Win5を少点数(30点台)で7桁後半から8桁配当を効果的に取る「予想をせず、ゾーンで抑えるWin5」2024年3月31日開催のWin5回顧記事になります。
Win5erのみなさまに有用なデータも織り交ぜて書いていきますので、参考にしていただければ幸いです。
下記の記事を参考にしていただくと、今回の記事がより理解できると思いますので、ご参照ください。
先週のWin5の結果
人気の和が4+4+3+1+2=14。配当が713,790円でした。
Win5で7桁後半から8桁配当が多く出るゾーンが人気の和が13-19ですので、今回は正しく取るべき回なのですが、後述しますが、私の手法では、取れない回になりました。
私の結果は以下の通り、Win1でした。
結果はWin1だったのですが、各レースの1番人気の取捨選択は、以下の通りで
Win1 阪神9R バイオレットステークス ナスティウェザー…消し⇒3着
Win2 中山10R アリエスステークス フラッパールック…消し⇒13着
Win3 阪神10R キタサンブラックカップ ジョウショーホープ…買い⇒5着
Win4 中山11R 美浦ステークス キングスパレス…消し⇒1着
Win5 阪神11R 大阪杯 タスティエーラ…消し⇒11着
3勝2敗とまずまず、データ上は、キングスパレスも買いだったのですが、勝ちきれない1番人気馬として自分の裁量で消したので、実質は4勝1敗。
この中にはオッズから見ても、多くのWin5erさんが1点抜きしているであろう馬もいるはずです。
危険な1番人気馬を高確率で察知するデータを持っております。
各レースの1番人気馬をどうして消したのかは、各項目で取り上げて参りますので引き続きご覧ください。
Win1 阪神9R バイオレットステークス 回顧 B⇒C
上記は締切後のJRA-VANのスマホ版でのバイオレットステークスの人気順の馬柱。
JRA-VANスマホ版は、単勝人気順に馬柱を並べ変えれるので、私にとっては今のところWin5予想には欠かせないアイテム。
スマホから確認できるので、外出中でも、隙間時間にでもチェックできるのもいいですね。
勝利したのは4番人気エートラックス。
ここから本題に入りますが、単勝1番人気ナスティウェザーを消せたのは2つのデータがあるからです
前走オープン(非リステッド)出走の単勝1番人気馬は、現在30連敗中
過去1年間のWin5対象レースでの鞍上岩田望来騎手の単勝1番人気馬の勝率は7.7%(2024年3月16日時点)
2つの大きな要因が有り、ここは自信の消しでした。
最初の前走オープン(非リステッド)出走の単勝1番人気馬のデータは少々オカルト気味なのですが、これだけ連敗続いたら、流石に買えないでしょう。
そもそも単勝1番人気馬は、Win5対象レースは全JRAレースでの勝率より落ちるとは言え、過去1年間で26%程(2024年3月16日時点)あり、一番勝つべき馬なのに、30連敗ですからね。
このナスティウェザーの敗戦で31連敗と記録を更新しました。
2番人気のロードフォアエース、3番人気のラヴオントップ、4番人気のエートラックスは、以下の勝率の高い前走データ
前走、逃げもしくは先行、または、上がり1位から3位を記録した馬
に該当しておりましたし、単勝オッズを見ても、4番人気のエートラックスが6.7倍、5番人気のニホンピロカラットが17.1倍と大きく開いており、競馬ファンの多くが4番人気までの馬が勝つと見ていたわけで、ここは2番人気のロードフォアエースから4番人気エートラックスまでセレクト可能だったのですが、
過去1年間、Win1は単勝1番人気と2番人気の勝率を合わせると60%を超える
データがあり、Win1は絞って買うという基本戦略でやっているので、ロードフォアエースの1点抜き。飛べば仕方なしと見てました。
レースは逃げていたロードフォアエースをゴール手前でエートラックスが差し切るという惜しい競馬。
30点台という少点数、しかも1レースは4頭購入するレースを設けるという手法なので、必ず1つのレースは1点抜きを作らないといけないのです。
ここで3点貼れば、Win2以降のレースを1点抜きにしないといけないのですが、先程お見せしたとおり、私が信用できる1番人気は、Win3にしか居ませんし、1点抜きするには弱かったので、1番人気が自信を持って切れるのであれば、ここを2番人気の1点抜きは致し方ないと考えてます。
よほど、上位人気が頼りない場合以外はWin1は最大2点までと考えてます。
見出しの後ろにあるBとかCというのは、私の手法は
単勝1番人気馬=A(1点)
単勝2番人気馬=B(1点)
単勝3番&4番人気馬=C(2点)
単勝5番人気馬ー単勝8番人気馬=D(4点)
と、単勝人気順にゾーンを作って、このゾーンを各レースに当てはめて買うというもの。
