「予想をせずゾーンで抑えるWin5」の楽らく競馬です。
有馬記念前のWin5、イレギュラーの土曜日開催最終日。
そのために過去10年間の内、2回だけ設定のあった「中山大障害」が含まれる回。
個人的には、普段見ることも、買うことも無い障害レースを予想しないとけないので、迷いのあるWin5。
明日の有馬記念回に向け、勢いをつけたい。
ここから反省会始めます。
単なる私のWin5の見解、予想の反省ではなく、読んでいただくWin5erのみなさんに有用なデータ、ネタを織り交ぜながら書いていきますので、お読みくださいませ。
2024/12/21(土)Win5結果…Win1
結果はWin1。
この日は、マイルールである「前走人気データ」は正常に作用し、外していませんが、その前走人気ルールで絞られた1-4人気までの馬のセレクトが失敗したことが大きな要因。
前走人気データとは、上位4人気までの馬の中で、前走人気1-3人気の数により、「堅い」「フラット」「荒れ」を分類し、「堅い」は1-4人気まで「荒れ」は5-8人気、「フラット」は場合により1-4人気、5-8人気を選択し、その4頭から買う馬を選ぶルール。
詳しくは、各レースでの反省会で書いていきますが、結果は、
Win1…「堅い(1-4人気)」セレクト1人気⇒結果3人気…前走人気ルール的中
Win2…「堅い(1-4人気)」セレクト1.2人気⇒結果1人気…前走人気ルール的中
Win3…「堅い(1-4人気)」セレクト1.2人気⇒結果4人気…前走人気ルール的中
Win4…「フラット(1-4人気、5-8人気いずれか選択)」セレクト5-8人気⇒結果1人気…前走人気ルール的中
Win5…「フラット(1-4人気、5-8人気いずれか選択)」セレクト1,2人気⇒結果10人気…前走人気ルール的中
となり、前走人気ルールは正常に作用しておりました。
ハンデ戦が2レース、Win5のグレイトフルステークスが、1人気低勝率条件で荒れる要素が多い回。
実際、グレイトフルステークスが、10人気の勝利。
私の点数とルールでは、的中が難しい回でした。
年間通してWin5を買う場合に、少点数でも的中確率が高い方法として、「予想をせず、ゾーンで抑えるWin5」を提唱しております。
詳細は以下の記事をご覧ください。
Win1中山9R ノエル賞 勝馬 3人気 キャントウエイト
このレースは前述の「前走人気ルール」で「堅い」判定で、1-4人気の勝率が高いので、その馬たちから勝馬をセレクト。
私は30点台の少点数でWin5を購入しているので、1レースでも広げて3点、4点購入する場合は、最低1レースは1点抜きレースが必須。
他のレースでは1点抜きが難しいと考え、昇級初戦とハードルが高いが1勝クラスでは、1人気⑦アンゴラブラックの能力が抜けていると考え、ここを1点抜きとしました。
当コース騎手実績も上位4人気の内、ダントツの【5.6.4.24】の戸崎騎手は、アンゴラブラック鞍上。
勝ったキャントウエイトの鞍上丹内騎手は【1.51.24】、3人気レッドテリオス鞍上のマーカンド騎手は初騎乗、4人気フォティーゾの鞍上北村宏司騎手は【0.1.4.16】で未勝利と不安材料もあり、1点抜きは問題ないとは思ったのですが…。
私の場合この1点抜きの的中確率がWin5の的中確率に直結しているので、この予想精度こそ命です。
毎度ですが、Win1で不的中だと休日の14時から16時にかけての競馬の熱い時間が、虚しく過ぎるだけなので、他に項目も加え検証すると、
ノエル賞は、中山芝2200mであり、当コース種牡馬別勝率を見ると、
ゴールドシップ…【4.15.6.58】勝率4.8%
ハービンジャー…【3.1.2.38】6.8%
キタサンブラック…【3.1.0.6】30.0%
スクリーンヒーロー…【3.0.0.17】15%
で、勝率は低いが出走数と勝ち鞍がナンバーワンのゴールドシップ産駒の出走馬中、キャントウエイトは一番人気しており、他の上位人気馬の父はキズナ、ジャスタウェイであり、買い要素はありました。
(私が血統を持ち出してくるのはかなりレアケース。)
血統もデータ取りしないといけないのか?…(汗)
コースによれば、枠も有利不利あるので、見てみます。
1枠…【12.9.8.67】勝率12.5%
2枠…【7.8.7.82】6.7%
3枠…【7.3.7.94】6.3%
4枠…【7.12.9.87】6.1%
5枠…【7.5.9.98】5.9%
6枠…【4.10.8.104】3.2%
7枠…【13.9.10.104】9.6%
8枠…【11.12.11.112】7.5%
芝コースは内有利、ダートは外有利といいますが、1枠は突出してますね。
今回勝利した7枠は2番目に勝率の高い枠。
結局、種牡馬と枠成績データで完全に絞れましたね。
XでのWin5レース前にポストしている見解では文字数の都合で掲載できないので、「今週のWin5過去10年データ」で血統と枠、取り上げてみますか?
