30点台Win5で100万円は可能~予想をせずゾーンで抑えるWin5~2024年後半バージョン

Win5予想

2022年お正月から、ほぼ欠かさず買っているWin5。

その年の3月に7万円ほどの配当をゲット、しかし、その後全く当たらない日々を送り、このまま普段通り予想をして買っても永遠に当たらないだろうと、一念発起し、「予想をせずゾーンで抑える」という今までに全く無い観点で手法を開発し、その1発目のWin5(今年2024年3月17日スプリングステークス回)を36点で662,790円を的中。

その後も30点台で、Win4を2回達成、(ダービー回と今週のプロキオンS、七夕賞回)。

3ヶ月間あまりで、複数的中に後一歩のところまで来ております。

Win5買っているけど全く当たらないとお思いの方は、ここからかなりの長文になりますが、必ず参考になることがあると思いますので読み進めて頂きますと幸いです。

2024年7月9日修正…一部データに抜けが有りましたので修正いたしました。

予想をせずゾーンで抑えるとは?(Win5をルーレットとして見てみる)

冒頭でも書きました通り、Win5では、自分は予想を捨てました。

予想を捨て何をするのかというと、Win5の出走馬を単勝人気順から順にゾーンで分けて買っていきます。

この説明では、よく分からないと思うので、Win5をルーレットに置き換えて説明していきます。

ルーレットは、円盤の中に数字の0、(00)から36までの枠が入っており、円盤を回転させて、玉を外から入れて、賭けた数字の枠に玉が入れば、的中というルールは、誰でもご存知だと思います。

そのルーレットを、Win5に置き換えると、出走頭数分の数の枠を作り、Win5対象の1レース目から、5レース目まで連続して全て当たらないと的中にはならないというルールになりますよね?

5回連続で当てた方のみが、このルーレットに賭けた資金の7割を手に入れることが出来ます。因みに残り3割は、このカジノを経営しているJRAさんの取り分です。

通常のルーレットの場合は、施行回数を重ねれば重ねるほど、0(00)から36までの数字の的中の確率は、1/37もしくは1/38へ収斂していくのと同じように、Win5に当てはめても、各レースでの的中確率は、1/出走頭数で、5レースの連続的中で始めて的中になる為、各レース毎の1/出走頭数の乗数というように的中確率が、何十万分の1と、まるで太平洋に浮かぶ割り箸を掴むような確率と考えてしまうのですが、それは大きな勘違いです。

競馬は施行回数を重ねれば重ねるほど、1番人気が勝率が一番高く、以降は単勝人気順に勝率が下がっていく。

競馬をする方なら誰でもご存知の、ある意味競馬の中での鉄則、鉄板のセオリーです。

実際に、過去1年間(2023年7月~2024年6月までの57回)のWin5での単勝人気順の勝率を調べてみますと、

単勝1番人気…70回(24.6%)

2番人気…66回(23.2%)

3番人気…32回(11.2%)

4番人気…24回(8.4%)

5番人気…22回(7.7%)

6番人気…18回(6.3%)

7番人気…15回(5.3%)

8番人気…14回(4.9%)

9番人気…6回(2.1%)

10番人気…3回(1.1%)

11番人気以降…15回(5.3%)

となり、

9番人気以降の勝率がガクンと大きく下がります。

※ここから過去1年間のWin5と記載する際はすべて(2023年7月~6月までの57回)のデータとさせていただきます。

これを先程のルーレットに置き換えると、1番人気の枠は全体の24.6%を占める枠、2番人気は全体の23.2%を占める枠と、下位人気になればなるほど、枠の大きさが小さくなっていきます。

最低人気の枠なんて、見えない位の小ささです。まあ、入らないでしょう。

当然、回数を重ねるごとに、大きな面積を占める枠の順番ずつ、つまり単勝人気の高い順に玉が入っていきます。

Win5は施行回数を重ねれば重ねるほど、単勝人気順の勝率に収斂していく。

何かイメージできましたでしょうか?

このようなルーレット5回勝負を毎週JRAさん相手に私達は挑んでいるのです。

でも、私達の多くは、このルーレットの枠の大きさが、人気の順が下がるほど小さくなっていることに、あまり気づいてません。

例えば、今年はWin5で11番人気が、5勝しており、「人気薄だったら11人気を買えば…」なんて思ったりしますが、範囲を広げて調べていくと、今年だけの異常値だということがわかります。

そこで、私はこのWin5ルーレットのルールから、こうすれば長期的には勝てるのでは?という方法を編み出しました。

1番人気の勝率が、24.6%、2番人気の勝率が、23.2%、3番人気と4番人気の勝率の和が、19.6%、5番人気から8番人気まの勝率の和が、24.2%とほぼ、同じ位の勝率になります。

そこで、私は、ルーレットの枠をこういう風に考えることにしました。

1番人気の枠は全体の24.6%を占める枠、2番人気の枠は、全体の23.2%を占める枠、3と4番人気の枠は、同じく19.6%、5-8番人気の枠も、同じく24.2%、9から最低人気の枠も、同じく8.5%というの5つの枠(ゾーン)に分けることにしました。

1番人気と2番人気の枠に賭けるためにはそれぞれチップが1枚、3と4番人気の枠はチップが2枚、5から8番人気の枠には、チップが4枚必要になりますが、この枠に一つずつだけ賭けても的中する確率は、どのレースも勝率が20%前後と、ほぼ同じになるのです。

Win5の各レースの出走馬を以下のゾーンに分け、それぞれのゾーンに賭けていく。

  • 単勝1番人気(1点)⇒Aゾーン
  • 単勝2番人気(1点)⇒Bゾーン
  • 単勝3-4番人気(2点)⇒Cゾーン
  • 単勝5-8番人気(4点)⇒Dゾーン

