースの見解もポストしており、そのポストを元に回顧していきます。
まず、このレース中山の芝2500mで行われるのですが、
過去1年間のWin5で芝コースの2500m以上の1人気の成績は【1.4.1.6】勝率8.3%
とデータの母数が少ないので、信頼性は低いですが低勝率には間違いない数字。
こういう1人気の低勝率のレースは、堅いと思っても1人気1点勝負は避けております。
ここはXのポスト通り、長距離で抜群の勝率を誇るルメール騎手鞍上の1人気スティンガーグラスと、
前走GⅡステイヤーズステークスで捲って差の無い競馬をした2人気サンライズソレイユをセレクト。
ここは見解通り的中。
ここと同じコースで行われる有馬記念は、人気の3歳牡馬の評価は私の中で低かったので、ルメール来るならこのレースとは思ってました。
Win2 京都10R クリスマスステークス 4人気ホウオウプロサンゲ
ここはXのポストの見解に書いた不安がそのまま的中。
1人気ガイアメンテ、常に人気して成績も残している馬。
佐々木大輔騎手、勝ち鞍も伸ばし重賞も勝つ売出し中の若手騎手ですが、美浦所属の騎手でこの京都芝2000m初騎乗でした。
名手ルメール、川田騎手でも不得意なコースあるくらいなので、初騎乗コースというのは馬券買う身からすれば少々不安。
2人気シャザーン。3歳時クラシックでは私も穴馬として注目していた馬。
ただ、成績を見ても分かる通り、切れる脚はあるが差しきれないことが多いし、鞍上の岩田望来騎手はWin5人気すると来ない傾向だったので、ここはその直感を大事にすればよかったと後悔。
このレースをデータで見ると
当コース騎手別成績
1人気ガイアメンテ…佐々木【0.0.0.0】
2人気シャザーン…岩田望来【10.3.1.41】【1位】勝率18.2%
3人気エラトー…西村【3.9.5.25】6.5%
4人気ホウオウプロサンゲ…菱田【1.1.0.7】11.1%
と佐々木騎手以外問題無し。
当コース種牡馬成績
ガイアメンテ…父ドゥラメンテ【4.6.6.34】勝率8.0%
シャザーン…父ロードカナロア【4.1.2.12】21.1%
エラトー…父Saxon Worrier【0.0.0.4】
ホウオウプロサンゲ…父キズナ【12.4.1.50】【1位】17.9%
母数少ないので、信頼性低いがエラトーは、評価さげても良いのでは。
当コース枠番成績
ガイアメンテ…3枠【11.10.13.75】勝率10.1%
シャザーン…7枠【17.10.15.108】11.3%
エラトー…6枠【8.11.14.98】6.1%
ホウオウプロサンゲ…8枠【9.11.13.119】5.9%
エラトー、ホウオウプロサンゲは評価下げ。
ということで、このデータで勝ったホウオウプロサンゲを評価することができませんでした。
唯一の強調できるのが、逃げ馬が1頭のみのスローな展開が予想出来る中、ホウオウプロサンゲが前走が後方から追い込んできたが、逃げられる馬だということ。
Xのポストでは⑥シュタールヴィントのみ逃げ馬としてましたが、ホウオウプロサンゲ抜けてました。
前で競馬できるガイアメンテがスタートで出遅れ後方になったことで、この結果になりましたが、
逃げ馬が1頭のみ、もしくは競り合わない複数の逃げ馬のレースは逃げ馬を買え
でしたね。
Win3 中山10R オルフェーヴルC 勝馬 1人気
Xでのポストを見ると、このレースでは展開を中心として予想を組んでいて、その展開予想が外れるというチグハグなことをしております。
このレースはAという見方、あのレースはBという見方というのをしていると予想がブレますし、結局そのときの勘でしか当たらないので、みなさんは絶対に辞めてくださいね。
通常の馬券であれば、それで大穴馬券を的中させられれば、問題無いのですが、Win5では、そういう一つの根拠だけでは、的中に届かないと考えてます。
Win5はしっかり堅いレースも抑えて、尚且つ、とんでもない馬も的中させないといけないという、多角的に物事を考えないと的中できない馬券種と思っているので、展開で考えるのであれば5レースとも考慮しないといけないわけです。
展開に話を戻しますが、このレースで逃げた⑤ブルトンクールは2走前にも逃げているので、逃げる可能性は大いにあったのですが、Xでの投稿を見ても分かる通り、完全に見逃していましたね。
