Win5 1年間のデータを検証してわかった傾向と対策

馬券力をアップさせる豆知識

2022年1月から毎週Win5を購入して、当たったのは2022年3月22日の、配当72,230円の一回のみ。

何も考えずに、漠然と買い続けても、なかなか高配当のWin5にたどり着け無さそうなので、直近1年間のWin5のデータを調べてみて傾向を調べ対策を考えてみました。

みなさんのWin5の予想にお役に立てれば光栄です。参考にしてください。

Win5 単勝人気から見た傾向と対策

2022年1月9日から、2023年1月5日までの57レースのデータをJRA-VANのTARGETで集計してみました。

まず、気になるのは、単勝人気順にどういう目が出ているのか?です。

1番人気から見ていくと、

Win5の5レースの勝馬の内、単勝1番人気が5頭だったレースは0回。

4頭は、1回のみ。(因みにこのレースの配当は、29,040円)

3頭以上は、9回(全57レースなので、占める割合は16.1%)

2頭以上は、25回(44.6%)

1頭以上は、47回(83.9%)

0頭は、9回(16.1%)

通常の馬券を買うのも、1番人気の取捨選択は重要になりますが、確率と配当で考えると、単勝1番人気を3から5頭選ぶのは、ナンセンス。

また、全く選ばないのも、億近くの配当を狙って多点買いできる資金力をお持ちの方は別として、毎週コツコツ買い続けて、なおかつ、100万円台から1,000万円台までの一番多いゾーンを狙う場合は、辞めた方が良い。

オススメは、1番人気を1頭から2頭選び、そこは一点抜きすることで、他の荒れそうなレースに点数を配分できることが出来ます。

Win5の5レースの内、単勝1番人気から4番人気までの馬が来た回数を調べると

5頭…15回(26.8%)

4頭以上…25回(44.6%)

3頭以上…49回(87.5%)

2頭以上…55回(98.2%)

1頭以上…55回(98.2%)

0頭…1回(1.8%)※配当は、45,313,190円。

いくら億近い配当を狙おうと思って、人気薄ばっかりセレクトしても、年に1度しか当たるチャンスはありません。

これも普段の競馬の考え方と同じになりますが、やはり1番人気から4番人気までの馬から考えるのが良策と言えます。ただし、5頭とも選ぶのも配当と確率を考えてもナンセンスであり、後ほど5番人気以降の傾向も見てくのですが、先に結論から申し上げると、1番人気から4番人気の馬までを3頭まで選ぶのが、確率からしてベストと思えます。

因みに、単勝1番人気から3番人気までの馬で5頭を占めたのは、3回(5.4%)※配当は、53,450円、180,610円、225,360円、305,190円、398,430円です。

以外と良い配当とも思えますが、1番人気から3番人気まですべて買うと24,300円で、毎回買うと年間で赤字確定です。

また、逆に人気薄を見ていくと、単勝11番人気以下の馬が勝ったレースは、6回(10.7%)のみであり、更に、1日に11番人気以下の馬が2頭勝ったのは0回。

(余談になりますが、そう考えると、この記事を書いている時点※2023年1月12日で、すでに11番人気以下の馬が2回勝っているので、確率的に考えると、今後年末まで11番人気以降の馬が来る確率はかなり低くなります。)

普段の馬券でも単勝11番人気以下の馬が勝つ確率はかなり低いので、初めからWin5の選定から外すのも有りだと思います。(という私は、普段の馬券は結構11番人気以降の馬買いますけど…。そして意外と回収率が高い)

さて、最後に5番人気から10番人気までの傾向を見ていきます。

5頭…1回(1.8%)

4頭以上…1回(1.8%)

3頭以上…7回(12.5%)

2頭以上…31回(55.4%)

1頭以上…41回(73.2%)

0頭…15回(26.8%)

さきほどの単勝1番人気から4番人気の選択数3頭を補足する理由にもなりますが、単勝5番人気から10番人気を2頭(55.4%)を選ぶのが良いですよね。

Win5 人気の和から見た傾向と対策

人気の和というのは、Win5での5頭の単勝人気の数の合計です。

例えば全て1番人気が来たのであれば、1+1+1+1+1=5。

10番人気ばかりだと10+10+10+10+10=50。

Win5が堅い決着で終わったのか、荒れた決着なのかを図る物差しとして使えるWin5マニアには有名な数値です。

昨年のデータでは最低が7、最高は32です。

1位 17(6回)
2位 18(5回)
3位 9、11、22(4回)
6位 12、23、25(3回)
10位 7、8、10、13、14、16、20、21、24、30(2回)

配当と出現回数のバランスを考えると、人気の和が16-18(計13回、22.8%)その13回の配当は、631,670円~4,209,180円、100万円超は10回です。

各レースを2頭ずつ選択すると計32点で投資額は3,200円、1年間でWin5の開催が57回。年間投資額が、3,200円×57回=182,400円。人気の和の合計を16-18に絞ると、4回に1回弱は当たる計算。