見出し後にあるB⇒Cというのは、このバイオレットステークスが予想はBゾーンだったが結果はCゾーンでしたということです。
Win2 中山10R アリエスステークス 回顧 D(B)⇒C
勝利したのは4番人気ドライゼ。
単勝1番人気フラッパールックは、先程の前走データに合致せず消し。
仲良くさせていただいておりますWin5er仲間のEncinaさんが、Xで
フラッパールック鞍上の丹内騎手が、過去Win5該当レースで単勝1番人気馬17戦全敗
という事実をポストしてくださっていたのも、大きな消し要因でした。
まあ、普通に予想していても、この馬がなぜ、こんな圧倒的に人気しているかは謎でした。
Encinaさんは、私の知りうる限りWin5erの中でも随一のデータ派で、先週もWin4。
かなり貴重なデータもXでポストされますし、お人柄も良いので仲良くさせていただいてます。
ご興味有る方は是非フォローするのをオススメします。
続く2番人気ヘニータイフーン、3番人気メイショウオーロラ、4番人気ドライゼまで前走データでは消し対象では無いので、ここはこの3頭の買いで良かったのですが、
メイショウオーロラの前走を見て、こんな追込馬来るかなと、ここで自分の裁量が入り、消しにしたことで、以降の5番人気馬をセレクトしてしまったのです。
ここは、大きな反省点です。
予想しないとタイトルにも銘打っていますが、どうしても、予想(裁量)入ってしまうんですよね。
1つのレースでDゾーン(4点買い)を入れるのもこの手法なので、荒れそうなレースを自分で作ってしまいがちになることはあると思います。
単勝オッズも8番人気コンスタンティンが19.7倍、9番人気クインズミモザが24.6倍と大きな差があり、8番人気までなのかな…と考えてしまったのも要因なのですが…。
なぜ、Dゾーンを入れるのかは後述します。
次週以降裁量をできる限り入れないよう気をつけていこうと思っております。
Win3 阪神10R キタサンブラックカップ 回顧 AB(D)⇒C
勝ったのは3番人気スズハローム。
このレース、単勝1番人気ジョウショウホープから8番人気ベルクレスタまでで、スズハロームを除き前走データはクリアしていました。
そこで、単勝1番人気ジョウショウホープ、2番人気テーオーダヴィンチをセレクト。
しかし、今回のWin5対象5レースの内、このレースだけ前走データから切ったスズハロームが勝利したのです。
そこでこの前走データどこまでの信頼度があるのをしっかり検証したことが無かったので改めて調べました。
過去1年間のWin5での勝利馬の前走データを脚質、上がりタイム別に抽出した結果です。
逃げ…35頭、先行…89頭、中団…107頭、後方…42頭、捲り…2頭 (計282頭)
上がり1位…53頭、上がり2位…33頭、上がり3位…35頭、4位以下…149頭
前走脚質が、中団(107頭)、後方(42頭)の前走上がりタイムを調べました。
※ここで言う捲り脚質の馬は、4コーナーで4番手まで居る馬なので実質先行馬として扱います。
上がり1位…35頭
上がり2位…19頭
上がり3位…24頭
上がり4位以下…67頭
つまり、前走データに該当するWin5勝利馬は、
282頭ー67頭=215頭(76.2%)
なかなかの数字です。
該当しない馬(67頭)を詳しく見ていきます。
今走の人気を見ると、
1番人気…6頭
2番人気…17頭
3番人気…8頭
4番人気…2頭
5番人気…8頭
6番ー10人気…20頭
11番人気ー…6頭
かなり下位人気に偏っています。
その下位人気振りを物語るのが次の数字
前走の着順
1着…5頭
2着…3頭
3着…5頭
4着&5着…16頭
6着以下…38頭
馬券内がわずか13頭(19.4%)掲示板内も29頭(43.2%)で大多数が、着外の馬なのです。
人気無いのも仕方ありません。
今走の脚質を見ると
逃げ…5頭
先行…27頭
中団…25頭
後方…8頭
捲り…2頭
今走の上がりタイムは
1位ー3位…34頭
4位以下…33頭
なので、前走逃げ・先行出来ず、上がりタイムも4位以下の馬が、今回は逃げ・先行出来、上がりも使え巻き返したということが伺えます。
では、その理由として考えられるのが、レースの頭数です。
前走の頭数と今走の頭数が
同数…22頭
頭数減…32頭
頭数増…13頭
前走より頭数が減ることで、前のポジションが取れ、展開も緩やかになったり直線も前が塞がれることも少なくなるので、しっかり追えることが出来上がりが使えた。
前走の頭数
11頭以下…1頭
12頭~14頭…14頭
15頭~…52頭
先程の理由を裏付けるように、前走の頭数が多いほど、巻き返しがあるということ。
頭数が多いので良いポジションが取れないし、道中不利も増えます。
人気薄の馬が好走する理由の大きな一つと言えるのでは無いのでしょうか?
