Win5予想(キーンランドカップ・新潟2歳ステークス)23/08/27

Win5予想

今週は、札幌では、サマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドカップ、新潟では2歳馬のマイル重賞である新潟2歳ステークスが開催されます。

また、ワールドオールスタージョッキーズが開催の為、外人騎手が札幌競馬場に駆けつけますので、今までと違う乗り方で思わぬ展開のもつれから荒れることも予想されますし、

比較的堅く収まる条件戦が1レースだけで他がオープンクラス以上の設定で、一筋縄では行かない回と考えて楽しみに予想してまいります。

当ブログではWin5を前走比較・データ・騎手のファクターで30点代の少点数に絞り込んで予想しております。

Win5erの方だけでなく、単勝派の皆さまの参考になれば幸いです。

今週のWin5のポイント

  • 今週も札幌・新潟・小倉の3場開催。
  • 先週のWin5勝利騎手(吉田豊、黛、団野、丸田)は評価を下げる(※Win5年間勝利数が1桁の騎手の2週連続勝利の確率は低い)。
  • 今週のレース設定はGⅢ(芝2レース)オープン(芝2レース)2勝クラス(ダート1レース)で荒れ模様の予感。
  • 鞍上外人騎手の馬は要注意。
  • 今週の組み合わせ数は548,352点。

Win1 札幌10R 2勝クラス WASJ第3戦 考察

今年の夏競馬(6/1-8/20)に行われる3歳上条件の2勝クラスでの3歳馬の勝率は、5割超なので、まずは3歳馬からチェック。

このメンバーで唯一の3歳馬ナチュラルハイ、前走は不良馬場で前が早くなり前崩れの展開を追い込んでのもの。展開が向いたと考えられ軽視します。

古馬の中では、イーサンバーニング、フォーワンセルフが有力馬と考えらますが、いずれも後ろからの馬であり、ローカルダートコースを考えると差し損ねも十分に考えられる。

なので、ここで唯一の逃げ馬であるネイリッカを抜粋。

牝馬限定でありますが、1勝クラスでこの札幌ダ1700を逃げて圧勝の経験もあります。

(結論)

④ネイリッカ(宮川)

Win2 新潟11R オープンクラス 朱鷺ステークス 考察

このレース、有力馬は多いです。

3歳馬で前走GⅢ葵ステークス2着馬のルガル、昨年のこのレースの覇者でありGⅡスワンステークスⅡ着馬のルプリュフォール、昇級初戦が勝馬と0.2差のサーマルウインド、前走このレースと同じコースの条件戦を勝利、3歳時にリステッド勝ちのアルーリングウェイ、前走リステッド3着でここ3走上がりも速いテンハッピーローズ、GⅡフィリーズレビュー勝ちシングザットソング。

じゃあ、どう絞るのか?

このレース、短距離戦ですが、逃げ馬不在。

新潟芝1400Mは、内回りコースであり、逃げ・先行有利。

このメンバーで逃げそうなのは、サーマルウインド。

そして、番手つけそうなのが、ルガル。

前走の葵ステークス、テンの3ハロンが33.9、上がりが33.2のスピード競馬で、勝ったのは逃げたモズメイメイで直線で、後1ハロンあれば、差しきれそうな脚を見せ、正しくそのままの距離延長のレースであり、セレクト。

ルプリュフォールの昨年の朱鷺ステークスは、前崩れの展開での勝利で軽視。

テンハッピーローズも、今日も展開向きそうに無いですし、オープン入後、7戦で勝ち星無しで軽視したい。

シングザットソング、フィリーズレビューの内容が秀逸。テンの3ハロンが33.2、上がりが35.8の前崩れの展開を、先行勢を前にして外外回りながら抜け出し勝利。

休み明けの成績もいいので、このメンツなら。展開も向きそう。

アルーリングウェイは前走の内容は秀逸、新潟芝1400が向いてそうな感もあるが、ここまでは点数のこともあり手を広げられない。

(結論)

⑤ルガル(角田大河)

⑨サーマルウインド(北村宏司)

⑮シングザットソング(吉田隼人)

Win3 小倉11R オープンクラス 小倉日経オープン 考察

馬柱をパッと見て、買いたい(勝てそうな)馬が居ない難解なメンバー。

地力上位のカレンシュトラウスが、1年以上の長期休養明け。

この馬を除くと、オープン勝ち馬が不在のパッとしないメンバー。

昨年は、逃げたレッドベルオーブが勝利したが、これと言った逃げ馬も存在しない。

最初は全通りも有りと考えたレースだが、点数と他のレースを考慮するとそういう訳にも行かない。

ノルカソルカ、ソリタリオが逃げ馬候補か?