仮に年に1回当たれば、最低配当でも、回収率が200%近く。ベストと思える買い目ではないでしょうか?。

人気の和、16-18を狙うとして、前述の単勝人気の傾向をおさらいすると、

1番人気が1頭出現する確率が、83.9%、2頭出現の確率は、44.6%。

1番人気から4番人気までが3頭以上出現する確率が、87.5%。

5番人気から10番人気までが2頭以上出現する確率が、55.4%。

※10番人気が2頭来たケースはこの1年間で0回、この後10番人気が飛び込んできたケースは、9番人気と10番人気、8番人気と10番人気、7番人気と10番人気がそれぞれ1回ずつだけなので、かなりレアであり、かなり荒れた1日となることがわかる。

単勝1番人気から4番人気までと、5番人気から10番人気までのグループに分け、それぞれのグループから絞って1頭ずつ、計2頭を選んだら、堅い決着の場合と荒れる決着の両方を網羅できるのでは…と思います。

また、前述の単勝1番人気を1頭から2頭を選んだレースは、1点抜きとすれば、他のレースで、3頭もしくは4頭選ぶことが可能となります。

1番人気を2頭セレクトで、残りの3レースを4頭×4頭×2頭で計32点。4頭×3頭×3頭で計36点です。

1頭セレクトの場合は、残りの4レースを3頭×3頭×2頭×2頭で、計36点です。

点数の総計を30点台で抑えると、さきほどの回収率200%は、達成できます。

Win5 騎手から見た傾向と対策

さて、お次は騎手です。

昨年1年間のWin5だけの騎手リーディングを集計してみました。

1位 戸崎18
2位 川田15
3位 松山、福永12
5位 浜中11
6位 鮫島10
7位 池添、横山和、田辺9
10位 ルーメル、岩田康、岩田望、武8

普段の競馬での勝鞍数と違和感を感じませんか?

実際の昨年のリーディングは、

1位 川田 2位 戸崎 3位 横山武 4位 松山 5位 ルメール 6位 岩田望 7位 福永 8位 坂井 9位 吉田隼 10位 鮫島 です。

実際のリーディング3位である横山武騎手は、Win5では19位タイの5勝です。

そしてリーディング13位の池添騎手が、Win5では7位タイ、26位の岩田康騎手が、Win5では10位タイ、27位の浜中騎手が5位です。

この差が穴馬券に繋がっているものと思われます。

また、同一日に同じ騎手がWin5で2勝したのは、

池添(2回)、福永、浜中、川田、松山、田辺(各1回)

3勝は戸崎1回ということで、かなりレアなケース。

また、同一騎手が週を跨いで連勝したのは、戸崎(7回、内5週連続1回)、川田(4回)、鮫島(3回)、M.デムーロ、岩田康、レーン、池添、田辺、福永、ルメール、坂井(各1回)のみ。

あと、騎乗回数が少ない割に、来る確率の高い、短期免許の外人騎手。

まとめると、

Win5では、川田、戸崎、松山、浜中、鮫島を常に要マーク。

以上の騎手は、1日2勝も、更に週跨ぎの連勝も注意する

※福永騎手は今年で引退なので、省きました。

それ以外の騎手は、今週勝てば、翌週は割り引いての評価でOK。

岩田康、池添は重賞では、注意する。(岩田康は昨年重賞で8勝、池添も7勝で、Win5では、岩田康は重賞以外では3勝、池添は重賞以外では、3勝のみ)

Win5 馬の格から見た傾向と対策

「競馬は格」という格言もありますが、普段の競馬でも、私はかなりこの馬の格に注意してみています。

余談ですが、先週のWin5対象レースである、フェアリーSでも、唯一の重賞勝馬であるキタウイングが11番人気で勝ち、中京メインの淀短距離Sでも、前走GⅢ勝馬と0.2秒差のホープフルサインが9番人気で勝ちましたが、フェアリーS、キタウイングと、前走GⅡ勝馬と0.2差のスピードオブライトとのワイドを1点で取らせていただきました!!!。

前5走の内、そのレースで走ったクラスより上のレースで3着以内に入った馬を馬柱で「格上馬」としてチェックしていますが、そのチェックも昨年途中から始めたばかりなので、1年間の傾向は掴めてませんが、Win5で勝つ馬にその格上馬が非常に多いです。

今後も3ヶ月経過する度に、Win5のデータをまとめて記事にしたいと考えておりますので、徐々にオープンにしていきますし、Twitterでは、毎週、Win5の考察、買い目をTweetしておりますので、参考にされたい方は、フォローしてください。

Win5 1年間のデータから見た傾向と対策まとめ

  • 人気の和の16から18を狙う。
  • 単勝1番人気から4番人気までの馬を3レースで選択、5番人気から10番人気の馬を2レースで選択。
  • 単勝1番人気の馬を1レースから2レースで選択。
  • 騎手は戸崎、川田、松山、鮫島、浜中及び、重賞での池添、岩田康を要マーク。短期免許の外人騎手にも注意。これ以外の騎手は、1日で2勝も無いし、2週連続で勝つことも少ない。
  • 格上馬(前5走の内、該当レースより上のクラスで3着までに入った馬)も注意。

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