レースレベルの判定や、その馬の能力を測るためにも、競馬予想にレース分析は欠かせません。
馬場傾向、タイムなどレース分析にも様々な方法がありますが、私が選択しているのは、不利な展開にもかかわらず強い内容の競馬をしたという方法です。
そこに道中に実際に不利を受けた馬も評価の対象にしております。
先週(2023年5月13日、14日)の2勝クラス以上のレースを対象に、次走へ狙える馬を当記事で公開しております。
また先週行われた重賞であるGⅡ京王杯スプリングカップ、GⅠヴィクトリアマイルの回顧もしておりますので、参考に。
展開、道中の不利からの次走の狙い馬 2023年5月13日(土)
新潟11R 2勝クラス 芝2000M 信濃川特别
ブルーゲート
前半3ハロンが37.5秒、1000M通過が1分3秒1という超スローペース、直線よーいどんの瞬発力勝負、比較的後方から、前を捉え勝ち馬に迫った脚は見ごたえあり。
東京9R 2勝クラス ダート1400M 日吉特别
該当馬無し
東京10R 3勝クラス 芝2400M 緑風ステークス
サクセスシュート
カーディナルが後続を突き放して大逃げで後続の馬たちの流れは数字で見える以上にスローペース、後方から目立つ脚で外から2着馬に迫ってきた。
東京12R 2勝クラス ダート1600M
ギャラクシーナイト
前半3ハロンが35.9秒、1000Mが1分4秒と特にラップは早くないが直線で早めに飛び出し、ほぼ同じ位置にいたアキノスマートを振り切り、後続からの馬に迫られるも勝負根性発揮して押し切った。
昇級でも注意したい。
京都7R 2勝クラス 芝1200M
テーオースパロー
1200Mでは珍しい前半3ハロンが35.4秒もかかる超スローペース。
実際映像で見ても4コーナーは馬群が団子状態で回ってきています。
上がり最速ではないが、直線目立つ脚で2着馬に迫った。2歳時にはオープンクラスで2着に入った馬でこれで昇級初戦で現級に目処を立てた。
京都10R 3勝クラス ダート1800M 上賀茂ステークス
マイネルクロンヌ
後方から追っ付け通し、捲って直線では先頭に並ぶ。直線では先行した2頭に離されそうになるが、再度差を詰めるしぶとさ。距離短縮すると狙い目。
京都11R オープンクラス 芝1800M 都大路ステークス
エアファンディタ
頭数少なく、逃げ馬不在でバジオウが逃げるもスローペース、直線は真ん中をバジオウが逃げ、内からアドマイヤハダルが…とこの2頭で決まりそうなところを外から一気の脚で差したのは圧巻。
このメンバーであれば、順当な結果だが、重賞でも勝てる器。
京都12R 2勝クラス ダート1200M
該当馬無し
GⅡ 京王杯スプリングカップ 2023 回顧
雨は降ったが良馬場発表。
特に大きな出遅れは無かったが、タイムトゥヘヴン、カルリーノが出足がつかず後方から。
スタートからベレヌスが引っ張るも、前半3ハロンが34.9秒、1000Mが57.9秒とスローの流れ。
番手はラウダシオン、その直後内枠にヴィクティファルス、外にダディーズビビッドで直線に入る。
ラウダシオンがベレヌスを交わし先頭に立つも、外から一気にレッドモンレーヴがまとめて差し、先頭へそのままゴールへ。
好位につけたウインマーベル、ダディーズビビッドが2、3着。
その後ろから目立つ脚でアヴェラーレが差し込んで4着。
上がりも33.7秒と直線よーいどんの競馬で、瞬発力に勝ったレッドモンレーヴと、アヴェラーレは次回もマークで。
(次走の狙い馬)レッドモンレーヴ、アヴェラーレ
展開、道中の不利からの次走の狙い馬 2023年5月14日(日)
新潟10R 2勝クラス ダート1800M 中ノ岳特别
アルムブラーヴ
比較的前残りの流れを直線外から、1頭だけ違う脚で、後続を2馬身1/2千切る、強い競馬。
次走昇級でも。
新潟11R 3勝クラス 芝1800M 弥彦ステークス
フィールシンパシー
前残りの展開で決まりと思われそうなゴール前で、外から伸びて、一瞬お!と思わせる脚。
東京8R 2勝クラス 芝1600M
エクセトラ
直線、ゴール前、比較的前で残りそうな流れを外からまとめて差す、圧倒的人気に応えて、3連勝。
4連勝あるか?
東京9R 2勝クラス 芝1800M テレ玉杯
ルージュエクレール、サトノゼトピア
ルージュエクレールは、1000M通過1分1秒5のスローペース、直線逃げたへネラルカレーラが逃げ切れそうなところを差し切る。
またサトノゼトピアはスタート直後、両方の馬に挟まれ、最後方へ、3着まで差してきているので勿体ない。
但し、牝馬限定戦なので、参考程度に。
東京10R オープンクラス ダート1600M 青竜ステークス
該当馬無し
東京12R 3勝クラス ダート1600M BSイレブン賞
該当馬無し
京都9R 2勝クラス 芝2400M 白河特别
該当馬無し
京都10R 3勝クラス 芝1800M 錦ステークス
該当馬無し
京都11R リステッド ダート1400M 栗東ステークス
該当馬無し
京都12R 2勝クラス ダート1800M
該当馬無し
GⅠ ヴィクトリアマイル 2023 回顧
雨は降ったが、良馬場発表。
特に出遅れの馬もなく、ここ2走出遅れていたスターズオンアースも好スタート。
逃げ馬不在で内枠を利して、横山典騎手騎乗のロータスランドが逃げて隊列を引っ張るもスローの流れで戦前予想されていた通りの瞬発力勝負へ。
スタート後、大外のソダシが内へ切れ込み、そのアオリでクリノプレミアム、ナミュール、ナムラクレア、ステラリアが不利を受ける。
そこからは隊列の乱れも無く直線へ。
内で粘るロータスを、番手につけていたソダシが交わし、先頭に立つも、内から牡馬混合GⅠ勝ち馬でその安田記念と同じような流れからマイルでの瞬発力に勝るソングラインがアタマ差交わし先頭でゴールイン。3着には終始好位につけられたスターズオンアースと地力に勝る3頭が順当に上位へ。
一頭目立ったのは、後方から最速上がりで差してきたディヴィーナ。
(次走の狙い馬)ソングライン、ディヴィーナ
京王杯も、ヴィクトリアマイルも単勝ゲット。2023/5/14時点で回収率113%の予想はTwitterで。
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