GⅢダービー卿チャレンジトロフィー　予想

先週の土曜日の重賞、日経賞と毎日杯の予想記事をUPしましたが、

日経賞は、2着ボッケリーニ、3着ディアスティマのワイド1点で見事的中！！

3,100円の美味しい配当でした。

的中報告も頂いて、めちゃめちゃ嬉しいですし、より責任を感じました。

毎日杯は、3着にドットクルーが来るも、相手にキングズレインが来ず、無念の負け。

今週は、中山競馬場でGⅢハンデ重賞、ダービー卿チャレンジトロフィーが開催されます。

去年は2番人気グラティアスと、12番人気フォルコメンから2頭軸の3連複で買い、よし取ったと思ったら、大外から11番人気のタイムトゥヘヴンが飛んできて差し切り、2着、4着に終わった悔しい思いをしたレース。

今年はしっかり当てていきますので、みなさまの予想の参考にしてください。

ダービー卿チャレンジトロフィー　過去10年のデータと傾向

伝統の中山古馬ハンデ重賞、芝マイルコースで行われるダービー卿チャレンジトロフィー、昨年も大荒れでしたが、人気面から過去10年を振り返ります。

馬連は万馬券が2回。

3連複は、万馬券が6回ですが、10万馬券は無く、3連単は、30万、40万、50万馬券が各1回ずつ。

勝馬は、単勝1番人気から、2番人気、3番人気までが各1勝。

上位人気を頭固定の3連単は買えないレースですね。

4番人気が3勝、5番人気が3勝、そして昨年のタイムトゥヘヴンが12番人気の1回。

馬券内の馬を見ていくと、単勝1番人気が絡んだのは5回。2番人気は3回。3番人気は2回のみ。

単勝1番人気から3番人気の上位人気馬が1頭も馬券内に絡めなかったレースが、3回。

そして単勝10番人気以降の馬が来たのが、2回3頭のみ。

ハンデ重賞でその名の通り荒れますが、めちゃめちゃ下位人気から買うのもどうか？というレース。

単勝3番人気までの馬を軸馬に、9番人気までの馬を紐に、みたいな買い方がオススメですね。

脚質面で見ると逃げ、先行馬は不利。差し、追い込み馬が台頭しており、差し、追い込み決着が、4回もあります。

決め手のある馬を軸にすることをオススメします。

ダービー卿チャレンジトロフィー　有力馬考察

枠確定前に書いておりますので、馬番順ではなく、馬名順で取り上げていきます。

・アナザーリリック（津村）

3走前、GⅢ福島牝馬ステークス道中後方から捲り勝ち。前走GⅢターコイズステークスを勝馬と0.2秒差。

・インダストリア（戸崎）

5走前GⅡ弥生賞勝馬と0.3秒差、4走前GⅠNHKマイルカップ勝馬と0.4秒差、3走前GⅢユニコーンステークスは大敗も初ダートでノーカウント。長期休養明けの中山芝マイル3勝クラス勝ち、前走はGⅢ東京新聞杯を勝馬と0.5秒差。中山芝マイル2戦2勝。

・ウイングレイテスト（松岡）

4走前、3勝クラス東京芝マイル勝ち、3走前中山芝1800オープンクラスを勝馬と0.2秒差、2走前中山芝マイルオープンクラスを前崩れの展開を逃げ切り勝ち。前走はGⅢ小倉大賞典を勝馬と0.8秒差。

・ジャスティンカフェ（ルメール）

5走前3勝クラス東京芝マイル勝ち、4走前GⅢエプソムカップを勝馬と0.1秒差、GⅡ毎日王冠を勝馬と0.1秒差、GⅠマイルチャンピオンシップを勝馬と0.4秒差、休み明けの前走東京新聞杯を勝馬と0.1秒差。近5走とも上がり3位以内の鋭い差し脚を使う。

・ゾンニッ匕（菅原）

近5走内4回馬券内。2走前3勝クラス中山芝マイル勝ち、前走オープンクラス中山芝マイルを勝馬と0.1秒差。中山芝マイル実績【1.2.0.0】

・タイムトゥヘヴン（大野）

昨年のダービー卿チャレンジトロフィー勝馬。近走の成績は振るわないが、ダービー卿チャレンジトロフィー以降、ハンデ戦を使ったのが京都金杯1回のみ。中山芝マイル重賞は【1.1.0.0】

