先週(2022年3月26日-27日)に行われたJRAの4重賞(日経賞・毎日杯・マーチS・高松宮記念)のレース回顧を行ってまいります。
馬券上手な方が必ず行っているレース回顧。
私自身も馬券予想の軸となっているのがこのレース回顧であり、次走への狙い馬をチェックする重要な機会です。
馬券の復習と予習を兼ねていると言っても間違い有りません。
上記4つのレース回顧とそこから見える狙い馬と、先週の馬券の予想の検証を行ってまいります。
お付き合いください。
2022年3月26日(土)中山11R GⅡ 日経賞 レース回顧
このレースは、去年の菊花賞馬タイトルホルダーが単勝1.6倍と圧倒的な人気を集め、人気通りに勝ったレース。
道中はスローペースで流れ、タイトルホルダーが正攻法で逃げ、2番手クレッシェンドラブ、続いてボッケリーニ、ヒートオンビートと続き、結果はこの逃げ、先行勢で決まったレース。
このレースで注目したいのは道中後方から捲ってタイトルホルダーから0.5秒差6着のワイドエンペラー。
格上挑戦でこの成績、次走は条件戦になり人気になるのでしょうが、狙ってみたい1頭。
天皇賞春は、このタイトルホルダー、阪神大賞典を勝ったディープボンド、ダイヤモンドステークスを楽勝したテーオーロイヤル、この3頭が中心になりそうですね。
2022年3月26日(土)阪神11R GⅢ 毎日杯 レース回顧
新馬、1勝クラスを連勝のドゥラドーレスが人気を集めましたが、同じく新馬、1勝クラスを連勝したピースオブエイトが前走と打って変わって逃げ切り勝ち。
ドゥラドーレスは直線外を良い脚で最後突っ込んできましたね。東京で連勝したように、もう少し直線が長いコースが合うかも知れません。
とはいえ、クラシック本番に繋がりそうな価値のあるレースをした馬はいませんでした。
2022年3月27日(日)中山11R GⅢ マーチS レース回顧
重馬場で時計の早い馬場となっていたこともあったのでしょうか、早め抜け出したケンシンコウをしっかりマークして差し切ったメイショウハリオ、この2頭で後続千切ってしまいました。
メイショウハリオは前走は見せ場無かったですが、舞台はGⅠでここはノーカウントでも大丈夫なほど、オープン太秦ステークス2着、GⅢみやこステークス勝ちとある意味ここでは実力通りなのですが、ケンシンコウは、驚きの走りでしたね。
この馬も3歳時はダート重賞を1,3着。力はあるはずなのですが、近走まったく振るわずでしたが、叩き3走目、すっと先行できましたし、いつ走るかわからないタイプ。
3歳時の重賞でも、ユニコーンステークス3着が11番人気。レパードステークスを勝ったのが7番人気。
この重賞も続けて好走しているので、次走も続けて好走する可能性大。気をつけて見ていきたいです。
因みに、この馬は重馬場走ります。レパードステークスは不良馬場で新潟コースをレコード勝ちです。
3着以降は離されているので、省略します。
2022年3月27日(日)中京11R GⅠ 高松宮記念 レース回顧
逃げたレシステンシアを目標に直線追い比べ、内ラチ沿いにグイグイ追い込んできたナランフレグが差し切って波乱のレース。
普段は大外ぶん回して、後方一気のレースをしていた丸田騎手ですが、ここ一番内枠を味方にして一か八かの好騎乗でした。
2着は、岩田望来騎手騎乗のロータスランド、先日ようやく重賞初制覇から一気のGⅠ獲りはならず。
そして3着は人気薄キルロードと大荒れでした。
しかし、ペースはそれほど早くないんですね。
レシステンシアは手堅いレースをしますが、3歳以降のGⅠは2着止まりで勝ち切る力は無いのでしょうか。
有力馬のメイケイエール、グレナディアガーズは大外枠で馬券は軽視していましたが、その中でメイケイエールは良く突っ込んできましたね。
展開、枠次第でGⅠ勝てる能力はあると思います。
