当記事の丁度、トップに上げている画像の通り、昨年の私の馬券回収率が恥ずかしながら56%でしたが、今年3月15日現在137%と回収率が爆上がりしております。
しかし、これは予想法を変えたとか、的中率が急激に向上したとか?ではありません。
馬券の買い方を変えただけです。
いくら競馬は、趣味と言っても、やはり儲からないと楽しくないし、続きません。
そういう競馬をしても儲からない人のお役に立てる記事と思いますので、しばらくお付き合いください。
競馬は、参加者のお金を取り合うゲーム
記事のタイトルを見て、一体どんな馬券戦術で、回収率を上げたのか?!と鼻息荒くされている方もいらっしゃると思いますが、みなさん色んな馬券で取り組んでいらっしゃると思うので、それぞれ応用できるよう、まず基本的な考え方を知っていただきたいので、書いていきます。
よく、以前競馬友達が、「JRA銀行にたくさん預けているから引き出しに行ってくるわ!」とか、
「競馬場の柱、一本分くらい、俺の金で作ったんたんちゃうか?」という事を言ってましたが、ある意味それは正解ですが、競馬という仕組みを考えると間違ってます。
対JRAと馬券対決しているイメージをお持ちの方が結構いらっしゃって、最近はあまり見ませんがサイン馬券とか言う予想法も以前流行ってましたが、それはJRAにとって逆に好都合です。
御存知の通り、馬券の売上からショバ代としてJRAは、馬券種によって違いますが、20%から30%控除しています。
JRAは馬券が売れれれば売れるほど儲かるので、どんどん一攫千金を夢見ることができる馬券種を発売しています。
最初は単勝、複勝しか無かったのが、枠連、馬連、3連複、3連単、ワイド、Win5とより大きな配当がつく馬券が出てきましたが、それに伴って買い目も増やさないと的中率が下がるような馬券へと変化しているのです。
例えばフルゲート18頭立てのレースの場合、単勝の的中率は1/18、複勝は3/18に対し、馬連は全通り買うと1/153、3連複は、1/816、3連単は、1/4896、Win5に至っては5レースとも18頭立てだった場合は、何と1/1,889,568という天文学的な確率となります。
これ何を意味しているかというと、以下の2つの意味があります。
- ハズレ馬券は馬券で勝つ人間の養分
- 馬券種によって適正な点数がある
ハズレ馬券は馬券で勝つ人間の養分
まず、上から説明すると、競馬というゲームは、参加者が投じたお金からJRAが控除した残りのお金を奪い合うゲームであるということをしっかり理解しないといけません。
前述のWin5全通り買えば必ずあたりますが、実際の当たり馬券は1通りしかありません。
1,889,568通り買った内、1,889,567通りはハズレで、自分も含めた他の的中者に分配されるだけです。
こんな馬鹿らしいことする人居ないと思いますが、意外と同じようなことを、みなさんもやっている可能性もあるし、私も去年まではやっていたのです。
JRAは配当の原資は参加者が払うので、参加者が増えないと大きな配当も払えません。
だから、高額配当の馬券も売り出すし、競馬場ごとにコース形態も違うことで勝馬も変わるようにし、ハンデ戦を設けることで荒れそうと思わせて点数を買わせるのです。
サイン馬券がある、JRAの思惑が各レースにあるなんて言ってくれれば、それで馬券買う人も増えてJRAにとっては好都合なのです。
JRAの戦略に乗らずに、馬券で儲けるには、できるだけ少ない資金で参加者が出したお金を奪うことなのです。
「3連単を買っていて、紐わからないし、荒れそうやし全通り流しとけ!」という買い方すること多いでしょうが、それはJRAの思惑通りですし、競馬勝利者の養分になるだけの行為です。
じゃあ、どうすれば少ない資金で競馬で勝てるのかというと、以下の2つを気をつけることです。
- 最初から外れる馬券は買わない
- 来ない馬を見極める
最初から外れる馬券を買わないというのはどういうことかというと、前述の通り、馬券種にもよりますが、多くの馬券種で当たる馬券は1通りのみです。
なので、組み合わせによれば、たとえ予想が的中して、馬券が当たっても外れる馬券を購入していることになります。
具体的に説明すると、あるレースで本命◎の馬A、対抗○の馬B、単穴▲の馬Cがいたとします。
しかし、◎Aと、○B、▲Cはさほど差が無いと考えて、◎A、○B、▲Cとの馬連ボックスを買いました。
結果は、見事◎Aが1着、○Bが2着、▲Cが3着で予想も馬券も見事的中なのですが…
当たったのは、馬連のAーBのみで、BーC、AーCの馬券は外れです。
保険としてボックス馬券は買いがちなのですが、この買い方は最初から外れ馬券を購入していることになります。
最初からハズレ馬券が無い買い方は、先程の例で考えると、
- ◎Aの単勝と複勝を買う
- ◎Aから○B、▲Cへ馬連、ワイドの流し馬券
- ◎Aから○Bもしくは▲Cいずれかの2頭軸3連複、もしくは2頭軸マルチ3連単を買う
上であげた3連系の馬券ですが、◎A、○Bは決まったけど、紐が全くわからないというときは、◎A、○Bが人気薄であれば、紐が抜けて当たらないときの悔しさを考えて全通り流そうと考える人も多いのでしょうけど、
