夏競馬、3歳馬の取捨選択どうする?

馬券力をアップさせる豆知識

夏競馬真っ盛りです。

みなさん、儲けてますか?

夏競馬を制するには、馬券の中心となる3歳馬の取捨選択が鍵となります。

そこで、この記事では、なぜ夏競馬は3歳馬を狙うべきなのか、そしてどういうときに3歳馬を買って、どういうときに注意するのかを解説します。

夏競馬は3歳馬を買わないといけない理由

ご存知の方は多いかと思いますが、夏競馬の馬券予想の中心は3歳馬になります。

その理由は、この時期の3歳馬には斤量の恩恵があるからです。

別定重量で4歳以上の馬と比べて3歳馬は3キロ減というかなり大きな恩恵があります。

更に平場のレースになるとそこに減量騎手を騎乗させると斤量は更に下がるというボーナス特典が!…。

このことは初心者を除く競馬ファンには公然の事実であり、3歳馬というだけで人気になります。

また実際の結果も、今年の6/4-7/10までの開催の1勝、2勝クラスの3歳上条件のレースで、3歳馬の勝率は13.3%、複勝率は36.7%と、他の馬齢の成績(4歳馬は勝率6.6%、複勝率21.9%、5歳馬は勝率5.9%、複勝率20.1%、6歳馬以上はサンプル数が少なく割愛します)とくらべて圧倒的な成績を残しています。

ですので、競馬新聞を開いたら、3歳馬には◯をつけるなどチェックをしっかりして、その馬から予想を考えることをおすすめします。

3歳馬を馬券から取捨選択するときの条件

とは言っても、さきほどの成績のところで紹介したように、闇雲に3歳馬を買っても、勝率は13.3%、複勝率は36.7%となりますので、これでは儲けることはできません。

そこで、3歳馬の馬券から取捨選択するときの条件を考えてみたいと思います。

  1. 1番人気には逆らうな
  2. ハンデ戦はこの限りではない
  3. 昇級初戦、初めての条件のレースは割り引いて考える

まずは、1番人気には逆らうなですが、この時期の1番人気に推された3歳馬の成績ですが、さきほどの今年6/4-7/10までの成績を見ると驚異的です。

勝率34.6%、複勝率は67.3%と、3回に1回は勝利、3回に2回は馬券に絡むという、逆らったらお金にならないといえるほど強い。

なので、1番人気の3歳馬は、まず馬券の中心に考えて予想しましょう。

次に、ハンデ戦については、当たり前ですが、3歳馬だけに斤量の恩恵があるわけでなく、すべての出走馬が横1線に並んでゴールすることを想定してハンディキャッパーが斤量を決めていますので、3歳馬を中心に考える必要はありません。

※ハンデ戦の考え方は、この後、実際のレースの予想を用いてお伝えします。

最後の昇級初戦、初めての条件のレースは割り引いて考えるですが、これは3歳馬だけでなく馬券の予想を考えるときに、ベースとなる考え方です。

これについても、この後、実際のレースの予想を用いてお伝えします。

2022年7月9日(土) 競馬予想結果 振り返り

ここからは私の実際の競馬の予想を振り返りますが、「なあーんだ、つまんねえ」と読むのは辞めないでください。ここから馬券のヒントになることを盛り込んで、書いていきますので最後までお読みください。

私の馬券の根拠と買い目はTwitterで晒してます。ブログは、予想の結果をブログにまとめることで自分でも把握し易いですし、その予想にどのように至ったのかを詳しく書くことで、自分も復習になりますし、ご覧になられている方の参考にもなると思い書いております。