9番人気から最低人気の枠は、フルゲートの頭数から8を引いた数のチップが必要です。

この枠は的中率はAからDゾーンに比べ圧倒的に低いですが、当たると配当はデカいです。

しかし賭けるチップの数は飛躍的に多くなります。

最終的には、5回連続で当てないといけないと的中にはならないですし、確実に胴元に3割抜かれるので、この枠に長期間張り続けると、破産すると考え、私は賭けないことにしました。

単勝9番人気ー最低人気(出走頭数から8を引いた点数)⇒圏外…賭けません

つまり、Win5を予想せずに、単勝人気順のWin5ルーレットと考えて賭けてます。

眼の前のWin5を当てることを捨て、長期間でプラスになれば良いという考えです。

では、ここからは実際にこの考えで過去1年間のWin5でどれだけ的中し、どれだけの配当を得られる可能性があるのかを検証していきます。

30点台でもWin5で最高4,000万円の配当をゲットできる可能性がある

さきほど、単勝9番人気からの馬は買わないとしましたが、では過去1年間のWin5で単勝1番から8番人気までで決まった回を調べてみます。

過去1年間(2023年7月-2024年6月までの全57回)のWin5で単勝1番人気から8番人気迄で決まった回は、38回(66.6%)

そんな中途半端な人気で決まっても、配当安いのでは?とお思いかも知れませんが、

過去1年間のWin5で単勝1番人気から8番人気迄で決まった回の最高配当は41,136,700円

と、帯封どころか、何と、4,000万円台。

そして、その回(2023年7月16日施行)の勝馬の人気は、1番人気ー8番人気ー3番人気ー5番人気ー1番人気です。

先程のゾーンに当てはめると、1番人気(Aゾーン)ー8番人気(Dゾーン)ー3番人気(Cゾーン)ー5番人気(Dゾーン)ー1番人気(Aゾーン)となります。

これ点数で考えると、Aゾーン(1点)×Dゾーン(4点)×Cゾーン(2点)×Dゾーン(4点)×Aゾーン(1点)=32点で済みます。

30点台でもこんな可能性、夢を秘めているのです。

しかし、「こんなの偶然やろ。たまたまや」とお思いの方も居るかも知れません。

なので、違う観点から、Win5を検証していきます。

過去1年間のWin5で単勝1番人気が1レースも勝たなかった回は、17回(29.8%)

単勝1番人気、つまりAゾーンを買わないと、最初からおよそ70%外れるということです。

また、Aゾーンだけ買うこと、つまり1点抜きレースを作ることが出来るのでWin5を少点数、更に言うと30点台で買うには必須の条件になります。

とは言え、上位人気馬で固めて買うことにもリスクが有ります。

過去1年間のWin5で単勝1番人気と2番人気で3レースまで占めた回数は、26回(45.6%)

しかし、4レース以上占めた回は一気に減って僅か8回(14%)。

その際の最高配当は2023年11月5日回の606,950円ですが、残り1頭は10番人気が飛び込んで来て難易度が高い。

少し人気薄に目を移すと

過去1年間のWin5で単勝5番人気から8番人気までの馬(Dゾーン)が1回以上勝利回は31回(54.3%)

実は、こんなにもDゾーンはWin5で来ているのです。

過去1年間のWin5で単勝1番人気から4番人気までで決まったのは僅か6回(10.5%)。

そのパターンの最高配当は、2024年3月31日回の713,790円。

つまり帯封(100万以上)は穫れません。

この事実は何を意味しているのかと言うと、AからCゾーン、つまり1番人気から4番人気ばかり買っても的中率は低いし、配当も低いということです。

まとめると

Win5では、必ず1番人気(Aゾーン)と5-8番人気(Dゾーン)を1レース以上買え。

そして1番人気(Aゾーン)と2番人気(Bゾーン)は3レースまでに抑える。

ということです。

これ、Aゾーンつまり1番人気1点抜きレースを作ることで、30点台で納めることも可能になることを意味しています。

以下の2パターンの買い方が30点台で考えられます。

  • パターン1…Aゾーン(1点)×Dゾーン(4点)×Cゾーン(2点)×2点×2点=32点
  • パターン2…Aゾーン(1点)×Dゾーン(4点)×Dゾーン(4点)×AOrBゾーン(1点)×2点=32点

※2点は、A+Bゾーン、またはCゾーンを買う

パターン2はかなり難易度高いですが、的中は不可能ではありません。

それぞれのパターンを実際に検証してみましょう。

パターン1は過去1年間のWin5で以下の9回あります。

  • 2023年11月26日 102,610円 1人(A)ー4人(C)ー1人(A)ー8人(D)ー1人(A)
  • 2024年1月14日 457,050円 1人(A)ー4人(C)ー2人(A)ー1人(A)ー5人(D)
  • 2023年8月27日 451,740円 2人(B)ー3人(C)ー5人(D)ー1人(A)ー1人(A)
  • 2024年3月17日 662,790円 1人(A)ー6人(D)ー4人(C)ー2人(B)ー1人(A)的中
  • 2023年12月3日 1,298,580円 1人(A)ー2人(B)ー8人(D)ー1人(A)ー3人(C)
  • 2024年2月25日 1,866,620円 2人(B)ー1人(A)ー3人(C)ー1人(A)ー7人(D)
  • 2023年10月9日 1,732,470円 3人(C)ー1人(A)ー3人(C)ー5人(D)ー2人(B)
  • 2024年6月23日 3,099,600円 2人(B)ー1人(A)ー7人(D)ー2人(B)ー3人(C)
  • 2024年6月2日 7,205,510円 4人(C)ー8人(D)ー3人(C)ー3人(C)ー1人(A)

