今週は2歳牝馬女王を決めるGⅠ阪神ジュビナイルフィリースが、阪神競馬場で、ダート短距離重賞GⅢカペラステークスが、中山競馬場で開催、そして中京競馬場との3場開催です。
前走データ重視予想に切り替えて、2週目のWin5になります。
予想するのも楽しくて、普段でもターゲットフロンティア触ることが多くなっております。
もう今年も12月に入りましたので、今週はバチンとWin5当てたいですね。
当ブログでは、Win5を前走データ、前走比較、騎手データで50点台未満に絞って予想しております。
Win5erの方はもちろんのこと、単勝派の方にも参考にしていただきたいです。
今週のWin5のポイント
- 阪神、中山競馬場で重賞開催のため中京が裏開催でトップ騎手のトントンを警戒
- 今週は芝が3レース、ダート2レースでの設定でハンデ戦は無し
- 重賞は2レース(GⅠ、GⅢ)3勝クラスが2レース、2勝クラスが1レース
- 先週のWin5勝利騎手(川田・戸崎2勝・田口・坂井)の内、田口、坂井は軽視したい
- 川田騎手は香港出張のため不在
Win1 中京10R 2勝クラス 芝2000M 定量戦 名古屋日刊スポーツ杯 考察
- 過去10年間のWin5データから中京芝2000M 単勝1番人気 勝率45.5%
- 2勝クラスに限定しても1番人気 勝率 44.4%
このレースの前走データはこちら。
昇級馬は0頭で、現級2勝クラスの1番人気が1頭、3番人気が3頭。
その内の3頭の着順が馬券内と荒れそうになさそうなレース。
因みに、前走の人気と着純を見て、なぜこういう考えに至ったのかという理由を説明しておきます。
競馬馬の単勝人気は、競馬のプロから私達素人までが、自分のお金を投げ売って馬の能力、調子、相手関係、コースの巧拙、鞍上、枠順、馬場などさまざまなファクターを駆使して作り出している能力数値とも言えます。
その理由は、当然、1つ1つのレースは人気通りに収まらないのは、ご存知の通りですが、1年単位、10年単位、数十年単位とどの単位で切り取っても、期間を取って、検証数を増やすとほぼ、人気通りに勝率、複勝率が順に並んでいく、ある意味競馬のデータの中で唯一普遍的なものであり、一番信用できるものです。
ある程度、人気は馬の能力を推し量る材料と言えます。
前走人気の馬が、近走の着順が良ければ、かなりの割合で好走する確率が高いです。
また前走人気で着順が悪い場合は、その馬の調子が悪かった、騎乗がまずかった、展開に恵まれなかったなどの理由が考えられ、今回巻き返す可能性が高いです。
前走人気が無くて激走した場合は、今回も連続して激走する可能性は、後から見ると目立つので数ありそうに思えますが、かなり低いです。そもそも前走の着順が良いと単純に今回の人気は上がります。
更に、前走が人気無く、凡走している馬が馬券内に来れば、大穴を開けますが、ほぼ事故みたいなもので一番可能性が低いです。
今回の人気を見るよりも、前走(更に遡ってみるのも有り⇒ここは研究中)の人気と着順を見るほうが、客観的にそのレースを見ることができます。
ですので、ある程度、出走メンバーの前走の人気と着順を見れば、このレース堅いのか、荒れそうなのかがわかるのです。
コース実績からも荒れなさそうなので、ここは1点抜きで。
昇級後、勝ち馬と0.2、0.3差と差のない競馬を見せております。
ただ鞍上が、穴馬で結構お世話になっている冨田暁騎手ですが、人気馬をどう乗りこなせるのかは心配。
ドイル騎手鞍上のセブンサミット怖そうですが、この後のレースで多点貼りする予定もあり、ここは1点抜き勝負で行かせていただきます。
(結論)
④サクセスドレイク(冨田)
Win2 阪神10R 3勝クラス ダート2000M 定量戦 竹田城ステークス 考察
- 過去10年間のWin5データから阪神ダート2000M 単勝1番人気 勝率 42.9%
- 3勝クラスに限定すると単勝1番人気 勝率 50%
前走データは、こちらになります。
現級3勝クラスの出走馬の内前走で1ー3人気の馬は不在。
そして、このレースが施行数が少ない阪神ダート2000Mという特殊なコース。
基本、こういう特殊なコースは、リピーターが強いというのがデータ上出ており、現級の馬に上位の能力が居なければ、コース適性のある昇級馬の方が強いという見立て。
それに、
過去10年間のWin5データで単勝1番人気馬(勝率28.9%)に
- 前走1着
- 前走1番人気
- 前走上がり1位
の3つの前走のデータが加わると、勝率は38.3%へと上昇。
するというデータがあります。
ということで、このコースも堅く収まる傾向にあり、出走馬の傾向からも堅く収まりそうなので、ここは⑥アオイイーグル1点抜きで行きます。
怖いのは前走2着の①イーサンバーニング、前走上がり1位で勝ち上がった⑫オメガタキシード辺りでしょう。
(結論)
⑥アオイイーグル(岩田望)
この先程挙げた、前走1着、前走1番人気、前走上がり1位の馬はそれぞれ1つだけ該当しても勝率が上がります。
因みに昨日の2勝クラスのレース(計8レース)の内、上記に該当する馬の成績は【7.1.2.15】と7勝もしました。