私の買い目を参考にしたいという方はTwitterのフォローをお願いします。

この日は4レース勝負。まずは福島の10R、猪苗代特別から。

私の馬券の買い方については、この記事が詳しいので、御覧ください。

「ワイド1点で穫れるなら2頭軸3連単に挑戦してみれば」

簡単に言うと2頭を選択して◎を勝つ、◯は馬券内が堅いと予想、◎から◯へ流し、3連単2頭軸◎1着固定◯2.3着マルチ馬券です。総流しではなく、紐は限定しています。

◎の選択理由は、展開の不利があった強いレースをした馬の内、人気の盲点になっている馬(具体的に言うと単勝4番人気以下)です。

こちらも詳しくはこの記事から順番に読んで下さい。

このレースの結果は、この通り。

ワイドなら当たってましたね。

だからといって保険馬券は買いません。

2着のレッドラディエンスは3歳馬、なぜ紐から外したのは、このレースが転厩初戦だから。

転厩つまり厩舎が変わった、調教師が変わった最初のレース。まず、こういう場合は勝負気配はありません。だって、その馬のことを良く知らないわけですから、きっちり仕上げることが難しい。

それでも2着に来るということは地力のある証拠。次は中心に考えていきたいと思います。

本命に据えたピノクル、栗東所属馬で小倉の成績も良い、なのにわざわざ、遠い福島まで遠征させているのは、理由があるはず。調教師が勝負している可能性が高い。

このように予想に厩舎の思惑を入れるのも、予想の醍醐味ですね。

次は函館メイン、マリーンステークス

結果はこちら。

消しの2頭がワン・ツー。これはダメダメ予想ですね。

勝ったフルデプスリーダーは、前走、2走前のレース◯評価の馬、その2走惨敗したので消し評価にしていました。まあ実力馬が人気落として美味しい馬券だったわけですね。

穴馬券を取るには、あきらめず追っかける必要があるということですし、実力馬が人気落としたときは、なぜ走らなかったのかを原因がわかり、今回のレースが走る条件であれば積極的に狙わないといけませんね。

このレースは前々の流れで人気薄が1.2着というケースでした。

オメガレインボーは、その流れで良く差してきていると思います。

ディサーニングは距離が長かったのでしょうか?

3レース目は、小倉メイン、マレーシアカップ

結果はこちら。

単勝はバッチリ、ジャスパーウィン。

この馬、1年以上の休養明けですが、きつい調教を施す森厩舎所属。次出てきたら人気になるであろう実力馬なので、買うなら人気の無いここと思っていたのです。

しかし、3歳馬の1番人気であるペプチドヤマトは、馬券内に来ませんでした。

このペプチドヤマト、冒頭の気をつけなければいけない人気の3歳馬の条件である昇級初戦だったのです。

予想が雑でした。5万円台の配当だったので、勿体ない。

最後のレースは福島メイン、阿武隈ステークス、このレースは、本来◎の馬が確実に勝てるとは思えない馬だったので、3連複で。

結果はこちらでした。

大荒れでした。人気薄の行った行ったのレース。

消しにしていたエターナルヴィテス、過去に大きな配当獲らせてもらったことがある馬なのですが、惨敗続きで消しにしました。

荒れるときは、人気薄の行った行ったのケースが本当に多いですね。常に注意が必要です。

結果、7月4日は、4レース中、◎が1着1回、3着1回、◯が1着1回、◎はしっかり1着に入ったときは、馬券は獲りたいです。

◎は単勝4番人気以下の場合でしか勝負しないので、比較的配当が高くなります。

また、保険でワイド買っていれば、福島10R当ててはいますが、保険馬券は買わないことにしております。保険馬券については後述します。

2022年7月10日(日) 馬券予想結果 振り返り

この日は5レース勝負。その内重賞が2レースありました。条件戦と重賞は予想の考え方が異なりますので、その辺りも詳細にお伝えしながら振り返ります。

最初は函館10R 横津岳特別。(Twitterは間違って福島10Rとしています)

結果はこちら。

◎アスティが1着。9番人気で単勝2,980円もついてます。これは明らかに舐められた人気ですね。

このレースハンデ戦で、アスティの前走は定量の福島芝2600M戦。そこで、0.2秒差2着。つまり同じレース条件で、それも別定戦での2着なのですよ。

ハンデ戦は、別定戦、定量戦よりもレースの格としては下に位置づけて良いと思います。

だって、GⅠレースでハンデ戦って無いじゃないですか?(笑)