その内、1回しっかり的中させております。

あと先々週の宝塚記念回(2024年6月23日)も4レース目をデータ無視して買ってしまい、残念ながらWin3。

まずは、このパターンで攻めるのがオススメ。

7桁配当も5回もありますし、700万円配当も見込めます。

2023年11月26日回は、イクイノックスが勝利したジャパンカップの日でそれが配当に影響してかなり安いですが、他は40万円以上の回ばかりで、32点で毎週買っても、1回でも当てれば、余裕で年間勝ち確決定です。

パターン2は、下記8回になります。

  • 2023年12月17日 157,670円 1人(A)ー1人(A)ー5人(D)ー6人(A)ー1人(A)
  • 2023年12月10日 1,861,490円 7人(D)ー6人(D)ー2人(B)ー1人(A)ー3人(C)
  • 2024年4月14日 2,311,190円 1人(A)-8人(D)-2人(B)-5人(D)-2人(B)
  • 2024年1月21日 3,011,590円 5人(D)ー6人(D)ー1人(A)ー2人(B)ー3人(C)
  • 2023年8月20日 3,129,930円 2人(B)ー8人(D)ー5人(D)ー1人(A)-2人(B)
  • 2023年12月24日 6,472,320円 6人(D)ー5人(D)ー1人(A)ー4人(C)-2人(B)
  • 2024年1月8日 7,508,270円 1人(A)-8人(D)ー1人(A)ー3人(C)ー8人(D)
  • 2023年7月16日 41,136,700円 1人(A)ー8人(D)ー3人(C)ー5人(D)ー1人(A)

2024年1月8日回、2023年7月16日回は、1番人気が2回来ているので、かなりのラッキー回でしかも高額配当ですが、それ以外は1番人気以外に、1点抜きを作らないといけないのが難関。

しかし、残り6回の内、4回で2番人気が来ているので、1番人気を切れれば、可能性はあるということ。

年間56回あるWin5の内、パターン1(9回)+パターン2(8回)を含め17回、つまり30.3%も確率もあるので、この手法で買えば、年間に1回くらい当たりそうでしょ?

黄色マーカーをしている2024年4月14日回は5レース目をデータを無視して外しまったのですが、それを除けばWin4。

実際に私も一度当ててますし、この手法で買い始めた今年3月17日以降、この形にハマったのは3回だけでそのうち、2度事実上のWin4達成。

Win5への見方が今までと変わりませんか?

「Win5をルーレットと見立てれば、32点でも100万円超の配当を穫れ、また的中の確率も高いことはわかった。でも、どうやって、馬をセレクトするんや?」と言う声が聞こえて来そうです。

では、ここからは、馬のセレクトの方法をお伝えしていきます。

ここも予想ではなく、単勝人気を基にしたデータで判断していきます。

Win5で単勝1番人気を買うケース、切るケース

データと言うだけで、「なあんや、そんなん当てになれへんわ」とお思いの方。

私も過去はそう思っておりました。

例えば、有馬記念は8番から外の馬は来ないとか、新潟千直は8枠を買えとか…そういうデータを良く見かけます。

そういうデータは過去10年ほどの結果を元にして作られているので、何かしらの確かな根拠が無ければ、通常のルーレットと同じく、施行回数を重ねれば重ねるほど、今までのデータは裏切られて行きます。

でも、先程も取り上げた、単勝人気という、施行回数を重ねれば重ねるほど、結果が収斂されていく鉄板のデータと突き合わせることで、そのデータが活かせるのです。

つまり、単勝1番人気の馬が、通常の勝率(24.6%)を大きく下回るケースを見つければ、確率上切ることが出来ますし、逆に大きく上回れば、1点抜きした方が、良いわけです。

そこで、1番人気の勝率が通常より高いケース、逆に低いケースを順に紹介していきます。


まずは過去1年間のWin5で単勝1番人気の単勝オッズ別の勝率です。

  • 単勝オッズ1.0-1.4…【6.0.0.0】勝率100%
  • 1.5-1.9…【12.5.6.10】36.4%
  • 2.0-2.9…【29.24.13.33】29.3%
  • 3.0-3.9…【15.15.16.46】16.3%
  • 4.0-4.9…【8.5.5.27】17.8%
  • 5.0-5.9…【0.0.3.2】0%

想像通り、単勝オッズが下がるほど勝率も下がっていきます。

単勝オッズ1.0-1.4は、全勝しております。

サンブル数が少ないので、過去2年間で調べてみても

過去2年間のWin5での1番人気馬で単勝オッズが1.0ー1.4の勝率は【14.0.0.0】勝率100%

目を瞑って1点抜き候補にすべき条件です。

また、1.5-1.9は36.4%であり、およそ1/3強の勝率で、「単勝オッズが1倍台だから、ここは1点抜きだ」という安易な考えを持たないほうが良いです。

他の根拠を組み合わせて1点抜きにするのかを考えるべきですね。

また、5.0倍以下の場合ですが、サンプル数が5と少ないので、過去2年間で調べ直してみますと

過去2年間のWin5での単勝1番人気馬で単勝オッズが5.0-5.9の勝率は【0.0.4.6】勝率0%

まあ、目を瞑って切っても問題なさそうです。


次は、Win5過去1年間の単勝1番人気の鞍上の騎手別の勝率を見ていきます

  • 川田…【13.4.4.9】勝率43.3%
  • ルメール…【11.7.2.11】35.5%
  • 戸崎…【4.4.1.7】25.0%
  • 松山…【3.1.2.5】27.3%
  • 横山武…【2.3.2.7】14.3%
  • 岩田望…【1.4.5.4】7.1%