フルゲート18頭立てで考えると、2頭軸全流しは、
3連複では、16点。3連単では、マルチだと96点になります。
予想も馬券も当たっても、3連複では15点、3連単マルチだと95点は自分を含めた的中者に配当されるつまり、養分になるということになります。
なので、できるだけ点数を減らすためにも、来ない馬も予想することが必要になります。
さきほどのフルゲートで、6頭来ない馬を見つけ相手を絞れば、3連複では10点、3連単マルチは60点に抑えられます。
いつも予想では、馬柱を眺めて来そうな馬を考えますが、来ない馬も予想してみてください。
これなかなか難しいです。
消しの馬が来ること、結構あるので、予想力の向上にも繋がります。
お試し下さい。
馬券種によって適正な点数がある
さて、点数をできるだけ絞ることが、JRAの思惑に乗らず、競馬というゲームを勝てる近道とは言いましたが、極端に点数を激絞りすると何が起こるのか…?
そう、的中率が下がります。
前述の通り、フルゲート18頭で一番的中率が高いのは複勝の3/18、一番低いのは、3連単の1/4896という確率です。
3連単一点勝負という人は、なかなか居ないでしょうし、ましてやWin5を1点買いは、まさしく天文学的確率、ジャンボ宝クジ買うのと一緒です。
一生に1回あたるか、あたらないか…の確率になると思われます。
余談ですが、宝くじは控除率50%、Win5は30%なので、宝くじ1枚(300円)買うつもりで、Win5をランダムで3点買うのは有りかもしれません。
但し、高額当選した場合宝くじは無税ですが、Win5は課税されるので、果たしてどちらが良いのかはわかりませんが…。
話を本題に戻しますが、回収率100%超えを目指すには、点数と的中率、そして配当とのバランスを考えないといけません。
1日、5レース買うとします。仮にその5レースが全てフルゲートとします。
単勝を買う人は、各レースの的中率は1/18、5レースでの購入点数は5点ですので、配当は500円以上の単勝を1回当てれば、その日の回収率は100%達成です。
但し過去10年の単勝オッズ、5~6.9倍までの馬の勝率は13.5%。この5倍からおよそ7倍までの馬だけを仮に買い続けても回収率は78%。JRAの単勝の控除率は20%なので、控除金額が馬券成績にかなりの影響を及ぼしていることがわかりますね。
回収率100%超を望むにはかなりの予想精度が求められます。
仮に10倍つく馬だと、2日に1回当たるとチャラになるのですが、単勝オッズ10~14.9倍までの馬の勝率は、6.9%、しかし回収率は83%にアップします。
15~19.9倍で回収率は81%、20~29.9が82%と、意外と高く、単勝オッズ1~1.4倍の回収率85%には負け、的中率は圧倒的に低いですが、1.5倍から6.9倍までの各層より回収率は高いです。
ここに馬券攻略法のヒントがありそうです。
的中率より、回収率を重視する。
複勝を選択すると更にハードルがあがります。流石に500円の複勝を1日で1度当てるのは困難なので、200円を超える複勝を1日3回は当てないといけません。幾ら毎レース3/18の確率で当たるといっても、相当の予想力が必要です。
これらの馬券種、特に複勝は、ハズレ馬券が少ないので、JRAの控除率が他の馬券と違い低くても、難易度が高くなります。
ここから私の話になりますが、以前は、単複馬券で買っていた時期もありましたが、これで回収率を100%超にするのは私の予想力では無理でした。
そこで、勉強しようと、馬券芸人というより、もう馬神的存在であるインスタントジョンソンのじゃいさんの著書「勝てる馬券の買い方」を読んで、その中にある馬券の買い方でおすすめしていた、2頭軸3連複そして、2頭軸3連単マルチにチャレンジしたのですが、
例えば、2頭軸3連複ですが、相手を10頭ほどに限定したとしても10点。紐に人気薄が突っ込んでくれれば高配当も期待できるのですが、1番人気が来れば、4桁の配当になってしまうケースもあり、それでは1日に1レースを当てても1日トータルでトリガミになることもありました。
そこで、もっと配当が欲しいということで、◎を1着固定とする◎○の相手10~13点ほどの3連単マルチを買っておりました。
だいたい点数が相手10頭で20点、13点で26点ですが、何せ当たらない…。
3連複では当たるケースでも、頭固定なので、当然◎が1着に来ないと話になりません。
1着固定を辞めて◎○2頭軸3連単マルチにすると相手10頭で60点、相手13頭で78点。
そうなると1日5レース買うと、1点100円でも30,000円から40,000円近く必要となり1日で必ず1回でも当たるのなら別ですが、的中率10%台前半の私にとっては、予算オーバーなのです。
前述のじゃいさんが、あのひろゆきさんとのコラボYou TubeでWin5について話されており、1万円から2万円つまり1回当たり100点から200点くらい買っている人が一番損しているのでは無いか?と発言されてましたが、この的中率と配当と点数のバランス、意外とみなさん抜け落ちていたりするのではないのでしょうか?