Xでは、ほぼ毎日Win5に関するポストをしており、Win5の過去データ、注目馬、予想・見解もしておりますので、是非登録ください。
Win2京都10R 御陵ステークス 勝馬 1人気 モンブランミノル
Xでの見解をご覧いただいてもお分かりの通り最初は悩みましたが、オッズは2強を示し、前走人気データも「堅い」を示したので、素直に1人気①モンブランミノル、2人気⑮ルシュヴァルドールの2点勝負で無事的中しました。
このX投稿時点での単勝人気で2人気⑮ルシュヴァルドールと3人気⑪ヴィンテージボンドとのオッズ差は3倍強とかなり開いており、こういう2頭でぶっちぎりのオッズを示している際は、基本的にどちらかが勝つ可能性は高いです。
とは言っても、負けることもありますので、他のデータも検証してみます。
騎手の当コース成績は
坂井瑠星…【24.11.9.59】勝率23.3%
松山弘平…【19.12.12.63】17.9%
と、ルシュヴァルドール鞍上の坂井騎手、モンブランミノル鞍上松山騎手は、当コース勝ち鞍の1位2位と文句無し。
シスターミニスター…【22.19.5.62】勝率20.4%
キズナ…【16.8.8.75】15.0%
当コースの種牡馬成績の1位、2位は上記の種牡馬で、モンブランミノルはキズナ産駒。
リアルスティール…【4.0.5.39】8.3%
ルシュヴァルドールはリアルスティール産駒で成績は見劣りがします。
8枠…【44.24.33.327】勝率10.3%
6枠…【37.30.37.298】9.2%
ルシュヴァルドールは大外枠の8枠。
2枠…【25.19.28.238】8.1%
1枠…【23.23.21.219】8.0%
と枠別では2枠のモンブランミノルは、4位の成績。
とはいえ、2位の6枠とほぼ差はありません。
そういう意味で、比べられないので、このオッズになるのでしょう。
オッズは、馬券購入者が作り上げる様々なデータ、側面が反映された数字
ですし、ご存知の通り、1年間のJRAの全レースの結果を紐解くと、上位人気の順に勝率並びますし、それが10年単位でも20年単位でも、同じ順。
オッズ、人気は、競馬の中の唯一の不動の信頼できるデータ
と考えてます。
目の前のレースは当然人気通りには決まりませんが、長期間競馬を書い続けるとなると、絶対に無視できないデータです。
普段の馬券なら「人気馬同志は買うな」と声を大にして言いますが、Win5は5レースの単勝を当てるゲームなので、堅いのをしっかり当てないと的中に結びつきません。
Win3中山10R 中山大障害 勝馬 4人気 ニシノデイジー
このレースも「前走人気データ」では「堅い」で1-4人気の勝率が高い。
この4頭から勝馬を選びたいが、前述の通り、未知の障害レース。
どのデータで取捨選択していいのかもよくわかりません。
レースも1人気ジューンベロシティが落馬で競走中止。障害レースはこういうアクシデントも多いでしょう。
普段は絶対に買わない、1-4人気のベタ買いでも良かったのかも知れませんが、上位人気で点数を使うのはWin5では愚の骨頂と考えているので、やらないですね。
また、Win1、2で行ったコース別種牡馬成績、枠番成績も、この中山の芝4100mの障害コースは中山大障害でしか使われないコースで、データ数が少なすぎて参考になりません。
私にとっては、歯が立たないレースでした。
この有馬記念の前日に開催されない限りWin5で障害レースは組まれないのは幸いです。
Win4京都11R 阪神カップ 勝馬 1人気 ナムラクレア
このレースは、最終的にはママコチャ(前走2人気)が人気を集め4人気まで売れて、1頭入ったのですが、上位4人気までの馬の内、前走人気が3人気までの馬が、Win5締め切り時点で0頭でした。
こういうレースは、前走人気ルールでは「荒れ」判定で4人気迄の馬の勝率が低いレースでマイルールでは5人気から8人気まで買うレースとしています。
最終人気の形では、「フラット」判定になりますが、どうしてもWin4、5のレースはWin5締め切り時と時差があるので、こうなるのは仕方有りません。
レースは「GⅢホルダー」1人気ナムラクレアが、ルメールを鞍上に迎え勝利。
1400mに勝ち鞍無いので、いずれにしても嫌っていたと思いますが、1200mで差しきれない馬が距離延長で差し切ったということとGⅠ以外は勝負強い。
上位4人気までの馬(1人気ナムラクレア、2人気ウィンマーベル(鞍上松山)3人気セリフォス(鞍上ムーア)4人気ママコチャ(鞍上川田)で選ぶとすると、前走マイルチャンピオンシップで見どころ有り、1400mスペシャリストのウィンマーベルか、元々マイルを使って気性で距離を短くしたママコチャの2点買いか?