サンブル数が少ないと異常値の可能性もあるので、騎乗数が10以上の騎手に限定してみました。

川田、ルメール両騎手は流石の勝率、1番人気の場合は外せないですね。

横山武、岩田望騎手の勝率がかなり低いのですが、他の騎手との比較もあるので、過去2年間で調べ直してみます。(こちらもサンブル数が10以上で限定、引退騎手は除きます)

  • 川田…【27.10.7.21】勝率41.5%
  • ルメール…【21.8.7.19】38.2%
  • 戸崎…【15.5.2.12】44.1%
  • 松山…【7.4.2.13】26.9%
  • 鮫島克…【5.3.1.9】27.8%
  • 浜中…【5.1.3.1】50%
  • 横山和…【4.5.1.5】26.7%
  • 坂井…【4.3.2.9】22.2%
  • 岩田望…【3.7.5.8】13%
  • デムーロ…【3.5.0.2】30%
  • 武…【3.3.0.5】27.3%
  • 横山武…【2.9.3.15】6.9%
  • 田辺…【2.4.1.6】15.4%
  • 西村…【2.2.2.4】20%
  • 菅原…【2.1.2.5】20%

過去2年間のデータで見ても、岩田望、横山武騎手はかなり勝率が低く、確率で考えると、切るほうが良いですし、田辺騎手もサンブル数が少ないので、切りとは言わなくても危険視しても良い感じです。


次は、調教師×騎手の組み合わせで見ていきます。

こちらも過去1年間ではサンブル数が少なすぎるので、過去2年間で見ていきます。

  • ルメール×木村哲也…【8.2.0.0】勝率80%
  • 川田×中内田充正…【8.0.0.4】勝率66.7%

競馬界でも有名な組み合わせですが、その通りの抜群の勝率。

この組み合わせは、1点抜き対象となります。


この川田、ルメール両騎手は、1番人気になりやすいので、もう少し深堀っていきます。

過去2年間のWin5で川田、ルメール両騎手の単勝1番人気の場合の単勝オッズ別成績。

川田騎手

単勝オッズ1.0-1.4【4.0.0.0】勝率100%

1.5-1.9【10.2.0.3】66.7%

2.0-2.9【10.6.2.7】40%

3.0-3.9【1.2.5.8】6.3%

4.0-4.9【2.0.0.2】50%

5.0-6.9【0.0.0.1】0%

ルメール騎手

1.0-1.4【4.0.0.0】100%

1.5-1.9【5.1.1.3】50%

2.0-2.9【8.6.3.11】28.6%

3.0-3.9【3.1.2.4】30%

4.0-4.9【1.0.1.1】33.3%

なかなかおもしろい結果が出てきました。

ルメール騎手はオッズに関わらず比較的安定した勝率なのですが、川田騎手は、単勝オッズ3.0倍以上に限ると

川田騎手の単勝オッズ3.0倍以上の勝率…【3.2.5.11】14.2%

と危険視しても良いような数字を叩き出しております。


川田、ルメール両騎手の距離別成績も出してみます。

よく言われる「長距離のルメール、逆に長距離では勝てない川田」がどうデータ上で出るかですが、こちらも過去2年間のWin5データで見てみます。

川田騎手

1000M【1.0.0.0】勝率100%

1200M【2.0.0.5】28.6%

1400M【4.1.0.5】40%

1600M【7.1.1.1】70%

1700M【0.1.1.0】0%

1800M【4.4.3.5】25%

2000M【7.1.2.2】58.3%

2200M【1.0.0.0】100%

2400M【1.0.0.1】50%

2500M【0.0.0.2】0%

2600M【0.1.0.0】0%

3000M【0.1.0.0】0%

ルメール騎手

1400M【1.0.0.3】25%

1600M【5.2.3.8】27.8%

1800M【2.3.0.1】33.3%

2000M【9.2.4.3】50%

2100M【0.1.0.1】0%

2200M【2.0.0.2】50%

2400M【1.0.0.1】50%

2500M【1.0.0.1】50%

比較してみてみると、中距離までの川田、平均的に勝つルメールという図式が見えてきます。

こちらもサンブル数が少ないので何とも言えないのですが、

過去2年間のWin5単勝1番人気で川田鞍上の2400M以上の勝率【1.2.0.3】16.6%

と危険視すべき条件であると言えます。

オッズ、距離とも川田騎手は、単勝1番人気馬に騎乗していても、他の根拠とも組み合わせ取捨選択は考えないといけません。


次はみなさんも気になると思う、今回昇級初戦の1番人気馬の勝率を見ていきます。

過去1年間のWin5で

  • 同級の勝率【43.34.32.84】勝率22.3%
  • 昇級の勝率【21.13.9.27】30%
  • 降級の勝率【3.1.1.3】37.5%

意外と昇級馬の勝率が高いのです。

昇級馬を詳しく見ていきます

過去1年間のWin5での1番人気馬の昇級初戦の前走クラス別成績

  • 新馬⇒重賞【2.0.0.1】勝率66.7%
  • 未勝利⇒重賞【0.1.0.1】0%
  • 1勝⇒2勝【3.3.1.5】25%
  • 1勝⇒リステッド【0.0.1.1】0%
  • 1勝⇒GⅢ【0.0.0.2】0%
  • 1勝⇒GⅡ【1.1.0.1】33.3%
  • 2勝⇒3勝【10.1.5.11】37%
  • 2勝⇒リステッド【0.0.0.1】0%
  • 3勝⇒オープン【1.5.0.3】11.1%
  • 3勝⇒リステッド【1.1.1.0】33.3%
  • 3勝⇒GⅢ【3.1.1.1】66.7%

