さて、春のグランプリ、宝塚記念が、阪神競馬場芝2200Mを舞台として行われます。
「そうそうたるメンバーが揃い、ワクワクしますねえ」と言いたいのですが、一頭羽の生えている世界ランクNo.1の馬が出走してきますので、どんな勝ち方をするかは楽しみですけど、馬券としては面白くない。
でもWin5で考えると1点抜きのレースが1つ出来て嬉しいです(笑)。
さて、今週も前走比較、データ、騎手買いを駆使してWin5少点数(30点台)予想をしてまいります。
ご参考に。
まずは、先週のWin5の結果と振り返りとなります。
先週のWin5の結果と振り返り
人気の和=8
配当=49,270円
久しぶりの堅い決着に。
私の周りのWin5erさんもたくさん当てられておりました。
的中されたみなさん、おめでとうございます。
さて、私の結果は以下の通り。
久しぶりの燦々たる結果に…。
先週の予想記事で、今までのWin5で一番難解な回と、何か変な事書いていましたからねえ(笑)。
さて、こんな回こそ、しっかり振り返ってまいります。
Win1灘ステークス、3勝クラス阪神ダート1800M戦でした。
結果2番人気のトウセツ勝利しましたが、今までのレースが差し損ねばかりのレースでこの人気では買いたくない馬であり、実際かなり展開が向いたレースとなっての勝利だったので、私にすれば仕方ない結果だと考えてます。
ただ、言えるのは、Win1からWin3までの条件クラスのレースですが、コース実績に偏った予想になってしまったのは、反省しております。
Win2は多摩川ステークス、荒れる東京芝1400M戦と息巻いておりましたが、結果は断然1番人気、ルメール騎乗のエターナルタイムが勝利。
当初は強い馬と認識してましたので、買い目に入れる予定をしておりましたが、前日までの馬場傾向を見て外側が伸びると判断し、1枠のこの馬を軽視したのが原因。
普段、馬場傾向なんて気にしないのに、急に予想の根拠に取り入れると、予想が崩れます。
気をつけましょう。
普段の予想に新たな要素を加えると、予想が崩れてくるので、時間をかけてその要素に基づく予想精度が正しいのかを検証する必要がある。
Win3のUHB杯は、シュバルツカイザーが勝利。
私がクラス別成績で切った馬が勝利しました。
3勝クラス8戦目での勝利。
条件戦の今回のWin1からWin2までのレースで、人気した馬達でも、このクラス別成績という基準で切れたのは正解。
因みに、
前5走で一回も馬券内に来ない馬がWin5で勝利する確率は10%程度。
は、私自身で検証したデータ。
もう少し、クラス別成績については、検証して参ります。
条件クラスは、勝ち抜けで昇級していきますので、長期間勝ちきれない馬、その中でも特に人気している馬をWin5でセレクトするというのは、買い目も無駄なので、このデータは極めて行きたいと考えてます。
Win4はマーメイドステークス。
順当な結果でした。
そもそも、最初はビックリボン、ウインマイティーの2頭セレクトで行こうと考えたのですが、
前回のWin5の買い目当初は、
1頭×4頭×3頭×2頭×1頭の計24点だったので、このレース1頭追加しても普段の30点台に収まると考えて気になったハギノメーテルを追加しました。
馬券も面白がって、ハギノメーテルの単勝と、ワイド1点買ったのですが、その相手に選んだのは、ビックリボン。
そう、自分の中で、実力馬2頭の内、どちらかと選んだら、ビックリボンだったのですね。
ここは広げるより、逆に絞れたレースだなと反省です。
Win5はユニコーンステークス。
勝ったのは、このメンツで唯一のリステッド勝ちである1番人気、ペリエールの勝利。
いつも格上馬は必ず買い目に入れるのに、今回に限っては入れていない…。
格上馬は、必ず買い目には入れる。
