ヴィクトリアマイル2021事前予想

レース概要&人気・注目馬

今週日曜日、東京競馬場で牝馬限定芝1600MのGⅠビクトリアマイルが開催されます

現在の登録馬は20頭ですが、中心はこの馬ですね

グランアレグリア、前走かなり離された4着、距離か、それとも馬場の影響か、それとも…牝馬は一度走らないと不振続きますからね

しかし、今回は得意な距離、コース、そして相手は牝馬、負けるわけにはいかないレース

これでもし、負けたら次回から馬券買うか考えないといけなくなるという試金石の一戦だと思います

とはいえ、この馬一度も「レース展開での不利があった強い馬」に該当したことないんです

断然人気するので馬券的にも妙味無いですし、競馬というゲームが1着を当てるしかお金にならないといなら別ですが2着3着でもお金になりますので、敢えてここは別の馬で勝負します

他の実績馬といえば、レシステンシア、サウンドキアラくらいになるのでしょうが強調材料無しなので、いつものように「レース展開での不利があった強い馬」という視点で、軸馬候補を挙げてみます

軸馬候補① アフランシール

「レース展開でに不利があった強い馬」という視点で選んだ1頭目の軸馬候補はアフランシール

軸馬とした根拠は、昨年2020年の京王杯オータムハンデ


引用:JRAーVAN

道中後方からまくり4コーナーでは6番手、勝馬と0.9秒差の12着に粘りこむ

Mパターンの馬です

軸馬候補② マジックキャッスル

去年の秋華賞を、デアリングタクトの2着馬のマジックキャッスル、人気になりそうですが、この馬の「レース展開での不利のあった強い馬」としての視点で見た根拠のレースが前走、阪神牝馬ステークス

上がり3ハロン33.2秒という、直線よーいドン!のレースを最速上がりで差してきて勝馬とクビ差2着、Sパターンです

そして、レース映像のリンクを貼れない関係で、簡単に紹介しますが、昨年の紫苑ステークスでは、直線で前が詰まり騎手が追えない場面があるも、勝馬と0.2秒差4着と見せ場ありました

軸馬候補③ マルターズディオサ

この馬を選択したレースは昨年の秋華賞です

実はこのレース、「展開での不利があった強い馬」の宝庫(笑)のレースです

なにせ、当時の京都競馬場はかなり内側の芝が痛んでおり、更に芝2000Mにしては超がつくほどの前半3ハロンが34.9秒というハイペース

実際、1着から6着までが差し、追い込み馬が占める前崩れの展開という極端なレースだからです

こういうペースが極端なレースはしっかり調べてください。穴馬の宝庫ですし、展開に恵まれた着順の良い馬は人気を裏切る結果になります

ちなみに、1着デアリングタクトは捲ってMパターン、4着パラスアテナもMパターン、6着オーマイダーリンもMパターン

そしてマルターズディオサはこの展開を逃げて最先着、勝馬と1秒差の7着でHパターンとなります

軸馬候補④ ランブリングアレー

この馬の軸馬候補としての根拠となるレースは、去年の小倉記念、1番人気で臨んだのですが、6着に敗れましたが、詳しく見ますね

武豊騎手が、早め先頭に立って押し切ろうとしましたが、後続の馬に差され、勝馬と0.7秒差6着に粘りました

Mパターンです

軸馬はこの馬だ!!

1頭目のアフランシールは、1600Mを【0.1.0.4】東京芝コースを【0.0.1.6】と、強調材料とはなりませんね

いつものように細かくみてみると、東京芝コースはGⅢアルテミスステークス0.7秒差7着、スイートピーステークス0.4秒差5着、2勝クラス0.3秒差3着、同じく2勝クラス0.8秒差4着、3勝クラス0.3秒差4着、同じく3勝クラス0.1秒差5着、オープンリステッド競争を0.5秒差10着、意外と悪くは無いですが、オープンクラスに上がって掲示板に載ってません

流石にGⅠでは、荷が重いでしょう

2頭目のマジックキャッスルは、距離実績は、1600Mを【0.3.0.1】東京芝コースを【0.1.0.1】細かくみると、クイーンカップ(GⅢ)を勝馬とクビ差2着、オークスをデアリングタクトの0.4秒差5着、充分過ぎる数字であり、重賞実績もあり、最終候補の1頭です

3頭目のマルターズディオサは、距離実績は、1600M【3.2.0.1】東京コース【0.0.0.1】ですがこれはオークス勝馬と0.7秒差10着です、左回りコースは、【1.1.0.2】細かく見ると新潟新馬戦を1、2着、あとは前走高松宮記念を勝馬と0.4秒差8着と、オークスと高松宮記念は距離不適でそれほど苦にしない印象

この馬も残しましょう

4頭目のランブリングアレーの距離実績【1.1.0.2】東京コースは初めてで、左回りコースを調べると【0.1.0.0】前々走の愛知杯2着ですね

これだけではデータ少な過ぎます

逆に未知の魅力とも言えなくは無いのですが、非根幹距離である1800Mの実績が【4.0.1.0】と良すぎて、勝ってもGⅡ、GⅢ止まりでは無いのかと思えるんですね

消しです

さて、マジックキャッスルとマルターズディオサの一騎打ちになりますが、軍配を上げたのは…マルターズディオサ

ビクトリアマイルまでの使い方で軍配を上げました

マジックキャッスルは秋華賞後、愛知杯、休み明けで阪神牝馬ステークス、対して、マルターズディオサは阪神カップ、高松宮記念と牡馬、強い相手にぶつけて、そこそこのレースをしているんですね

あまり人気はしないでしょうし、面白そうです

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