もう1頭の人気馬サリオスは、内枠を利して逃げもしくは先行すると思いましたが抑えて、外から来られてポジションをどんどん下げて見せ場無し。ちょっとしんどいですねえ。前行かせていればもう少し良い競馬出来ていたかも知れませんけど…。
特に次走への狙い馬というのは居なかったですね。
2022年3月26日(土)27日(日)競馬予想 結果検証
では先週の馬券の結果を発表して、その結果を検証してまいります。
私は単勝を2点買い、また、その2頭のワイド、もしくは3連複2頭軸総流し馬券を買っておりますので、1レースの内に買った馬が1着か、その2頭とも馬券内に居ることが条件となります。
26日(土)が「0.2.1.4」で的中0、27日(日)が「2.0.0.7」で的中が2。
土曜日はオケラ、日曜日はどうにかカッコつけました。
26日が当然単勝回収率が0なのですが、複勝回収率が175%と突出しているのは、下記の画像で確認していただければいいのですが、
26日(土)の中山9R春風ステークスの2着馬ベイビーボスが人気薄で複勝920円つけていたからです。
こういうときに複勝買っていれば…となるのですが、毎週のように書いていて耳タコの話なのですが、不思議と私の軸馬が単勝4倍から14.9倍までの馬しか勝たないというジンクスがあります。
なので、単勝オッズが15倍以上の馬は複勝を買っておけば、日によれば収支プラスに寄与するかも知れませんが、トータルでも複勝回収率が100%を割っているので、その買い方が正解とは言えません…。
先週の反省しないといけないのは、この話ではなくて高松宮記念。
勝ったのは前述の通り、ナランフレグでしたが、実は、重賞レースの回顧をマメにこのようにブログの記事にあげているのですが、3月8日に記した当ブログ「単勝と複勝どちらが儲かるのか?」の中の「オーシャンステークス」のレース回顧の中で
そしてこの前残りのレースを外から鬼脚で来たナランフレグ。よく追い込んできました。
高松宮記念も有力馬の一頭になりそうですが、脚質の性質上馬券の軸にはしづらいタイプですが、逆に人気になりにくいので、馬券的には美味しいのかも…?
当ブログ「楽々予想と単複馬券で長く競馬を楽しもう」より
と次走への注目馬として挙げているにも関わらず、買っていないのです…。
また、3着は17番人気キルロードも、このオーシャンステークスで軸馬として買っている通り、高松宮記念でも狙える馬にも関わらず、「流石にGⅠの舞台ではなあ…」と2頭とも無視して馬券は買っていなかったのです。
悔やみましたよ…。
そしてオッズで考えても2ナランフレグー10キルロードのワイド馬券の最低オッズが390.3倍で、2,10の2頭軸3連複の総流しの合成オッズが、406倍で、この2頭からは3連複2頭軸総流し馬券を買っていたはずなのです。
3連複が、5250.8倍ーーーーー!!!!!
100円掛けで16点買いなので、1,600円がおよそ52万円!!
まあ、タラレバと言えばタラレバでお見苦しい限りなのですが、ちゃんと自分の予想の軸は信じろということを改めて感じました。
ブレずに今週も競馬楽しんでまいります。
最後にWin5予想の結果も書いておきます。
中山10R 春興ステークス
6ハーモニーマゼラン…16着
8ソウルラッシュ…1着⇒Win1達成
中京10R 鈴鹿ステークス
6ペプチドナイル…3着
10テイエムマグマ…5着⇒Win5はここで終了
阪神11R 六甲ステークス
11ラルナブリラーレ…6着
12エアロロノア…1着
中山11R マーチステークス
9アナザートゥルース…8着
12メイショウハリオ…1着
中京11R 高松宮記念
1サリオス…15着
7レシステンシア…7着
先週は3/5Win、Win5連勝成らず…。今週も頑張ります。
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