ご無沙汰しております。
久しぶりのWin5予想記事となります。
Win5当てられてますか?
Win5はご存知の通り、JRAで一番難解な馬券なので、正直なかなか当たりません。
そこで、予想する上で何か一つ軸になるものは無いのか?と過去のデータを調べていたところ、一つ面白いものにぶつかりました。
それは前走のデータです。
そのデータの使い方に関しての詳細は、別記事で今後執筆していきますが、今週から、新たにブログ記事更新を再開するに伴い予想にこの新機軸を取り入れ、刷新していきます。お楽しみに。
当ブログでは、前走比較、データを元にWin5を30点台の少点数で予想しております。
Win5erのみなさまはもちろんのこと、単勝派の方も参考にしてください。
今週のWin5のポイント
- 今週から中山・中京・阪神開催スタート。開幕週なので、芝レースでは「内・前」有利を忘れずに。
- 中京はGⅠチャンピオンズカップであり、トップ騎手は中京で騎乗。
- 今週は、GⅠ、リステッド、オープン、3勝クラス、2勝クラス各1レースの設定。
- 芝コース2レース、ダート3レースの設定。ハンデ戦はWin1、Win3の2レース。
- 先週のWin5騎手はルメール・藤岡祐・川田・北村友で、藤岡祐は2週連続勝利。
Win1 中京10R 2勝クラス ダート1400M 定量 鳴海特別
- 過去10年のWin5データ(2784R)から ※全レース単勝1人気勝率28.9%
- 中京ダ1400 (39R) 単勝1人気勝率30.8% 2人気 28.2% 3人気 5.1%
- 中京ダ1400 2勝クラス(9R) 単勝1人気勝率 44.4% 2人気 33.3% 3人気 0%
- 中京ダ1400 (39R) 騎手別勝率 松山25% 吉田隼人30.8% 武21.4%
今週から各レースごと、過去10年のWin5のデータからのコース別の単勝人気の勝率を掲載していきます。参考にしてください。
中京ダート1400Mは、単勝1番人気の勝率が30.8%と、全レース平均の単勝1番人気勝率の28.9%を僅かに上回る程度で平均的な堅さと言えます。
冒頭にも書かせていただいた通り、前走のあるデータは競馬を予想する上で参考になることが多いです。
最近読んだある競馬記事で
- 前走1着
- 前走1番人気
- 前走上がり1位
の複勝率が高いという記事を読んで、「複勝率が高いなら勝率も高いはず」と過去10年のWin5データを調べてみました。
結果は、その通りで、その詳細はこれから各記事で紹介していきますが、
そうやって、過去のレースを前走の人気に着目してみていると、ある法則に気づいたのです。
それが、
出走馬の内、該当レースのクラス(例:2勝クラスとかオープン)での1~3人気の馬が不在の場合は荒れやすい。
なのです。
考えてみると、人気薄で激走した馬が、次のレースも馬券内に入ることって、競馬を長くされている人であれば、肌感覚で少ないと感じること多いと思うのですが、データ上もその通りです。
ちなみに、昨日のステイヤーズステークスについてXでこう呟いたのですが、
TwitterではWin5に関する呟きの他に馬券予想も公開中。フォローお願いします。
結果は御存知の通り、8番人気アイアンバローズが勝利。
気にはなってましたが、馬券では拾えなかったのです。
上記のXの画像で前走人気を赤枠で囲っておりますが、ステイヤーズステークスはGⅡであり、出走馬で前走重賞を走った馬で1-3人気の馬は皆無。
想定通り荒れたのです。
さて、話は逸れたので、本題の今日のレースの予想に戻ります。
ご覧の通り、2勝クラスで前走1番人気のスキャッターシード、2番人気のヴィヴァン、3番人気のスズカコーズもいますので、比較的堅く収まる傾向にあるレースと言えます。
その中で推したいのは、⑨ロードアウォード。12/3 11:48現在単勝オッズ2.9倍の1番人気。
過去10年のWin5データで「単勝1番人気」+「前走上がり1位」+「前走1人気」+「前走1着」勝率38.3%
過去1年間のWin5データで川田騎手の1番人気勝率は、45.5%
※過去10年間のWin5で1番人気の馬の勝率は28.9%。
というデータがありますので、スキャッターシード(前走3着)ヴィヴァン(前走3着)と気になる馬がいますが、ここは1点抜きで行きます。
資金に余裕がある方は、上記2頭は買っておいてください。
(結論)
⑨ロードアウォード(川田)
(⑩ヴィヴァン(モレイラ))
(⑭スキャッターシード(ルメール))
Win2 中山10R 3勝クラス ダート1800M ハンデ戦 市川ステークス
- 過去10年のWin5データ(2784R)から ※全レース単勝1人気勝率28.9%