この2頭はセレクト。

ソリタリオはここ3戦ダートを使われ惨敗でスルーされそうだが、芝のリステッド先行して差の無い競馬。このメンバーであれば怖い。

消し馬を考える。

ヴィゴーレ。ダート馬でまだ条件馬、流石にこれは来ないでしょ。来たら仕方なし。

ワールドリバイバル、1年以上の休養明け、地力あるが、ノーザン生産馬でも無いので、ここは消し。

カントル、1800Mはいかにも距離不足に思えるし、鞍上が先週勝ちの団野。ここは消し。

ラセットは、ずっと不調。ここいきなり勝たれたら仕方なし。切り。

タガノパッション、条件馬が2番人気。それがこのレースのメンバー構成を物語ってます。

3勝クラスも勝ちきれないのに、ここで、この人気は買えません。切り。

グラティアスも、このメンバーであれば…と考えてしまいますが、と言っても、京成杯以来勝ち星が無し、敢えて選ぶ必要無し。

トップオブメジャーもいきなりの距離延長で、逃げそうな雰囲気ですが、じゃあ勝てるのかと言えば買えません。消し。

では、ここからはセレクトする馬を。

シュヴァリエローズ、前走の関越ステークス3着で人気しておりますが、テンの3ハロン34.4、上がりが33.9の上がりの競馬、そこを33.4の脚で突っ込んで来たのは評価できますが、小倉の1800でその競馬ができるかは疑問だが、入れておきます。

ヴィクティファルスは、重賞、リステッドと格上レースばかり使われて惨敗続きも、リステッドでは差の無い競馬、ローカルのオープン特別。ここは怖い。

(結論)

③ヴィクティファルス(荻野)

⑥シュヴァリエローズ(藤岡康太)

⑦ノルカソルカ(川須)

⑪ソリタリオ(斎藤)

Win4 札幌11R GⅢ キーンランドカップ 考察

このレースも逃げ馬不在なのです。

典型的な差し馬、追い込み馬は消し対象。

GⅠでも実績のあるナランフレグ、前走追い込んで勝利したキミワクイーン、前崩れの展開なのでここは消し。

ウィンマーベルは追い込み馬では無いが、古馬重賞で勝鞍無しで消し。

トウシンマカオは、前走が案外で、ここでも、評価はできない。

そう考えると、休み明け叩きの1戦であってもGⅢホルダーのナムラクレアをまずはセレクト。

前有利の展開が考えられるので、前走見どころのあった、ジュビリーヘッドをセレクト。

前述しましたが、前走の函館スプリントステークスはテンの3ハロンが33.0、上がりが35.2かかる前崩れの展開で、そこを先行して直線抜け出し、勝てたと思えたレース内容は秀逸。

もう一頭は、シュバルツカイザー。

こちらは前走のしらかばステークスが、開幕週のスピード競馬でここを33.3の上がりで差し切ったのは強い。ここでも。

(結論)

⑨ジュビリーヘッド(西村)

⑭ナムラクレア(浜中)

⑯シュバルツカイザー(モレイラ)

Win5 新潟11R GⅢ 新潟2歳ステークス 考察

2歳戦は普段馬券買わないですし、馬柱の情報も薄いので、まずは過去の傾向から勝馬を絞っていきたいと思います。

夏競馬に行われる2歳重賞の勝馬というのは、早熟のイメージが有りますが、この新潟2歳ステークスの過去10年間を振り返ると勝馬の中からは、あの名牝ハープスター、NHKマイルで大穴を開けたケイデンスコール、昨年のマイルチャンピオンシップの勝馬セリフォスなど、意外と言ったら失礼ですが、後のGⅠ・古馬重賞勝ち馬を輩出する位置づけのレースであり、比較的人気馬が勝つレースとなっております。

実際、過去10年間の勝馬の単勝人気は、1番人気が4勝、2番人気1勝、3番人気4勝、4番人気1勝と荒れない重賞です。

牡馬が6勝、牝馬4勝とほぼ拮抗。

前走を見ると、新潟開催のレースが5頭であり、すべての馬が左回りコースで新馬戦、未勝利戦を勝ち、上がりタイムも1位の馬が8頭で、すべての馬が上がり3位までの馬。

レースの距離は、1600Mが8頭、1400Mが2頭という内容です。

(過去10年の勝馬)

  • 単勝1番人気から3番人気までが9勝と荒れない。
  • 前走は、すべて新馬・未勝利戦勝利馬で、左回りコース、上がりタイムが上位3位まで、距離は1400M~1600M

この条件に当てはまるのは、

エンヤラヴフェイス、ルージュスタニング、ショウナンマヌエラ、ジューンテイク、クリーンエア、アスコリピチェーノの計6頭。

2歳戦は、前述の通りチェックしてませんが、芝レースで出世する馬は、ほぼどの馬もスローペースで最速上がりを記録する馬ということを常日頃各レースをチェックしていて見える傾向。

すっと前につけられて、直線抜け出す器用なタイプより、切れる脚を持つ馬の方が後々クラシック、古馬重賞で活躍します。

それは、GⅠでもメインと言えるレースが東京競馬場で設定されているからでもあるでしょう。

実際、この重賞が新潟外回りマイルという設定になっているからこそ、ここの勝馬がGⅠで活躍する意味だと思います。

そう考えると、切れる脚を使える追って味のある馬をセレクトしたい。

上がり33秒台を前走記録しているのは、外枠のクリーンエアとアスコリピチェーノの2頭。

その2頭の内、クリーンエアの前走の映像を見ましたが、直線内枠で出しどころがなく、一旦後ろに下げ外に出して、直線半ばから追い出して差し切った内容が秀逸。

あの不利が無ければ、圧勝していたと考えられます。

(結論)

⑪クリーンエア(大野)

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