因みに今回のスズハロームは前走11頭立て。前走は休み明け、馬場も得意ではない稍重の影響もあったと考えられます。
この馬前走を除き、過去の8レース中、逃げ・先行出来ない、もしくは上がり4位以下というレースが2回だけという操縦性も有り、上がりも使えるかなり実力のある馬であることは伺えます。(だから前走10着でも3番人気)
また、前走が昇級初戦であったり、重賞初出走だったりと今までとペースが早くなり戸惑って凡走してしまうケースもあるでしょう。
長々と私のデータ検証にお付き合いいただきましたが、結論としては、
前走データ(前走逃げ・先行、または上がり3位以内)は、かなりの優位性があるが、下位人気の突然の爆走には対応が出来ない。
但し、前走データに該当しない馬でも、前走が15頭以上のレース、休み明け、または格上レースの場合は、巻き返しがあるので、2走前以前のレースも参考にして決定する。
ということで締めさせていただきます。
ここから本題に戻りますが、単勝オッズを見ると、3番人気のスズハロームが4.9倍、4番人気のスーサンアッシャーが9.4倍とかなり差が開き、スズハロームまでが勝ち負けと多くの競馬ファンが見ていました。
この単勝オッズの差、俗に言う「オッズの断層」
本来は、オッズの断層のすぐ上の馬を狙えということなんですが、私自身は、そこにそこまでの優位性は感じてなくて、Win5で使うとすれば、オッズの断層の上の馬たち、このキタサンブラックカップで言えば、単勝1番人気から3番人気の3頭で勝馬と検討するという使い方がベターだし、一番使えるやり方なのではと思います。
実際、バイオレットステークス、アリエスステークスでもオッズの断層の上に居た1番人気両頭飛んでいますが、その下のオッズ断層の上の馬達で決まってますからね。
他のデータと組み合わせば、充分使える武器になるとは思っております。
Win4 中山11R 美浦ステークス 回顧 B⇒A
勝ったのは1番人気、キングスパレス。
前走データ上消す馬でなかったのですが、人気して勝ちきれない馬は消す性分なので、ここは思い切って消し。
キングスパレス、3勝クラスに昇級してから、単勝人気の推移は3ー1ー2-1-1-1、前走データも過去6走全てのレースで満たしています。どうしても抑えたいと思う馬なのですが、
Win5の過去1年間の単勝1番人気の馬の勝率は26%ほど。
この馬過去6走すべてが一番人気ではないですが、例えると、今回のレースは、当たりの確率の高いくじを7回引いて漸く今回当たったと同じこと。
1回/7回で確率は、14.2%、でもデータ上では4回に1回は当たるくじです。
せめて4回目(1回/4回=25%)までに当たらないと1番人気を買っている意味がありません。
違う言い方をすると、今までの6回キングスパレスと違う馬を買ったら当たっていたのです。
この手法が、Win5で確率の高い出目を抑えに行っている行為そのものなので、このような勝ち味に遅い馬は、来たら仕方がないと思って、諦めてますし、買わないほうが間違いなくトータルでWin5の勝率が上がるはずなのでデータ的に買いたいというものが無い限り、基本買いません。
私は2番人気コスモフリーゲンの逃げ切りの可能性高いと考えここを1点抜きに。
オッズ的にも、キングスパレスとコスモフリーゲンに断層があり、更にコスモフリーゲンと3番人気のアレグロモデラートにも断層があるので、競馬ファンもほぼこの2頭の争いと見ていました。
実際のレースも僅差でしたし、コスモフリーゲンが逃げられず直線手前から前の馬を捕まえに行った分、キングスパレスが差せた面も大きいと思ってます。
Win5 阪神11R 大阪杯 回顧 BC⇒B
勝ったのは2番人気ベラジオオペラ。
前走データで1番人気タスティエーラは消し。
前走直線で不利があったのは承知してましたが、不利が無くても3着が精一杯とも思え、そこはデータを信用しました。