昨日はかなり出来すぎでしたが、全25頭の単勝を仮に買っていたら回収率は、実に1380%を記録しておりました。
今後、長く競馬を楽しんで行く上で、過去10年間のデータで優位性がある馬は買うべきだと考えます。
Win3 中山11R GⅢ ダート1200M 別定戦 カペラステークス 考察
- 過去10年間のWin5データから中山ダ1200M 単勝1番人気 勝率 26%
- GⅢに限定すると 勝率 10%
このレースはダートの重賞GⅢ、しかし前走は、重賞を使っている馬が、6頭で一頭は、芝のGⅠスプリンターズステークス。
ただ、人気は、2番人気が1頭、地方GⅢで3番人気と寂しい顔ぶれ。
そもそも、このコース、そしてレース自体が荒れ想定であり、ここはかなり混戦と思われます。
そのレースの中でも格上が地方重賞GⅠのJBCスプリントであり、ここで2番人気で3着のリュウノユキナは、今回格下のGⅢ競争であり、本命視の1頭。
続くのは中山ダート1200Mのオープン戦で勝鞍のある③テイエムトッキュウ、⑦スズカコテキタイ、⑩タガノクリステル。
特に推したいのは、テイエムトッキュウで前走の室町ステークスが見どころあるレース。
テイエムトッキュウが逃げて直線残すか?と思ったところを、差し、追い込み勢が急襲。結果12番人気のアイスリアンが差し切って勝ちましたが、テンと上がりの3ハロンのタイム差は2秒7というかなりの前傾ラップの、前崩れの競馬であり、逃げて勝ち馬と0.1差のテイエムトッキュウは負けて強しの内容。
ただ、メタマックス、ラプタスと前に行きたそうな馬が多いのですんなり逃してもらえるのか?
2連勝中のメタマックス、前走GⅠのラプタスも買い目には入れておきたい。
先行勢が競り合って前が早くなったときに、差せる馬は?と考えたときに、室町ステークスの上位馬達は、大した上がりも使えていないのでここでは評価をさげます。
そう考えたときに、初ダートであるが、このメンバー唯一のGⅢ2勝馬であるオールアットワンスが気になったのです。
ダートではわかりませんが、芝ではかなり早い上がりが使える馬、一発あるのならこの馬なのかな…と。
(結論)
②メタマックス(菅原)
③テイエムトッキュウ(津村)
⑤ラプタス(幸)
⑦スズカコテキタイ(岩田康)
⑨オールアットワンス(石川)
⑩タガノクリステル(戸崎)
⑯リュウノユキナ(柴田)
Win4 中京11R 3勝クラス 芝1200M 定量戦 知立ステークス 考察
- 過去10年間のWin5データから中京芝1200M 単勝1番人気 勝率 25.5%
- 3勝クラスに限定すると28.6%
出走馬の内、昇級馬は不在、しかし、現級3勝クラスで単勝1-3人気馬は不在の少頭数であるがかなり難しいメンバー構成。
こういうときは、前走着順が良い馬を選択するのがベストなので、⑦ドロップオブライト。
メイショウツツジは前走の人気が14番人気でここでまた走るか?と言われると少々疑問、評価を下げます。
正直後はどの馬が来るかわかりませんが、単騎逃げが予想される⑤メイショウエニシア、差の無いメンバー構成なので、展開利は大きい。
荒れそうだと思い、他に馬居ないのか…と馬柱を遡ってみると、1頭面白い馬居ました。
④アビエルト。
3走前にGⅢCBC賞に出走しております。
3勝クラスにも目処が立っていないのに、わざわざ格上の重賞を使うのは、厩舎のどういう思惑。
ハンデ戦なので、少しでも軽い斤量で走れるだろうけど、そうなのであれば、3勝クラスのハンデ戦に出せば良いはず。
このコースなら、少しでも上の着が取れるのかと、考えたのかも知れない…と思い、入れておきました。
(結論)
④アビエルト(丸山)
⑤メイショウエニシア(泉谷)
⑦ドロップオブライト(小沢)
Win5 阪神11R GⅠ 芝1600M 馬齢戦 阪神ジュビナイルフィリーズ 考察
- 過去10年間のWin5データから阪神芝1600M 単勝1番人気 勝率 31%
- GⅠに限定すると40.6%
- 当該レースに限定すると脅威の50%
前走のデータはこの通り。
戦前から混戦ムードが漂っているこのレースですが、私はかなり堅いのではと思っております。
なぜなら、牡馬混合重賞(GⅡ)で単勝1番人気で1着した⑩コラソンビートは、この中で能力抜けていると考えられます。
結局、今回出走しているメンバーは、ほぼ牝馬同士でしか戦ってきていない馬ばかり。
先程も書いた通り、人気はある意味能力評価の指標で、牡馬混合重賞で1番人気に支持されているということは能力ある証拠で勝ちきれるのだから、強いでしょうと。
また、格下のGⅢだけど、こちらも牡馬混合重賞を1番人気で勝った⑦アスコリピチェーノ。
格下と書きましたが、この新潟2歳ステークス、距離がマイルになって、勝ち馬から後のGⅠ馬が輩出される出世レースへ変貌しました。
新潟マイルは、GⅠが舞台となる東京、阪神、京都と同じく直線が長く、瞬発力に優れている馬が勝ちやすい舞台であり、要注意しないといけないレース。
2着は、えっと言う馬来るかも知れませんが勝つのはこの2頭と思います。
(結論)
⑦アスコリピチェーノ(北村宏)
⑩コラソンビート(横山武)
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