サンプル数が少ないですが傾向として言えるのが、

2歳、3歳馬の新馬⇒重賞及び、古馬の2勝クラスから3勝クラス、3勝からGⅢへの昇級初戦の1番人気馬は信用できる

ということです。

条件戦からオープンの壁は分厚いが、そこを飛び越えて重賞でも1番人気になる馬はそれだけ強いということでしょう。

次は、前走のクラス別での1番人気の勝率を見ていきます。

過去1年間のWin5の単勝1番人気の前走のクラス別成績

  • 新馬…【2.0.0.1】66.7%
  • 未勝利…【0.1.0.1】0%
  • 1勝…【4.4.2.9】21.1%
  • 2勝…【15.5.8.25】28.3%
  • 3勝…【24.11.14.23】33.3%
  • オープン…【1.8.5.8】4.5%
  • リステッド…【3.3.0.9】20%
  • GⅢ…【5.4.5.19】15.2%
  • GⅡ…【8.1.4.9】36.4%
  • GⅠ…【5.11.4.10】16.7%

これはかなり、オカルト的なデータになるのですが、

前走オープンクラス出走の単勝1番人気馬の勝率が圧倒的に低く、2023年2月26日のマーガレットステークスのビッグシーザーの勝利から今年2024年5月19日の韋駄天ステークスのチェイスザドリームの勝利までな・ん・と、29連敗を記録しておりました。

後述しますが、そもそもオープンクラスの単勝1番人気も勝率が低く、またオープンクラスと重賞との壁もあるのが理由なのかと…。

私自身は、このデータで、前走オープンクラス出走の単勝1番人気は即切っておりましたが、みなさんはどう思われるでしょうか?


次は、前走に更に目を向けてみて、前走の距離と今回の距離差について見ていきます。

過去1年間のWin5の単勝1番人気の前走と今回の距離別勝率

  • 同距離…【31.24.28.74】勝率19.7%
  • 距離延長…【12.13.8.19】勝率23.1%
  • 距離短縮…【27.12.7.25】勝率38%

今回距離短縮の勝率はかなり高いので、ここを深堀りしていきます。

過去1年間のWin5の単勝1番人気で、今回距離短縮の場合の脚質別勝率

  • 前走逃げ…【4.2.0.1】勝率57.1%
  • 前走先行…【10.4.5.6】40%
  • 前走中団…【11.5.2.14】34.4%
  • 前走後方…【1.1.0.3】20%

前走、逃げ・先行し今回距離短縮の馬の勝率はかなり高いです。

ダートでは、よりこの傾向が顕著で

過去1年間のWin5の単勝1番人気で今回距離短縮、前走脚質が逃げ・先行の場合の芝・ダ別勝率

  • 芝…【6.6.3.1】勝率37.5%
  • ダート…【6.0.2.1】50%

芝でも勝率高いですが、ダートでは1点抜き案件になります。


脚質に目を向けてみたので、上がりタイムにも着目してみます。

過去1年間のWin5の単勝1番人気での上がり順位別勝率

  • 1位…【28.8.2.5】65.1%
  • 2位…【14.7.7.7】40%
  • 3位…【14.6.9.9】36.8%
  • 4位以下…【14.28.25.14】8.5%

明らかに上がり1位ー3位までの馬と、4位以下の馬との勝率には差がありますので、過去の馬柱を参考に、脚の使える馬をセレクトするのがオススメです。


では、クラス別での1番人気の勝率を見ていきます。

過去1年間のWin5での単勝1番人気のクラス別勝率

  • 2勝クラス…【9.8.5.18】22.5%
  • 3勝クラス…【31.5.17.33】36%
  • オープンクラス…【5.11.5.16】13.5%
  • リステッド…【3.7.8.15】9.1%
  • GⅢ…【9.6.3.21】23.1%
  • GⅡ…【4.8.2.7】19%
  • GⅠ…【9.4.3.8】37.5%

見てわかるのが、3勝クラスとGⅠでの勝率の高さと、オープンクラスとリステッドでの勝率の低さです。

GⅠはダートが2戦しかありませんので、3勝クラス、オープンクラス、リステッドでの芝・ダート別勝率を深堀りします

過去1年間のWin5での単勝1番人気のクラス&芝・ダート別勝率

  • 3勝クラス芝コース…【14.3.11.19】29.6%
  • 3勝クラスダートコース【17.2.6.14】43.6%
  • オープンクラス芝コース【3.3.0.8】22.4%
  • オープンクラスダートコース【2.8.5.8】8.7%
  • リステッド芝コース【2.3.5.13】8.7%
  • リステッドダートコース【1.4.3.2】10%

3勝クラスダートコースでの単勝1番人気は1点抜き案件

オープンクラスダートコース、リステッド芝コースでの単勝1番人気は目を瞑って切って良いと思います。

リステッドのダートコースはサンプル数が10点なので即切るのはどうか?と思います。


では、次に距離別での勝率を挙げていきます。

過去1年間のWin5での単勝1番人気の距離別勝率

  • 芝1000M…【2.0.0.2】勝率50%
  • ダート1150M…【1.0.0.1】50%
  • 芝1200M…【4.5.4.19】12.5%
  • ダート1200M…【5.4.1.8】27.8%
  • 芝1400M【4.1.2.7】28.6%
  • ダート1400M【4.3.4.6】23.5%
  • 芝1600M【10.8.7.11】27.8%
  • ダート1600M【5.0.4.2】45.5%
  • ダート1700M【1.2.2.7】8.3%
  • 芝1800M【8.6.2.12】28.6%
  • ダート1800M【8.8.4.11】25.8%
  • ダート1900M【0.1.0.1】50%
  • 芝2000M【11.2.7.18】28.9%
  • ダート2000M【1.0.0.1】50%
  • ダート2100M【0.2.1.2】0%
  • 芝2200M【1.5.1.3】10%
  • 芝2400M【3.2.1.2】37.5%
  • 芝2500M【1.0.0.3】25%
  • 芝2600M【0.0.0.1】0%
  • 芝3000M【0.0.3.1】0%
  • 芝3200M【1.0.0.0】100%