ということは、このレースの格上のレースを僅差2着なのに、この人気なのです。

完全舐められてますよね。

あと、圧倒的人気の3歳馬フィデルが、最下位でした。

この馬、2歳時、GⅢ京都2歳ステークスを僅差3着、GⅠホープフルステークスを僅差4着と今回昇級初戦だけど、それは形だけ。人気だけど仕方なしと◯評価したのですが、この馬、2000M超のレースは初めての経験。3着の3歳馬シェルビーズアイは、函館芝2600を勝ってこのレースに臨み、2歳時に重賞も経験済だったのでこの馬も形だけの昇級初戦でした。

今回のレース条件に合っていたのは、シェルビーズアイでした。

よーく馬柱見ないといけません…。6万円台の配当逃してしまいました。

2レース目は、函館メイン、五稜郭ステークス。

結果はこちら

このレースは中継見ていて、レインカルナティオが直線途中まで先頭で、思わず声が出ましたが、最後に後方待機していたフィオリキアリが追い込んで1着。

同じ白帽のスタッドリーをシルヴェリオと勘違いしてました(笑)

フィオリキアリなかなか3勝クラス勝ち上がることができませんが、そもそもローズステークス、秋華賞にも出走していた馬で、3勝クラスで馬券内にも入ったことがある馬であり、近走も着順地味ですが、僅差の負けで盲点になっている実力馬でした。

これは改めて書きますが、絶対馬柱見るときは着順でなく着差を見てください。

競馬のオッズは、ほぼ前走の着順で決まります。勝馬と0.2秒差で10着の馬より、1秒差で2着の馬の方が人気になるのです。

人気の盲点になっている実力馬を買わないと競馬は勝てません。断言します。

3レース目は小倉メイン、プロキオンステークス。GⅢ、ダートの別定戦。

結果の前に、このレースかなり攻めた予想をしています。

なぜか?単勝1番人気から3番人気まで当てにならないと思ったからです。

1番人気はラーゴム。

2走前からダートへ転向。2走前は良馬場のダートで後方からついていっただけの競馬で1.1秒差。前走が重馬場のダートを勝って、そもそもきさらぎ賞勝ちの重賞ウイナーで人気しました。

だけど、重馬場で足抜きの良いダートだから勝てたとも言えなくもないです。

良馬場ではオープンクラスのレースでも歯が立たないのですから。

2番人気が昇級初戦となるサンライズウルス。冒頭にも書いた通り、昇級初戦の馬は評価を下げるでしたね。

3番人気がアルドーレ、ダート重賞を何度か使われてますが、重賞では1秒差以上負けばかり、ここでは歯が立たないでしょう。

と、大したメンバーが居ないレースなのです。そこで思い切り攻めてみました。

結果は4番人気、ゲンパチルシファー勝利、消しの馬が2・3着でそれぞれ14番人気、11番人気という大波乱。

◎◯は4着、5着。13番人気、10番人気です。(笑)

まあ、ええとこついてませんか?

ヒストリーメーカーは前走が負け過ぎで消したんですが、ここは迷ったんですよね。

それよりも3着のサクラアリュールに驚き、条件戦のダートの中距離戦ではかなりお世話になった馬なのですが、ここで来るとは思いませんでした。まあ、それだけのメンツだということです。

