2023年4半期(1月-3月)のWin5データからわかる傾向と対策

馬券力をアップさせる豆知識

Win5のデータから傾向と対策を考える記事の第2弾です。

2023年早くも3月、つまり4半期を終えましたので、今年の傾向としてまとめました。

Win5リーディングでいつも上位を占めている福永騎手が2月末を持って惜しまれて引退されましたので、その座を誰が担うのかもポイントになっていきます。

人気、騎手などのデータで見ていきますので、Win5また馬券の参考にしてください。

Win5 単勝人気から見たデータと傾向

競馬データソフトTargetを使うと、以下のように簡単に集計できます。

今年2023年1月から3月までのWin5の開催は、14件。

単勝1番人気から見ていくと、3頭以上来たレースが3回(21.4%)、2頭以上来たのが、7回(50%)1頭以上は12回(87.5%)もあります。

逆に1頭も来なかったのが2回(14.3%)。

この時の配当は822,240円と38,485,560円。比較的安い配当と、私のような30点台で狙っている場合には無理な配当なので、1番人気を一頭も入れないというのは確率と配当を考えても損ですね。

これは昨年1年間のデータと然程変わりません。例年これくらいの確率ということですね。

Win5の買い目に単勝1番人気は、1頭から2頭は入れる。

因みにですが、1番人気が4頭来たのは昨年で1回のみ。5頭とも1番人気が占めたのは0回。

配当も極端に安いので、こういう買い目はよしましょう。

人気を順に見ていくと、1番人気から4番人気までの馬が2頭入る確率は100%、3頭が85.7%、4頭が71.4%となっており、上位人気を中心に選ぶことが重要です。

配当面でも1番人気から4番人気までの馬で3頭を占めているときでも、13,169,410円、70,530円、18,041,510円と相手次第でかなりの配当が出ております。

上位人気(単勝1番人気から4番人気まで)の馬を中心に考える。

逆に下位人気を考えると、単勝11番人気以下の馬が来たのは、3回のみ(21.4%)。

この確率はかなり高いように思えるのですが、昨年1年間での回数は6回(10.7%)のみ。確率で考えても、今後9ヶ月で11番人気以降の馬が来る確率はかなり低いでしょうから、自分で余程自信のある穴馬以外は、単勝11番人気以降は軽視するのが有効と思われます。

単勝11番人気以降の馬は軽視する。

Win5 人気の和から見たデータと傾向

ここで言う「人気の和」と言うのは、Win5での勝馬の単勝人気の合計のことです。

例えば、5番人気、1番人気、3番人気、1番人気、10番人気とすれば、5+1+3+1+10=20となります。

Win5を語る上で欠かせないデータとなっております。

2023年1月から3月までのWin5の人気の和は以下の通りとなります。

1位:2回(9、11、20)

2位:1回(7、10、12、14、15、22、29、30)

対して、昨年1年間のWin5の人気の和は、このとおりです。

1位:6回(17)

2位:5回(18)

3位:4回(9,11,22)

6位:3回(12,23,25)

10位:2回(7,8,10,13,14,16,20,21,24,30)

昨年と比べていくと、29、30が既に出ており、確率で考えると、それほど大荒れは今後、ないように思えます。

あと、堅めの決着も多いので、この3ヶ月は、堅い、荒れる極端な決着が多いように見えます。

去年のデータの傾向を見ていくと、年間回数が56のWin5で、人気の和が17、18で11回とおよそ20%の確率。

16から18で区切ると、13回で、23.2%と1/4弱の確率で、配当は100万円超が10回もあり、最安でも60万円台で、取り頃の配当です。

実際、16から18の和となると、前述の通り、かなり可能性の高い、1番人気から4番人気の馬でも組み合わせで達成できる数字でも有り、極端な人気薄を選ばなくても良いので可能性も大いにあります。

ただ、この3ヶ月に関しては、16から18の人気の和で一度も決まっていないので、残り9ヶ月この可能性に賭けたいですね。

人気の和は16-18までが狙い目。

Win5 騎手から見たデータと傾向

2023年1月から3月までのWin5リーディングを出してみました。

1位 6勝 川田騎手

2位 4勝 横山和・ムルザバエフ・イーガン騎手

5位 3勝 松山・戸崎・西村・浜中・幸・岩田望・ルメール騎手

12位 2勝 福永・横山武・岩田康・武・横山武・坂井騎手

下記は、昨年2022年の1年間のWin5リーディングデータです。

1位 17勝 戸崎騎手

2位 15勝 川田騎手

3位 12勝 松山、福永騎手

5位 11勝 浜中騎手

6位 10勝 鮫島騎手

7位 9勝 池添、横山和、田辺騎手

10位 8勝 ルメール、岩田康、武騎手

去年1年間のデータと3月までのデータを比較すると、

川田騎手の成績が圧倒的で、戸崎、松山騎手は、順調で、西村・幸・岩田望騎手が台頭してきています。

あと、短期免許の外人騎手が短期間で4勝ずつ。良く馬7:騎手3とか言われてますが、その割合は、馬3:騎手7と思えるくらいの圧倒的な成績を収めてます。

今後も短期免許の外人騎手は要マーク。

後は気になる2週連続勝利のチェックですが、

2週連続勝利:1回(イーガン・浜中・岩田望・松山・川田騎手)

であり、この3ヶ月で3勝以上している騎手のみに起こっております。

年間を通しても同様であり

Win5年間勝利数が10に満たない騎手の2週連続勝利の確率はかなり低い。

です。

1日に2勝した騎手も

1日に2勝以上した騎手:2勝(イーガン・川田騎手)

と、更にレアになってきます。

昨年は

1日に2勝以上した騎手:3勝(戸崎)

2勝(池添(2回)、福永、浜中、川田、松山、田辺(各1回))

と年間二桁近く勝てる騎手でないと、達成不可能な数字です。

1日に2勝以上する騎手は、Win5で年間二桁近く勝てる騎手のみ可能性あり。

冒頭に申し上げましたが、例年Win5リーディングで上位に居た福永騎手のジョッキー引退に伴い、その勝ち星がどの騎手に行くのかは、今後要注目です。

Win5 近5走の着順から見たデータと傾向

私は、毎レース、近5走(馬柱内)の着順で馬券内(1着から3着)までのデータを取っております。

2023年1月から3月までのWin5の勝馬で、近5走(馬柱内)の着順で1度も馬券内(1着から3着)に来ていない馬は、わずか1頭のみでした。

昨年は7月からデータ採取を開始して、上記の条件の馬は、計6頭(計29回)でした。

それぞれの単勝人気は7番人気(2回)16番人気、5番人気、4番人気、11番人気と、人気薄の馬ばかりで、データとしても軽視して良い内容と思われます。

近5走(馬柱内)の着順の内、馬券内(1着から3着)が一度も無い馬は軽視する。

Twitterでは、平場のレースの予想も掲載しております。

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