このレースも当コース「騎手」「種牡馬」「枠番」成績を検証すると
ルメール【1.2.1.2】勝率16.7%
松山【4.3.2.13】18.2%
ムーア【1.0.0.2】33.3%
川田【1.2.0.8】9.1%
母数も少ないので信頼はあまり置けないが、意外と川田騎手が苦手としていることがわかり
ダイワメジャー【2.1.1.24】勝率7.1%…セリフォス
クロフネ【1.0.0.1】100%…ママコチャ
ミッキーアイル【0.3.2.9】0%…ナムラクレア
アイルハヴアナザー【0.0.0.1】0%…ウィンマーベル
とダイワメジャー以外は母数の少ないデータばかりなので信頼性低い。
2枠…【3.4.2.62】勝率4.2%(セリフォス)
6枠…【7.6.6.66】8.2%(ウィンマーベル)
7枠…【9.10.12.68】9.1%(ママコチャ)
8枠…【8.5.7.86】7.5%(ナムラクレア)
2枠以外は大差無く、以上3つのデータでは正直絞りづらい。
あと、考えられるのは、短距離GⅠ高松宮記念とスプリンターズステークスの合間の重賞なのにかなりの豪華メンバー。香港に選ばれなかった強い短距離馬のレースという位置づけ。
阪神カップは短距離では少ないGⅡでも賞金額の大きなレースで、このレースに勝負掛かっている馬が多いということ。
過去10年間も、4人気までで7勝の堅いレースなのがその証拠。
上位人気の実績馬に絞って買うのが正解でしたね。
Win5中山11R グレイトフルステークス 勝馬10人気 ヴェルミセル
このレースは前走人気データではフラット判定。阪神カップを荒れ判定としていたのもあり、このレースを堅め予想としました。
しかし、Win5の5レースのコース・条件などを見た時の初見は、このレースが一番荒れそうだと感じていました。
そもそも
過去1年間のWin5の長距離レース(2500m超)の1人気成績は、【2.4.1.6】勝率15.4%
と低勝率であることと前年の有馬記念回で組まれたこのグレイトフルステークスと同じ芝2500mハンデ戦であるグッドラックハンデが6人気勝利と荒れたこと
ハンデ戦が2レース以上組まれる際は、確率的に1レースは荒れると考えるのが妥当。
もう一つのハンデ戦、御陵ステークスが堅い想定なので、ここが荒れるという3つの理由でした。
データもいいけど、そういう違和感というのは、信じた方が良いですね。
上位4人気に不安要素は無かったのかを検証すると
1人気②サトノクローク(鞍上戸崎、父サトノクラウン)
2人気⑨アドマイヤサジー(鞍上丹内、父ハービンジャー)
3人気④バロッサヴァレー(鞍上北村宏、父ハーツクライ)
4人気①アレグロブリランテ(鞍上マーカンド、父ディープブリランテ)
当コース騎手成績は
戸崎【2.7.3.12】勝率8.3%
丹内【2.0.1.19】9.2%
北村宏【0.0.0.6】0%
マーカンド【1.2.0.5】12.5%
と北村宏騎手未勝利だが母数少なく参考にしづらい。他は差無し。
当コース種牡馬成績は
サトノクラウン【0.1.0.2】勝率0%
ハービンジャー【1.2.3.20】3.8%
ハーツクライ【4.3.6.36】8.2%
ディープブリランテ【0.0.0.3】0%
母数が少ないので信頼性低い。
当コース枠別成績は
1枠【1.2.4.38】勝率2.2%
2枠【4.5.4.35】8.3%
5枠【9.8.7.38】14.5%(全枠中1位)
一番頼りになりそうなのは、この枠別成績ですね。
1枠の2頭は評価下げてよさそうですが4頭とも消せるデータは無し。
いずれにしろ、
Win5は確率的に、1レースは5人気以降の馬が勝つ買い目を入れる
のが、的中に近づくコツです。
この日は、Win4阪神カップとWin5グレイトフルステークスの堅荒れ判定を誤りましたが、過去のデータを参考にすれば導きだせていたかも…と残念な気持ちに。
いずれにしろ、9人気以降を買わないルールなので、10人気が来た時点で外れですが、この堅荒れ判定の精度もあげることも的中へのコツです。
まとめますが、以下を注意してWin5は買いましょう。
- 1,2人気の組み合わせは3レースまで。
- 5ー8人気の組み合わせを1レースは入れる。
- ハンデ戦が2レース組まれれば、1レースは荒れる。
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