4レース目は、福島メイン、名物レース七夕賞。

こちらも最初に予想の考え方から。

このレース迷いました。

馬柱をしっかり見る前は、ショウナンバルディかなと思ってましたが、よくよく見ると、エヒトに落ち着きました。

このレース、ハンデ戦を使っている馬が多く出走しています。

前述の通り、レースの格は別定戦・定量戦>ハンデ戦です。

重賞の格としても上のGⅠ、GⅡで歯が立たない馬が出ているのは仕方ないですし、そういう戦歴は無視してもいいです。

例えば人気していたヒュミドール、好走しているのはGⅢハンデ重賞ばかりでGⅢでも別定戦は、馬券内に届きません。

名前を出したショウナンバルディもハンデ重賞の中日新聞杯は逃げ切り、2年前の七夕賞は0.2秒差2着で、別定の重賞で好走したのは、同じく2年前の鳴尾記念のみ。

1頭、1頭そうやって戦歴を見ていて、エヒトが3走前の阪神3勝クラスを0.5秒差で快勝。アメリカンジョッキーズクラブカップ(AJC)を0.7秒差9着、京都記念GⅡを0.4秒差7着と格上の別定GⅡを使われ、着順地味だけど、僅差負けで単勝6番人気、16.2倍は美味しいと思い◎指名しました。

格と言えば1番人気に推されたヒートオンビートですが、この馬ハンデのオープン戦でも勝ちきれないほどのジリ足。ただ、このメンツで馬券内は外さない、◯評価にうってつけの馬なので人気だけど買いました。

そして一番格上であるレッドジェネシスは、馬券の軸としては抑えてませんが後述のWin5では買いました。最近絶不調でも、このメンツであれば勝たれてもおかしくないと思ったからです。

あと人気していたアンティシペイト、前走を捲って圧勝。でも、同じ福島でも距離は七夕賞と違う1800M戦で、メンツも大幅強化で馬券の軸には出来なかったです。

結果は御存知の通り。

4コーナーを手応え抜群で上がってきたエヒトを見て、「あっ、これは勝ったな」と確信しました。

馬券種を3連単に完全にシフトしての初勝利。でも、この配当で、1ヶ月の馬券の購入金額をペイできるので、充分。

これが小点数で買っている意味なのです。1ヶ月に一回だけ当ててペイできるんですから。

エヴァーガーデン残してくれてたら20万馬券でしたからね。

前述の小倉メインもし来てたら100万馬券ですよ。

そのくらいの配当狙っているので、1ヶ月に1回当たれば大勝利なのです。

では、最後に福島最終レース、彦星賞。

結果はこの通り

◎サノノクヒオは、まったく前に行けず中段のままで全く見どころなかったです。

もっと内枠に入るかしないと狙えないですね。

この日は、5レース中、◎が1着2回、2着1回、◯が2着1回、3着1回でした。

振り返るとアスティの単勝なんかは保険馬券で押さえていればと思ったりもしますが、結局保険馬券って、本筋の馬券と両方穫れれば美味しいですし、保険馬券で購入金額をペイできれば、負けは防げるので良いとはそのときは思います。

が、結局購入点数を増やす行為になりますので、トータルでは収益を悪化させます。

なので、よほど攻めた馬券のときで無い限り、買わないことにしています。

2022年7月10日(日)Win5 予想結果

いつもは1レースあたり2頭セレクトしたりで32点勝負がほとんどなのですが、自分の中でかなり絞れて16点勝負となりました。

結果は、Win2。

馬券を買っている3場のメインは敢えて語ることはありませんが、馬券を買ってない小倉・福島10Rの予想について書いていきます。

小倉10Rは、近走の成績が手堅い1アトリビュート、7ホウオウジョルノが◯評価でしたが、それぞれ馬券外へ。

福島10Rのエマージングロールは、◯評価でしたが、確勝と思い1点勝負。

まあ、◎評価の馬が出走しないレースは馬券は買わないわけです。◎が居ても単勝3番より人気していると見(ケン)しています。

3連単以上になかなか当たらないWin5ですが、年に一度でも取れば、大勝できるので楽しんで買ってます。

すでに今年1回配当少ないですが、7万円台のWin5当ててますので、20回分ほどの購入金額は稼いでますからね。

こちらも小点数でどれだけ当てられるかです。

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