さきほどのWin4での買い目同様、絞るところと広げるところのセレクトミス。
今週はこの辺りを気をつけて、買い目絞ってまいります。
今週のWin5のポイント
- 先週のWin5勝利騎手である藤岡康・ルメール・池添・西村騎手は評価を下げる。(※年間Win5勝利数が一桁の騎手の2週連続勝利の可能性は低い)
- Win5トップリーディング騎手(川田・戸崎・松山)は要注意。
- 今週も東京・阪神・函館の3場開催。
- GⅠ(芝)、リステッド2レース(各芝・ダ)、3勝クラス2レース(2レースともダ)の構成
- 今週の組み合わせ数は 848,640通り。
Win1 東京10R 3勝クラス 甲州街道ステークス 考察
私独自データなのですが、昨年1年間のWin5レースでの前5走成績(つまり普段見ている競馬新聞などの馬柱に記載の成績)をチェックしており、面白いデータが揃い出しました。
これに関してはまとめて、6月のWin5終了してブログ記事にしますが、先出しで発表しておきますが、
過去1年間、条件戦に限り、前5走の内、馬券内(地方競馬は除く)に一度も来ていない馬がWin5で勝ったのは2頭のみ。その内、1頭は、重賞を1度使っていたので、実質は1頭だけ。
このレース、前5走の内、馬券内に来ていないのは、
②スペロデア、④シャチ、⑦スズカレデヤ、⑫シャンブル、⑭クラーベドラドが該当し、消し。
条件戦に限り、前5走の内、昇級前の成績が馬券内4回ある馬の勝率は、20.2%と高確率。
これに該当するのは、⑬ヴァーンフリートを抜粋。
もう1頭セレクトしたいのは、⑯ワールドタキオン
1勝クラス福島ダート1700M、2勝クラス新潟1800M戦を連勝。レース内容も、楽々先行して直線千切る王者の競馬。3連勝もある。
(結論)
⑬ヴァーンフリート(石川)
⑯ワールドタキオン(斎藤)
Win2 阪神10R 3勝クラス 花のみちステークス 考察
このレース、前5走馬券内が無いのが、③エターナリー、④メモリーエフェクト、⑧トーセンアラン、⑮ワイドカント
そして、前5走の内、昇級前の成績馬券内4回あるのが、⑯マニバトラ。
この馬は、3歳馬でもあるので、古馬に比べ斤量がマイナス3キロであり、この時期では外せないパターンの馬。
このレース人気は、マニバトラ以外は、⑥ラヴケリー、⑪モズリッキーだが、
ラヴケリーは、確かに3️⃣2️⃣2️⃣3️⃣と昇級後、馬券内継続中、しかし中身を見ると、2走前が勝ち馬と0.1秒差の僅差で、それ以外のレースは、0.5秒開いているので、善戦マンぽい馬で軽視。
モズリッキーは、4️⃣2️⃣2️⃣と安定した成績だが、昇級前から5戦連続阪神ダ1400mばかり使われている。
つまり、同条件で、4回勝てない馬、この人気では買いづらい。
ここで抜擢はスプラウティング。
Twitterで、レースを見て、内容のある競馬をした馬をピックアップしています。
(結論)
⑬スプラウティング(幸)
⑯マニバトラ(武)
Win3 函館11R リステッド 大沼ステークス 考察
オープンクラス以上は、前5走成績で馬券内無しというのは、全く当てになりません。
その理由も、Win5まとめ記事に書きますので、お楽しみに。
ここ数年のこの条件のレースを見てみましたが、ローカルダート競馬特有の逃げ・先行馬天国。
そして、このレース人気しているのが、ハセドン、メイショウユズルハなどの差し、追い込み勢。
まず、ここ楽逃げできそうな、⑩ペプチドナイル。
前走、東京ダ2100Mブリリアントステークス、逃げて勝ち馬と1秒差の大敗。
しかし、400Mの距離短縮と、展開利でここは抜粋。
もう1頭は②ブラッディーキッド。
函館ダ1700M戦、1勝クラスから3勝クラスまで3連勝。札幌で行われるGⅢエルムステークスも、先行して勝ち馬と0.2秒差。小回りダートは適正あり、休養明けでも。