・ファルコニア（吉田隼人）

5走前GⅡマイラーズカップを勝馬と0.1秒差、GⅢ中京記念を道中捲って勝馬と0.1秒差、GⅢオータムハンデキャップ勝ち、GⅠマイルチャンピオンシップは大敗、前走GⅢ東京新聞杯を勝馬と0.5秒差。

・ミスニューヨーク（デムーロ）

4走前GⅢ中京記念を勝馬と0.3秒差、3走前GⅢオータムハンデキャップを勝馬と0.1秒差、2走前GⅢターコイズステークス勝ち、前走GⅢ京都牝馬ステークスを勝馬と0.6秒差。

・ルプリュフォール（石橋）

5走前オープンクラス中京芝1400を勝馬と0.2秒差、4走前オープンクラス新潟芝1400勝ち、3走前GⅡスワンステークスを勝馬と0.2秒差、2走前GⅡ阪神カップを勝馬と0.6秒差、前走GⅢ阪急杯を勝馬と0.6秒差、近5走とも上がり3位以内の差し脚を使う。

・レッドモンレーヴ（川田）

4走前1勝クラス中山芝マイル、3走前2勝クラス東京芝マイルを連勝、2走前3勝クラス東京芝マイルを勝馬と着差無し、前走3勝クラス東京芝マイル勝ち。芝マイル【3.1.0.0】

ダービー卿チャレンジトロフィー　最終結論

このメンバーで格上馬は、明らかにジャスティンカフェ。

G１でも差の無い競馬、GⅡ、GⅢでは僅差の競馬、しかし東京、中京に実績が偏っており、中山は初コース。阪神でも勝鞍あるので、右回りが悪いというわけではありませんが、後方待機の馬なので、小回りコースを捌けるかがポイントであり、リスキーな馬、人気は確実なので、ここは嫌いたい。

この馬、重賞2着一回だけで、安田記念に出走するには賞金が足らない可能性もあるので、ぜひ勝ちたいレースでしょうが、中山じゃなく東京、中京であれば絶対的な本命にしたいのですが…。

自分で言うのも何ですが、中山芝マイル重賞は得意で、選択する理由の中で占めているのは、中山巧者であり、小回り巧者。

そういう意味で同じタイプのルプリュフォールも距離はこなすと思い、人気薄なので拾ってみたが、ここは切ります。

あと、人気の昇り馬の2頭、レッドモンレーヴ、ゾンニッヒの2頭。

いずれも先行して良い脚を使える、中山向きの馬。

ただレッドモンレーヴは3勝クラスを勝ち上がったばかりでの重賞初挑戦、ゾンニッ匕も前走オープン特別2着ですが、一気の相手強化で、この人気では買いづらい…。

では実績馬はどうなのか？

トップハンデだが、中山芝マイルハンデGⅢを勝っているファルコニアは外せないか…。

人気もしていないので、狙い目。

続く中山芝マイルハンデGⅢで実績あるのはミスニューヨーク。

追い込み脚質だが、直線短い小回りコースが合うタイプ。

牝馬限定重賞であるターコイズステークス勝ち、牡馬混合重賞のオータムハンデキャップを僅差の競馬で可能性高いが、他の重賞でも牡馬混合になると馬券内が1度もない…。

紐には入れたいけど牡馬混合重賞では軸にしづらい…。

そこで取り上げたのが、インダストリア。

デビューから王道路線を使っていて（弥生賞⇒NHKマイル）ハンデ戦を使っていないという事実と、中山芝マイル2戦2勝。

私の中では、重賞にも格がしっかりあると考えてます。

これは調教師も意識しているはずで、今まで別定重賞ばかり使ってきたジャスティンカフェは今回初めてハンデ戦を走ります。

ハンデ戦は、ハンディキャッパーがどの馬もゴール時点で一斉にゴールするようハンデを決めるのですが、そう考えると弱い馬に恩恵のあるレースと思われがちですが、強い馬もそういうハンデ戦ばかり出る弱いメンツのレースなので少々ハンデ背負わされても、勝てるだろうと調教師は判断して出走させています。

これ、ハンデ戦を考える上で覚えておいて欲しい要素です。

意外な穴馬を狙い撃ちできます。

私は基本、ワイド1点勝負なのですが、3連系馬券を買うとしての紐候補としては、

小回りコース得意そうなアナザーリリック。

2走前の中山芝オープンクラスを内容のある競馬をしたウィングレイテスト。

昨年勝馬タイムトゥヘヴン。

中山芝マイル重賞得意なミスニューヨーク。

最後は内枠で一発ありそうなルプリュフォール

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