ダート1600M、つまり東京ダートの1600Mの1番人気は信用でき、芝1200M、ダート1700M、芝の2500M超の長距離戦は、勝率は下がります。

最後に、定量、別定、ハンデ戦などの条件別の勝率を見てまいります。

過去1年間のWin5の単勝1番人気の条件別勝率

  • 別定…【11.18.13.26】勝率16.2%
  • 定量…【34.9.17.41】33.7%
  • ハンデ…【19.13.12.40】22.6%
  • 牝馬限定…【4.8.2.8】18.2%
  • 2歳限定…【3.0.0.2】60%
  • 3歳限定…【3.9.3.12】11.1%
  • 3歳以上…【35.26.24.68】22.9%
  • 4歳以上…【29.14.16.36】30.5%

ここで着目すべきは、ハンデ戦と牝馬限定戦のイメージとは違う1番人気の勝率の高さと、3歳限定戦の勝率の低さになります。


最後にかなり長くなりましたので、まとめます。

過去1年間のWin5単勝1番人気で目を瞑って1点抜きすべき条件は

  • 単勝オッズ1.0-1.4
  • ルメール×木村哲也厩舎、川田×中内田充正厩舎
  • 今回が前走より距離短縮で、前走逃げ・先行し今回ダート戦

過去1年間のWin5単勝1番人気で目を瞑って消しても良いケース

  • 単勝オッズ5倍台超
  • 鞍上横山武史騎手、及び岩田望来騎手
  • 前走オープンクラス出走馬
  • オープンクラスダートコース
  • リステッド芝コース

ここからは、以下の条件が複数重なれば、1点抜き、もしくは消すを選択する。

過去1年間のWin5単勝1番人気で、買う条件として値するのは、

  • 鞍上が川田・ルメール
  • 2歳、3歳重賞の新馬戦からの昇級初戦と2勝クラスから3勝クラス及び、3勝クラスからGⅢへの昇級初戦
  • 今回が前走より距離短縮
  • 東京ダート1600M
  • GⅠレース及び、3勝クラスダートコース

過去1年間のWin5単勝1番人気で消す条件として値するのは、

  • 鞍上川田騎手で、単勝オッズ3.0倍以上、もしくは芝2400m以上のレース
  • 田辺騎手鞍上
  • 3勝からオープンクラスの昇級初戦
  • オープンクラス及びリステッド
  • 芝1200M、ダート1700M、芝2500M超の長距離レース
  • 3歳限定戦

Win5勝馬の75%を占めるパターン…前走データ

先程までは、単勝1番人気の取捨選択のためのデータを掲載していきましたが、では2番人気以降の取捨選択には何のデータを使うのかを説明していきます。

前述の通り、データでも勝馬の多い、そして競馬のセオリーとも言える

逃げ・先行馬もしくは、上がり上位の馬

ですが、どの馬が逃げ・先行し、速い上がりで鋭い決め脚を使えるのかは、レースが始まらないとわかりません。

逃げ馬が出遅れてしまったり、切れ味の有る馬が直線で前が塞がり脚を余して負けるということも競馬を長年やっている人から見たら数多くあること。

そこで、前走で、逃げ・先行もしくは、上がり3位までの脚を使った馬の、今回のレースでの勝率を調べてみました。

すると面白い結果が出てきて

過去1年間のWin5の勝馬の内、前走が逃げ・先行もしくは上がり3位までの脚を使った馬は 216頭で、Win5勝馬の75.7%を占める。

※このデータはTARGET Frontierによる調べで逃げ・先行とは、最終コーナーで4番手までの馬としています。

ことがわかりました。

上記を「前走データ」と名付け、単勝1番人気以降の取捨選択に使っていきます。

75%と聞いて全体の3/4、かなり目の大きな網ですくう、まるで「ザルじゃないか?」と思われるでしょうが、逃げ・先行も出来ない、上がりも使えないという馬は、基本人気がありません。

最後の直線で後方のまま、何も見せ場が無い馬が人気する理由無いですよね?

実際に前走データから漏れた馬 69頭の単勝人気を調べてみると

1番人気…6頭

2番人気…17頭

3番人気…9頭

4番人気…3頭

5番人気…7頭

6番人気…4頭

7番人気…7頭

8番人気…6頭

9番人気以降…10頭

であり、サンプル数が少ないのもありますが、前述の過去1年間のWin5での単勝人気別勝利数を比べると人気順の勝率の傾向がかなり「いびつ」になっており下位人気の割合が多くなってます。

ご承知の通り、私の手法では、9番人気以降の馬は買いませんし、後述しますが、5-8人気の馬達、つまりDゾーンも前走データに合致しない、即買わないということはしません。

よって、この前走データを厳密に適用するのは、単勝1番人気から4番人気までの馬の35頭のみで、Win5全体の勝馬から見た割合は下がります。

また、馬柱を見て他のレースではこの「前走データ」に合致している馬でも前走だけ前走データに合致しない=「凡走」したケースもあります。

そういう馬は人気しますし、勝つケースも多いです。

例えば前走が、長期休養明け、出遅れ、馬場が悪くその馬に向かなかった、適距離を使わなかったなど、その馬本来の走りが出来なかったケースですので確認して、基準を緩めても大丈夫です。

また、前走が海外、地方の場合は、位置取り、上がりのデータがありませんので、その馬は前走データを使用できないので、対象外とします。

前走データ(前走の内容が以下に該当しない場合は消し対象)