- 中山ダ1800m単勝人気別勝率(72R) 1人気31.9% 2人気15.3% 3人気12.5%
- 3勝クラスに限定(23R)すると 1人気26.1% 2人気13% 3人気4.3%
- ハンデ戦(22R) 1人気4.5% 2人気22.7% 3人気13.6%
この中山ダート1800Mも、全レース平均より上の単勝1番人気の勝率で比較的高いと言えるコースなのですが、ハンデ戦に限定すると、な・ん・と単勝1番人気の勝率は4.5%と極端に低くなり、かなり要注意のレースと思えます。
前走のデータは以下の通り。
前走が3勝クラスで1番人気が、②ナチュラルハイ、⑪ゴールドバランサー、2番、3番人気が不在で4番人気がトラモント、5番人気がゴールドブリーズ。
ただし、着順が、現級の馬たちが悪い…のは荒れる傾向、もしくは着順が上の馬(昇級馬)にチャンスがあるレースです。
そして、このレースはハンデ戦です。
と思い、気になるのは前走10番人気で大穴を開けたカランセ。
カランセは前走1着+上がり1位です。
過去10年間のWin5データで、前走が1着+上がり1位の馬の勝率は、12.5%
ちなみに複勝率は、32.9%となるので、馬券の相手には入れるのをおすすめしますが、前述の通り、前走人気薄で激走して、今回も…は、かなりレアケースなので、ここでは買いません。
12/3 11:55現在、前述のゴールドバランサーが、単勝オッズ4.1倍の1番人気。
過去10年間のWin5データで、今回1番人気+前走1番人気の勝率は、34.4%
ですので、1点抜きには、難しいですが、候補に入れておくのが無難。
同じく、前走1番人気5着の②ナチュラルハイも、いれておきます。
そして、2走前に中山ダート1800Mを勝っている⑨フォレストキャット。
近走は、惨敗も4走前に、この条件を逃げて勝っている①ゴールドブリーズが1番枠を利して逃げる可能性も大いにあり。
(結論)
①ゴールドブリーズ(秋山)
②ナチュラルハイ(ドイル)
⑨フォレストキャット(藤岡康)
⑪ゴールドバランサー(内田)
馬券的には、ゴールド×ゴールドの同馬主が来そう(笑)
Win3 阪神11R オープン ダート1400M ハンデ戦 ギャラクシーステークス
- 過去10年のWin5データ(2784R)から ※全レース単勝1人気勝率28.9%
- 阪神ダ1400m単勝人気別勝率(28R) 1人気32.1% 2人気10.7% 3人気21.4%
- オープンクラスに限定(11R)すると 1人気20% 2人気0% 3人気30%
- ハンデ戦(6R) 1人気16.7% 2人気0% 3人気33.3%
阪神ダート1400Mは、単勝1番人気の勝率が32.1%と堅く収まる傾向にあります。
ダート戦は芝レースより比較的堅く収まる傾向に有りますよね。
ハンデ戦の単勝1番人気の勝率の低さは気になりますが、対象レースが6レースと少ないので参考になるかどうか?…なのですが、
かなり、前走の人気悪い馬ばかり…。
唯一⑥ディアノイアが3番人気だが着順は13着。
でも、こういう場合は、Win3市川ステークス同様、前走着順が良い(調子が良い)馬を選ぶことをおすすめします。
前走2着、⑧エーティーマクフィ、⑫カセノダンサーいますが、
カセノダンサー鞍上の藤岡祐介騎手は、Win52週連続勝利中。
Win5リーディング上位の川田・ルメールでさえも、3週連続勝利がほとんど。
ここは切ります。
前走人気で拾っておきたい⑥ディアノイア。5走前にも阪神ダート1400M戦も勝っており、ここは候補に入れます。
阪神ダート1400M戦3勝の①オーヴァーネクサスですが、3走前3着ありますが、0.9差なのでここは切ります。
②メイショウダジンは5走前に阪神ダ1400Mオープンクラス勝ち。ここは内枠にも入り怖い存在。
③アイオライト、何だかよくわからない馬で、ダートの短距離使ったり、中距離を使ったり、たまに強い勝ち方をする馬であります。ハンデ見込まれたので切りますね
⑪ワルツフォーラン、2走前の阪神ダ1400Mオープンで着差0.3差の2着。一番ここで怖いですね。
(結論)
②メイショウダジン(小沢)
⑥ディアノイア(西村)
⑨エーティーマクフィ(富田)
⑪ワルツフォーラン(酒井)
Win4 中京11R GⅠ ダート1800M 定量戦 チャンピオンズカップ
- 過去10年のWin5データ(2784R)から ※全レース単勝1人気勝率28.9%
- 中京ダ1800m単勝人気別勝率(48R) 1人気35.4% 2人気25% 3人気12.5%
- G I限定(9R) 1人気22.2% 2人気22.2% 3人気11.1%
- 騎手別 デムーロ33.3% 戸崎16.7% 大野・川田25%