過去1年間のWin5対象レースで単勝1番人気馬での松山弘平騎手の勝率は9.1%
も消しの理由に挙げられます。
ここは前走データに合致する2番人気ベラジオオペラから4番人気プラダリアまでの3点買い。
人気の断層も5番人気ソールオリエンスと6番人気スタニングローズにあるので、ここもオッズ割れましたが、競馬ファンも上位5番人気まででと考えていました。
全5レースを振り返って 総評
今回、私は点数の都合もあり、また自分の裁量も入ってしまったことも有りWin1でしたが、点数の上限を解除して、データ通りに買えばWin4。そしてオッズの断層を考慮に入れれば的中していましたよね。
データ通りに買い、オッズの断層を考慮すれば、以下の買い目で今回のWin5当たってます。
Win1 バイオレットステークス 単勝2番人気から4番人気(ゾーンBC)の3頭
Win2 アリエスステークス 単勝2番人気から8番人気までの7頭(ゾーンBCD)、もしくは単勝2番人気から4番人気までの3頭(ゾーンBC)
Win3 キタサンブラックカップ 単勝1番人気から4番人気までの4頭(ゾーンABC)
Win4 美浦ステークス 単勝1番人気から2番人気(ゾーンAB)の2頭
Win5 大阪杯 単勝2番人気から4番人気(ゾーンBC)の3頭
少なく見積もって3×3×4×2×3=216点。
人気の和が最小が、2+2+1+1+2=8、最大が4+4+4+2+4=18になるので、人気の和が12未満の目を買い目から外せば、かなり点数は減らせます。
「そんなん、タラレバであれば何でも当たるやん」とも言われそうですが、負ける単勝1番人気を高確率で消せますし、Win5勝馬の内、確率76%の前走データと、オッズの断層を駆使すれば、
資金の有る人は、私の手法を応用すれば、かなりWin5当たるのではないのでしょうか?と思います。
自分の場合は、毎週競馬にそれだけの資金を突っ込む気持ちが無いので、Win5は1回に3,000円台と決めてます。
これは前述の通り、この手法が、Win5で7桁後半から8桁の配当が出やすい”出目”を絞って買うことで、当てようとするものだからです。
あくまで”出目”なので、眼の前のWin5のレースを当てに行っているのではなく、半年、1年間の期間で確率の高い出目を買い続ければ当たるという考えなのです。
その出目とは以下の要件を満たすもので
- Win5で7桁後半から8桁の配当が出易い人気の和は13-19
- 人気の和が13-19の出現率は年間で53.5%と高頻度
- 単勝人気9番人気以降は出現率がかなり低い
- 単勝5番人気から8番人気の出現率は、78.5%
- 単勝1番人気の出現率は、73.7%
これに合わせて、買い目を構成しています。
- 単勝1番人気を1レースは抑える
- 単勝5番人気から8番人気のベタ買いのレースは1レース作る
- 人気の和を13-19に収まるように買う
これに沿う形で毎週買い続ける為、無理のない金額で勝負しています。
今回は人気の和は14で狙いたい13-19に該当しますが、単勝5番人気馬が勝利が無かった為、狙っている出目には該当しませんでした。
これはあくまで私の資金力と狙っている配当の兼ね合いでそうしているだけで、読んでくださっているWin5erのみなさんの懐事情と獲りたい金額によってこの手法をアレンジしてくだされば…と考えてます。
この手法パクっても文句は言いませんが、当たったら的中報告欲しいです。
こうやって記事を書いている励みにもなります。
最後に、私のXでは、土曜日にも練習のために仮想Win5を実施したり、重賞やWin5該当レースのデータや2走前までの展開による不利を受けたにも関わらず良い内容の競馬をした注目馬などをPOSTしておりますので、フォローをお願いします。
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