※前走が海外、地方の場合は、この前走データの対象外とします。

  • 前走が逃げ・先行(最終コーナー4番手以上)
  • 前走の上がり3位内

また、馬の取捨選択には、これ以外にも、該当コースでの鞍上の騎手の勝利データも併せて見ていきます。

流石に、JRA全競馬場の各コース別騎手勝利データは膨大過ぎてこのブログでは書けませんが、データをどう使うかを説明します。

各コース別騎手勝利データの利用方法

  • サンプル数は10以上のものを使用する
  • 未勝利の場合は、上位人気であっても、黙って消しの対象
  • 勝ち鞍が有る場合は、該当騎手の勝率が、単勝人気での勝率と比較して明らかに低い場合は消しの対象とする

「前走データ」「各コース別騎手勝利データ」の2つを用いて、2番人気以降の馬の取捨選択を行います。

実践する上での注意点

この手法を編み出した時点で書いた前回の記事

では、書けなかった実践するにあたっての注意点を書いて参ります。

どのレースをAからDに当てはめて良いのかわからないと思われる方がほとんどだと思うので、コツをお伝えしますと

どんなにわからないレースだと思っても1レース目から検討する。

過去1年間に限らず過去Win5では1レース目、つまりWin1が一番堅く収まる傾向にあります。

Win5対象5レースの内、単勝1番人気と2番人気の勝率が最も高いのが、Win1。

過去1年間のWin5で、Win1の

単勝1番人気の勝率は28.1%

2番人気の勝率も同じく28.1%

ざっくり言うと、Win1はAゾーンとBゾーンを買えば半分以上の確率で突破できるということです。

人間心理として、Win1で終わるのは面白くないので、多めの点数を張り過ち。

堅く収まる可能性が高いのに、ここで点数を使うのは、配当から考えても勿体ない。

Win5の配当は、売上金額×70%/的中票数。

Win1で、たとえ人気薄が来ても、多くの人が多点張りしているので、配当が安くなる可能性が高いということ。

また、他の人はWin1に点数を回し、Win2以降が手薄になるのに比べ、Win1を絞ることで、Win2以降を多点張り出来るので的中率と配当が有利になる。

当然、データ上で、上位人気が消せるのであれば、C、Dゾーン勝負するのは有りですが、絞ることをお勧めします。

実際私も、Win1を1点抜きが多いですし、的中の確率も高いです。

Win1は一点抜きできる可能性が高いし、点数はできるだけ絞って買う。

その次は、Win5で、G1の場合は、比較的堅めに収まりますので確認しましょう。

Win5は堅めに収まりやすい。特にGⅠの場合。

何度も言いますが、堅い傾向だからといって、データを見ずに買わないこと。しっかり吟味しましょう。


次に、ここまで読まれていての最大の疑問点だと思う、

Win5の投票締め切り時間はWin1のレースの10分前なので、最終の単勝人気順がわからない

ことですが、これについては、為せる対策はありません。

3番人気で買ったつもりが2番人気になっていたり、8番人気が9番人気になっていたり、そんなの日常茶飯事です。

それで当たるというラッキーなこともありますし、特にDゾーンを買う際は運任せの部分が多く占めるので、そこに神経を尖らせる必要は無いと思われます。

そもそもWin5ルーレットですからね。(笑)

しかし、私は、締め切り時間ギリギリまで、人気順は確かめて買うようにはしております。


そして、馬の取捨選択ですが、上位人気、特に1番人気に関しては、

データ上、切る根拠が複数あるときに切る。

ようにしております。

例えば、リステッドのレース(1番人気の勝率9.1%)で、前走データにも当てはまらない場合というような切る根拠が複数あるときです。

Aゾーン(1番人気)、Bゾーン(2番人気)については、ゾーンに馬が1頭しか居りませんので、その馬たちが切り対象になれば、そのゾーンは買いませんが、

Cゾーン(3,4番人気)Dゾーン(5-8番人気)については、どう考えているかと言うと、

Cゾーン(3,4番人気)の内、1頭でも切り対象になる場合は、ぞのゾーンは買わない。

Dゾーン(5-8番人気)については、切り対象については特に考えていない。

Cゾーンについては、1頭が来ないということは、2枠の内1枠が無い、つまりその分的中確率が下がるということなので、1頭でも切り対象になれば買わないようにしています。

上位人気から順に抑えるのが、この手法の基本的な考え方であり、Dゾーンを私が買う場合は、1-4番人気という上位人気が来ないという理由で抑えるわけなので、何が来るかわからないレースという認識です。

つまり、Dゾーンを買うというのは、私にとっては「全通り」を買うのと同じ意味なのです。

だから、Dゾーンで切り対象が何頭というのは意味を為しません。


ここまで読んで下さって、この手法は意味が理解できないし、使わないと決めたあなたにとっても、これだけは絶対に有用なので、守ってほしいことがあります。

Win5で何が来るかわからないレースは、Dゾーン(5-8番人気)をベタ買いしましょう。

資金が有る、無いに限らず、過去のWin5のデータが物語っている通り、このDゾーンを1レースでも抑えなかったら、あなたの買い目は、最初から、45.7%当たらないのと同じですし、帯封(100万円超)の配当も当たりません。

Win5で絶対買わないといけない買い目なのです。

自分でこの手法を始めて、このDゾーンの威力には魅了されております。

自分の予想では絶対買えない馬が1着に来ても、しっかり抑えることが出来ている快感(笑)。

今年の3月17日から始めてまだ3ヶ月程度ですが、これに何度も助けられてます。

逆に、Dゾーンは今回無いガチガチ回だと考えるのであれば、点数を抑えて買うのも有りだと思います。

その場合は4番人気までの馬達、つまりAからCゾーンのみで勝負するので、

Aゾーン(1点)×2点×2点×2点×2点=16点 ※2点は、A+BゾーンもしくはCゾーン

16点で済みます。

良くて3、40万円台、もしかすると5桁台の配当も有り得る買い目なので、32点も買う必要は無いと思います。

32点で例えば、5万円の配当は、投資資金のおよそ15倍、30万円でおよそ100倍程。

3連複や3連単で取れそうな金額じゃないですか?