お小遣いの範囲で、それでも夢を見たいから3連単を少額(少点数)買って、余計にお金が減る…ということされてません?
この各馬券種に於いて適正な点数というのは、これからも研究していきたいと思います。
そして、ここからようやく、私の回収率爆上がり馬券戦略の紹介になります。
おまたせしました。
回収率56%⇒137%、爆上がりの馬券術とは?
この記事のトップに上げている昨年と今年の私の馬券成績の回収率を再度紹介します。
昨年は、前述の通り、単複馬券に始まり、2頭軸3連複、はては◎1着固定2頭軸3連単マルチ馬券を購入し、回収率56%と燦々たる成績。
今年はまだ3月15日現在ですが、回収率は137%。
当然、購入レース数は、昨年524Rに今年は97Rでおよそ5分の1程度で参考にならない!とおっしゃる方も居るかも知れません。
(なので、この記事を書くには少々覚悟が要りました)
でも、的中率は昨年も15%、今年は更に悪い12%なのです。
今年が特に良いと言うわけではありません。いえ、逆に落ちてます。
でも、みなさんの参考になると思い、思い切って公開する回収率は爆上がり、その馬券術とは…
ワイド1点勝負、2頭の内、1頭以上単勝オッズが20倍超の馬は単勝も購入する
です。
たった、これだけです。
すいません。ブログのタイトル通りの落ちで…。
ここまでずっと述べてきた
- 最初から外れる馬券は買わない
- 的中率より、回収率を重視する
そして、大事な1日で馬券に使えるお金、つまり資金管理から行き着いた結果の
ワイド1点勝負、2頭の内、1頭以上単勝オッズが20倍超の馬は単勝も購入する
なのです。
自分の馬券の◎と○の的中率や、回収率はデータを昨年から残してます。
そのデータを検証すると、複勝の的中率と回収率が高いことがわかりました。
馬券内に来る確率が高いので、馬連ではなくワイド。
3連複でなくワイドの理由は、各レース、馬券内に来ない馬を予想しても、(これは私の予想力だからでしょうけど)1頭から3頭ほど、逆にそういう馬が多いレースは荒れやすいです。
3連複2頭軸で、相手を2,3頭、ほぼ人気下位の馬を切っても、残り1頭人気上位の馬が来ればさきほども書きましたが、配当が4桁の前半、つまり4から5,000円台の配当になることが多いのです。
であれば、3連複を10点から多くて12点程、つまり1レース1,000円から1,200円使うのなら、5倍以上つく、ワイド1点を1,000円で購入するほうが、遥かに効率が良いし、買いたくないけど気になる人気馬もバッサリ切れるのです。
1日5レースの内、1度でも的中すればその日は回収率は100%超。勝ち確定です。
精神的にも良いですよね。
5倍以上つくワイド馬券なので、自分が予想した2頭の軸馬が、基本単勝1番人気から3番人気までの組み合わせの場合は、見(ケン)します。
あと、単勝20倍以上のオッズの単勝を買うというのも、過去の自分の予想の◎と○の単勝20倍以上のオッズの場合の単勝回収率が100%を超えるからです。
私の馬券術をそっくりそのまま実践するというのは、みなさんのそれぞれの馬券に対しての考え方、資金面もあるので、難しいでしょうが、今までに書いた考え方については参考にしていただければと思います。
私も今後も自分の馬券術に検証していき、よりブラッシュアップしていき、ブログにて公開していきますので、また遊びに来て下さい。
因みに、私の軸馬◎○を選定している予想法は以下の2つになります。
また、上記の予想法で、土曜日の重賞とWin5(30点台)予想も掲載しておりますので、是非ご覧ください
そしてTwitterでも馬券の予想、買い目もシェアしておりますので、こちらも御覧ください。
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