3頭も逃げる可能性のあるマイルのレースであればハイペース必至なので、1人気ピックアチェリーにお誂え向きの展開になったわけです。
しっかり事前にチェックしないといけません。
当コース騎手別成績
1人気ピックアチェリー…横山武史【17.8.4.63】【1位】勝率18.5%
2人気サロニコス…C・デムーロ【0.2.0.2】
3人気ユキノロイヤル…石橋【6.2.3.36】12.8%
4人気ツルマウタカチ…丸山【0.4.3.44】
これは流石にXでのポスト通り丸山騎手は消せます。
当コース種牡馬別成績
1人気ピックアチェリー…父モーリス【5.1.6.59】勝率7%
2人気サロニコス…父ロードカナロア【9.12.5.67】【1位】9.7%
3人気ユキノロイヤル…父ディーマジェスティ【2.2.1.6】18.2%
4人気ツルマウタカチ…ヤングマンパワー【0.0.0.0】
強調も切るデータも無し
当コース枠番別成績
1人気ピックアチェリー…7枠【15.18.17.221】勝率5.5%
2人気サロニコス…4枠【24.19.8.197】【1位】9.7%
3人気ユキノロイヤル…4枠
4人気ツルマウタカチ…5枠【16.16.22.201】6.3%
こちらも強調も切るデータも無し。
これらのデータで切れるのは、ツルマウタカチだけですね。
Win4 京都11R りんくうステークス 勝馬 4人気 ドンアミティエ
このレースの1人気スターターン。かなり人気していたのですが、Xでのポスト通り、複数の要件で切れる馬でした。
鞍上丹内騎手は、過去10年間遡ってWin51人気【0.2.2.7】と勝ち鞍無し。
過去1年間のWin5で3勝クラス馬がオープンクラスダート戦の昇級初戦成績【2.7.3.29】勝率4.9%
2人気エーティーマクフィーも昇級してから7戦、善戦するのですが勝てない馬。
3人気パラシュラーマの鞍上北村友一騎手、4人気ドンアミティエの鞍上菱田騎手も当コース成績が
北村友【2.1.2.25】勝率6.7%
菱田【0.0.0.13】
良くなく切ったのですが…、勝ったのはドンアミティエ。
13回くらいは、母数としては少なすぎるのでしょう。
詳しくこの13回見てみましたが、この13回の内、4番人気が1回でほぼ10番人気以下。
これでは勝てないですよね。
結構、中身まで見ること多いのに、ここも完全に抜け落ちておりました。
騎手別コース成績を見る時は、人気も確認すること。
展開はハイペースを想定し、実際逃げ・先行勢が壊滅の前崩れの展開でしたが、比較的先行するドンアミティエにとっては苦手な展開だったはずですが、今回は外枠も有り差しに転じて勝利。
ここまで読み切るのは正直むずかしい。
当コース枠番別成績は、詳細省きますが、6.7.8枠が勝率高く有利。
Win5に限らずダートは外枠有利、芝は内枠有利。
しっかり、コースの騎手別成績を確認していれば取れるレースでしたね。
Win5 中山11R 有馬記念 勝馬 5人気 レガレイラ
Win4まで買ったのは
Win1 グッドラックハンデ…1,2人気
Win2 クリスマスステークス…1,2人気
Win3 オルフェーヴルカップ…4人気
Win4 りんくうステークス…5-8人気
私はWin5を買う上でのマイルールで心がけているのは以下の3つ
- 1-4人気までは4レースまで、1レースは必ず5-8人気までの買い目を入れる。
- 1、2人気を買うのは3レースまで。
- 9人気以降の馬は買わない。
これはWin5の人気別勝率を見れば、年間通して出やすい傾向なので、みなさん覚えておいて下さい。
詳細は以下の記事を参考に。
今回はWin4のりんくうステークスを「荒れ」レースと指定し、5-8人気を買いましたが、仮に前述の通り、菱田騎手のコース別成績をしっかり確認していれば、この有馬記念を荒れレースと指定できていたのではと考えています。
有馬記念、1-4人気は以下の馬たち
1人気 アーバンシック
2人気 ダノンデサイル
3人気 ベラジオオペラ
4人気 ジャスティンパレス
3歳牡馬である1,2人気は私の中では低評価。
その理由は以下の通り
2歳GⅠホープフルステークス勝利したのは1人気牝馬のレガレイラ。
しかし、このレガレイラ皐月賞、ダービーは位置取り悪く勝利できなかったが、牝馬限定戦に戻っても勝利できず。そもそも今年の3歳牡馬の能力はどうなのか?