この辺りの配当を狙うのであれば、わざわざWin5で勝負する必要がないと思うのは私だけでしょうか?

Win5は自分の資金に合わせて、狙う配当帯を決めるべき。

また逆に狙う配当帯に合わせて点数を決めるべき。

と思っております。

30点台(3,000円台の投資資金)で、200万円、300万円の配当(投資資金の1000倍)という他の馬券種ではありえない可能性があるのが、Win5の大きな魅力であり、だからこれだけ当たらなくても買い続けられるのです。

みなさんも普段買われているWin5の金額で、どの配当帯を狙うのが長期的に見て効果的なのかを一度振り返ることをオススメします。

Win5はJRA最難関馬券種であり、1年間くらいの長期間で取り組むのをオススメします。

私は、前述の通り、この手法を始めて最初の回で的中出来ましたが、年間でWin5を数回当てることを目標にしております。

実際にこの3ヶ月ほどで、4回チャンスが訪れて、1回的中し、事実上のWin4が2回と、年間複数回的中は可能性大と感じておりますが、とはいえ、当たり前のように、全くかすらないことも多々あります。

※冒頭に取り上げたWin4の今年のダービー回は、1人気ー2人気ー1人気ー6人気ー9人気となりこのルールから外れた回なのでここではカウントしません。しかしダービーで2着のジャスティンミラノを持っていたので、本当残念な回でした。

また、今週のプロキオンS、七夕賞回は、6人気ー1人気ー1人気ー1人気ー2人気となり、この回もルールから外れているのでカウントしません。

でも精神的に参ったり、Win5を買うのをやめようと思うことはありません。

Win5を1年間1回しか当たらないことを想定して、精神的と資金的な準備をして欲しいということ。

負けても資金的にも、精神的にも痛い金額で勝負しないこと。

だから私は3,000円台で毎週勝負しております。

この痛くない金額は、人それぞれですので、ご自分の許容範囲できる金額で勝負しましょう。

最後まで読んでくださったみなさまへ

ここまでこの手法を実践する上での注意点を述べていきましたが、ここからは私自身が、ここまでこの手法を実践してきて感じたメリットを書いていきます。

  • 予想に時間を要しない
  • 的中確率が格段と上がった
  • 自信を持ってWin5を買い続けられる

この手法を実践するまで、Win5の予想にかなりの時間を要していました。

以前は土曜日の夜中から、Win5の締め切り時間ギリギリくらいまで時間をかけることもありましたが、それほど時間をかけて予想して当たらないのは、精神的に参りますよね。

今では日曜日の正午くらいから馬柱をチェックしても間に合うくらい位になりました。

予想にかける時間は1時間から2時間程度ですね。

そして、かける時間が少なくなって、今までに無いくらい、的中に近づいているのが精神的にも楽です。

以前Xのフォロワーさんに向けてアンケートをしたことがあり

Win5買う点数を増やしても当たる気がしない…の項目に票が入っていた

ことに少し衝撃を受けたことがありました。

もし、本当にそう感じてWin5を買っておられるなら、こんなシンドいことは無いでしょう。

買い続ければ、どこかで当たるという安心感が無ければ継続出来ないと思います。

今までのいつ当たるかわからない自分の予想ベースでは無く、6桁後半から7桁の配当を狙い、年間的中確率30%ゾーンを買い続け、更にデータ上勝率の高い馬を買い続けているという安心感を持てるのは、素晴らしい。

この手法は、まとめると

  • 6桁(10万円台)後半から7桁(100万円台)の配当が期待できる
  • 年間的中確率30%ゾーンを
  • データ上勝率の高い馬を32点で買い続ける

というWin5ルーレットの美味しいところを狙い撃ち、年間勝ち確を目指すもの。

私にとってはタイパもコスパも勝率も高い、最高の手法です。

1年間で一度でも的中すれば、余裕の年間勝ち確決定ですからね。

どんなギャンブル(競馬、株式、FX、麻雀、パチンコ、ポーカー…etc)での勝ち組の方が口を揃えて言うのが

長期的に勝ち続けるのは、優位性のあるものに賭け続けること

JRA最難関馬券種であっても優位性を見いだせたことに、自分自身に感謝したいと思います。

最後になりますが、この記事を見て、何か参考になって、Win5的中することがあれば、是非お教えいただきたいです。

「予想は一番の競馬の醍醐味だから予想は捨てたくないけど、出目の部分だけでも使ってみよう」だけでも良いです。

私もこうやって記事を書いて参考にしていただけるのは、本当に嬉しいですし、今後の励みになります。


Xでは、毎日Win5や競馬に関するデータや、注目馬などをポストしております。

土曜日も午後の5レースをセレクトしてWin5をやってみたり、日曜日はWin5の5レースのデータを披露して、買い目もXでポストしておりますので、実践の方法がわかるのはXだけ。この手法に興味を持たれた方は是非フォローをお勧めします。

以前は当ブログでWin5の予想及び、回顧記事を書いておりましたが、記事を書いても、各レースの記事は時間が経てば賞味期限が切れ、見て頂けないためブログでの更新は辞め、X上のみで行っておりますので、実践する際の参考になると思います。

私のXです。Win5erさんと繋がる目的でXやってます。遠慮なく絡んで来てください。

コメント