(結論)
②ブラッディーキッド(水口)
⑩ペプチドナイル(富田)
Win4 東京11R リステッド パラダイスステークス 考察
非常に荒れやすい、東京芝1400M戦。ここに4頭配置します。
ここで、もう1件、前5走のデータを披露します。
オープンクラス3歳以上(GⅠ除く)の過去1年間のWin5で、前5走の内、格上レースで馬券内が1回でもある馬の勝率は、13.2%で高勝率。
それに該当するのは、4走前GⅡデイリー杯2歳ステークス勝ちの⑤オールパルフェ。
古馬別定重賞であれば、いきなり3歳馬が勝ち負けできる確率はかなり低いが、リステッドのハンデ戦なので、ここでは抜擢します。
オープンクラス3歳以上(GⅠ除く)の過去1年間のWin5で、前5走の内、格下レースで馬券内が4回ある馬の勝率は、12.7%で高勝率。
これに該当するのは、⑨サーマルウインド。
格上GⅡニュージーランドトロフィーを除けば、4戦連続連対の、連勝馬。ここも勢いで。
あとは、順番に抜粋していきますね。
⑦レイモンドバローズ、4走前に3勝クラス東京芝1400M勝ち、このレースがスローペースを最速上がりで差し切り勝ちの好内容、その後格上のGⅡスワンステークス、リステッド、そして条件の合わないダート戦で大敗後、GⅡ京王杯スプリングカップを勝ち馬と0.3秒差と好走。
この条件、この相手なら。
⑬メイショウチタン、芝1400M戦で時折穴を開ける馬。
5走前リステッド東京芝1400Mオーロカップ、勝ち馬のウインカーネリアンに逃げて着差無し。ここ4走の大敗は重賞、ダート戦と格上と条件合わずノーカウント、今回逃げられれば面白い。
(結論)
⑤オールパルフェ(大野)
⑦レイモンドバローズ(石橋)
⑨サーマルウインド(北村)
⑬メイショウチタン(吉田豊)
Win5 阪神11R GⅠ 宝塚記念 考察
さて、冒頭に、イクイノックス1頭抜きと書かせていただいているので結論は出ておりますが、そこに至った経緯を書かせていただきます。
GⅠの芝のレース形態、ほとんどのレースが1ハロン(400M)の倍数の距離ばかりのレース。
よく言う根幹距離のレースで、非根幹距離の芝GⅠは、グランプリレースである宝塚記念、有馬記念と菊花賞、エリザベス女王杯のみ。
これかなり面白いデータなので紹介しますが、過去10年の宝塚記念勝ち馬を並べていくと
2022タイトルホルダー(2021菊花賞)
2020、2021クロノジェネシス(2020有馬記念)
2019リスグラシュー(2018エリザベス女王杯、2019有馬記念)
2018ミッキーロケット(他GⅠ勝ち無し)
2017サトノクラウン(他GⅠ勝ち無いが、2016&2017GⅡ京都記念(2200m))
2016マリアライト(2015エリザベス女王杯)
2015ラブリーデイ(2015天皇賞秋)
2013&2014ゴールドシップ(2012皐月賞、菊花賞、有馬記念、2015天皇賞春)
と、ミッキーロケット、ラブリーデイ以外は、非根幹距離GⅠ、もしくはGⅡに良績が集中しています。
これを今回のメンツで見てみると、
イクイノックス(2022有馬記念勝ち)
ジェラルディーナ(2022エリザベス女王杯勝ち)
アスクビクターモア(2022菊花賞勝ち)
の3頭が該当し、有馬記念でイクイノックスとジェラルディーナは完全に勝負付済んでますし、イクイノックスとアスクビクターモアを比べたらダービーでの瞬発力の差を見せられ、ここ2走が凡走。
まあ、イクイノックスが負ける要素が考えられないです。
(結論)
⑤イクイノックス(ルメール)
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