中京ダート1800Mは、JRA全コースの中でも5本の指に入る堅く収まるコース。
GⅠ限定、つまりチャンピオンズカップに限定すると単勝1番人気の勝率は22.2%に低下します。
また、結構知られているデータだと思うのですが、過去9年のチャンピオンズカップ、8枠の馬が一頭も馬券内に絡んでいません。
8枠15番に収まったレモンポップのデータとしては嫌なデータではあります。
前走の馬柱ですが、さすが、JRAで2レースしかないダートGⅠ。
前走の人気も1番人気の馬が、5頭。2番人気が1頭、3番人気が2頭、それも前走がGⅠが多く有力馬が揃っております。
Win5だけでなく、馬券も買い目絞るのが、難しそう。
その中でも、ハギノアレグリアスとセラフィックコールは、前走の上がりが1位で1着。
前走が1着、1番人気、上がり1位馬の勝率は、過去10年のWin5対象レースでの勝率は18.2%
ただし、上記該当馬が、今走1番人気の場合は、38.3%と勝率は急上昇します。
特にセラフィックコールは当ブログの誇れる法則である
5連勝する馬は歴史的名馬
を打ち破った馬ですからね。
鞍上デムーロもこのチャンピオンズカップと非常に相性も良いので、切れないかな…。
このコースに合わないとか色々言われておりますが、6連勝もあるかな…と思い買います。
ハギノアレグリアスは、今回かなりメンツが揃ったGⅠにもなりますので、そう考えると1線級とは、勝負付が済んでいると思うのです。
地方GⅠは、ほぼデータが無いので、今年の帝王賞の映像見ましたが、堂々王道の競馬をして僅差の2着この馬の強さを実感しました。
去年のチャンピオンズカップも同様のレースで、惜しくも2着。
臨戦過程も、コリアカップを叩いて圧勝。
一番安定して強いのはこの馬だと思います。川田騎手のトントンを期待。
チャピオンズカップで勝ち馬が多く出ている臨戦過程のJBCクラシックを1番人気で4着に破れたメイショウハリオ、前々の競馬となり、外を回してきたこの馬には展開が向かず。
一昨年のチャピオンズカップも、道中追って手応えも良くなく、外を回して全く競馬にならず。
よほど展開が向いて、浜中騎手が内でじっと足を溜めてという競馬ができないと勝負にならないかと。
おなじくJBCクラシック組のテーオーケインズ。一昨年の圧勝劇は未だに脳裏に焼き付いておりますが、近走は、惜しい競馬はしても勝ちきれないので、どうなのかな…と。
そして最後に⑮レモンポップ。
外枠云々、距離云々言われてますが、一番気になるのは、ワンターンの競馬場でしか勝っていないこと。
「結局、レモンポップ強かった…」という結末となるのが嫌なので、今回はリミッター外します!。
48点勝負で行きます。
(結論)
⑨クラウンプライド(川田)
⑫セラフィックコール(デムーロ)
⑮レモンポップ(坂井)
Win5 中山11R リステッド 芝1200M 別定戦 ラビスラズリステークス
- 過去10年のWin5データ(2784R)から ※全レース単勝1人気勝率28.9%
- 中山芝1200m単勝人気別勝率(51R) 1人気35.3% 2人気15.7% 3人気9.8%
- リステッドに限定(9R)すると 1人気55.6% 2人気0% 3人気0%
- 騎手別 北村宏18.2% デムーロ28.6% 戸崎10.7%
この中山芝1200Mも、荒れるイメージの短距離コースなのですが、唯一堅く収まる傾向にあるコースです。
そして前走のデータも、現級(オープン)の1-3人気馬も出走し、着順も良いと堅そうなメンバーなので、絞りたい。
正直迷ったのは、②カンティーユと⑥メイショウゲンセン。
しかし、買うのは②カンティーユ。
2走前中山芝1200Mを逃げ切り勝ちで、内枠にも入り、12/3 13:15現在単勝オッズ2.7倍の1番人気。
過去10年間のWin5データで、今回1番人気+前走1番人気の勝率は、34.4%
メイショウゲンセンは、勝鞍は新潟、小倉、京都と直線に坂の無いコースばかりなので、評価を下げました。
前走2着の①サンライズオネストは近走では、福島競馬場でしか好走例が無い。
前走1番人気④サマートゥリストは、初の1200M戦。前で戦える馬なので、距離短縮は好条件ですが、まずは様子見。
前走1着の⑧オタルエバーは、近走の好走歴が、新潟、福島と直線坂の無いコースばかりで切ります。
前走3着の⑪ファロロジーは、3走前に中山芝1200を勝っていて怖い存在ですが、大外でもあり、前走が人気薄での激走なので切ります。
(結論)
②カンティーユ(横山和)
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