皐月賞は2人気ジャスティンミラノが勝利、このレース直線早め先頭に立ったジャンタルマンタルが同じくGⅠNHKマイルを勝利でここまでは、良いのだが
ダービーは、超スローペースを直線内からすくった好騎乗が光る9人気ダノンデサイル。
この馬フロックでの勝利も考えられ、菊花賞は、ダービー勝馬のジャスティンミラノは不在。
ダービー3着のシンエンペラーはジャパンカップへ出走で3着と不在。(この3着で3歳馬強いという人も居るが、勝ったドゥデュース鞍上の武騎手が勝利インタビューで話していた通り「未勝利戦のペース」と言えるほどの超スローペースを逃げて展開に恵まれた3着)
同じく4着サンライズアース、5着レガレイラが不在。ダノンデサイルもぶっつけのローテーションであまりにも薄いメンバーで勝ったアーバンシックは正直どうなのか?
GⅠって、通常の重賞や平場レースと違い、こういう能力比較がやりやすいので、絞りやすい。
3人気ベラジオオペラも能力は正直どうか?と思ったがXでのポストでも書いているが逃げ馬不在のメンツで前に行ける有利は否定できないので、正直消極的なセレクト。
4人気ジャスティンパレスは切れるデータありました
過去1年間の重賞で前5走馬券内無い馬は、【2.3.7.147】勝率1.2%と交通事故レベルに低い。
なので、このレース「荒れ」指定として5-8人気ベタ買いでも良かったとも考えてます。
勝ったレガレイラ、出走レースでほぼ上がり1位を記録する能力ある馬だが、今まで致命的に出足がつかず位置取りが後ろ過ぎる馬で勝てないだけ。
有馬記念では、逃げ馬ダノンデサイル、番手ベラジオオペラの親子ラインの直後の内枠の絶好の位置につけられればこの馬の能力では勝てるレース。
気性の成長で、前につけられるようになれれば、この馬が2025年のGⅠの中心になる可能性は高いです。
実際、Xで毎週ポストしている私の注目馬にレガレイラはセレクトしていました。
注目馬をどういう基準でセレクトしているのかは以下の記事を参考に。
因みに、この注目馬、このWin5で
Win3 クリスマスステークス ピックアチェリー
Win4 りんくうステークス ドンアミティエ
Win5 有馬記念 レガレイラ
と3レースも的中。
私自身がWin5では自分の予想を極力排除して買おうと決めて、この注目馬を敢えてセレクトしないのですが、前回の2024年12月21日のWin5での5レース目、グレイトフルステークスでの勝馬ヴェルミセル(10人気)もセレクトしていたり、なかなかの精度なのです。
20年ほど前、競馬から一度足を洗う前に数ヶ月間、毎週10万単位で勝ち続けて、「もしかしたら競馬で食っていけるかも」と勘違いさせたほどの注目馬なので、そこそこやってくれるのです。
過去1年間のWin5での注目馬成績
前走での注目馬【48.47.24.226】勝率12.3%
2走前での注目馬【48.37.35.291】勝率11.7%
とそれほど冴えませんが、人気別で見ると
前走での注目馬の人気別成績
1人気【22.12.8.28】勝率31.4%
2人気【9.7,6,21】20.9%
3人気【3.9.5.28】6.7%
4人気【5.4.8.26】11.6%
2走前の注目馬人気別成績
1人気【19.10.6.26】勝率31.1%
2人気【11.7.6.31】20%
3人気【5.6.4.32】10.6%
4人気【4.4.5.29】9.5%
5人気【4.4.1.24】12.1%
とWin5の人気別勝率と比較しても、なかなか優秀な成績なので次週から人気馬は積極的に取り入れようと考えてます。
これら様々なデータを盛り込んで、Win5の各レースの見解をXで投稿しておりますので、X是非登録ください。
中山芝2500mは重賞は有馬記念と日経賞のみ開催の特殊なコースなので、コース別のデータは母数が少なく有用ではないので、省略します。
コース別成績は、母数が多く、極端な結果が出ているものだけを使用する。
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