GⅢフラワーカップ、GⅢファルコンステークス予想

今週の重賞レース予想

今週は4重賞ありますね。みなさん、予想の時間が足りないと嬉しい悲鳴を上げていらっしゃるのでしょうか?

当記事では、3月18日(土)に中山競馬場で開催されるGⅢフラワーカップ、同日中京競馬場で開催されるGⅢファルコンステークスのデータと有力馬考察、買い目まで掲載します。

昨年はそれぞれ勝馬のスタニングローズとプルパレイを指名。今年もしっかり当てていきたいです。

私の予想の軸は「馬の格」と「展開の不利があった強い内容のレースをした馬」です。

詳しくは下記の記事をご参考に。

フラワーカップ 過去10年の傾向とデータ

中山競馬場芝1800Mで行われる3歳牝馬限定レース。桜花賞トライアルレースではありません。

過去10年を遡ると、上位人気馬が順当に勝つレースと言えます。

1番人気が3勝と頼りないですが、2番人気が4勝、3番人気が1勝。

あとは5番人気が1勝、12番人気が1勝と比較的荒れない牝馬重賞です。

この12番人気で勝ったのがアブレイズ。私も良くお世話になる馬ですが、このときから人気薄のときに来る傾向があったんですね。

馬連万馬券は2回。3連複は万馬券が4回。3連単は、前述のアブレイズが勝った年は30万円代の波乱でしたが、牝馬重賞と考えると人気寄りで決着します。

馬券内で見ると1番人気が飛んだのは、3回のみで馬券の軸馬に据えるのは有り。

1番人気から3番人気まで全て馬券内から居ない大波乱の決着も無し。

コース形態もあるのでしょうが、脚質も逃げ、先行有利で、差し・追い込み決着は1度もありません。

以上の理由から1番人気から3番人気までの逃げ・先行脚質の馬を軸に馬券を組み立てることをオススメします。

フラワーカップ 有力馬考察

④エミュー(デムーロ)

中山で2勝、特に今回と同舞台となる前走特别戦の芝1800Mはスローペースを最速上がりで差し切り勝ち。唯一の2勝馬。

⑥バルクリチュード(西村)

オープンクラス中京芝1400、勝馬と着差0.2秒差。

⑫ゴールデンハインド(丹内)

近5走の内、3戦が馬券内。オープンクラス中山芝2000を0.1秒差、東京芝1800を0.5秒差。

⑮ココクレーター(ルメール)

新馬戦、東京芝1800、スローペースの流れを最速の上がりで勝馬と着差無し。

⑯ヒップホップソウル(津村)

新馬戦、中山芝1600をスローペースを捲って最速上がりで差し切り勝ち。GⅢフェアリーステークス勝馬と0.8秒差。

フラワーカップ 最終結論

一言で言って難解なレース。

2勝馬が、エミューのみ。オープン勝ちが、ミカッテヨンデイイだけでそのオープン勝ちは芝1200M、しかも重賞では惨敗中。

オープンクラスで、そこそこ走っているのが、ゴールデンハインド、バルクリチュード。

更に他の1勝馬も、展開の不利がありながら、内容のある競馬をした経験をした馬がココクレーター、ヒップホップソウル、マテンロウアルテ。

重賞なので、せめてオープンクラスで内容のあるレースをしている馬を軸にしたいけど、居ない。

新馬、未勝利戦のみしか経験していない馬が人気の上位を占めているので、ここは軽視して、しっかり勝鞍を挙げている馬&オープンクラスで揉まれている馬を中心視します。

フラワーカップと同舞台の中山芝1800、1勝クラスで内容のある競馬で勝ったエミューと

同じく中山の芝オープンで僅差の競馬をしている逃げ・先行馬ゴールデンハインドで行きます。

(最終結論)

④エミュー

⑫ゴールデンハインド

ワイド④-⑫

ファルコンステークス 過去10年の傾向とデータ

中京芝1400Mで行われる3歳限定重賞であるファルコンステークス。

3歳短距離路線の馬が集まるレースですが、GⅠNHKマイルのトライアルレースではありません。

過去10年のデータを振り返ると、1番人気が1勝と全く信頼度無し。

続く上位人気は、2番人気が3勝。3番人気が3勝。

下位人気は、4番人気、6番人気、14番人気がそれぞれ1勝。

馬連は万馬券2回。3連複は4桁決着が2回のみ。3連単は、4桁が一回。10万超え馬券が3回。最高は、63万円台とそこそこ荒れます。

馬券内の馬に目を移すと、1番人気から3番人気まで全滅のレースは1回のみ。ただし、10番人気以降の馬が馬券内に届いたのは4回。

中京芝1400Mが舞台なので逃げ・先行有利のように思えるが、馬券内の3頭が逃げ・先行馬で占めたことは、皆無。

逆に差し、追い込み決着が、2回あります。

1番人気から3番人気の先行馬を軸にするのは問題ありませんが、人気薄の差し、追い込み馬との組み合わせが面白そうに思えます。

ファルコンステークス 有力馬考察

①テラステラ(坂井)

デビュー5走の内、4回馬券内。未勝利、特别連勝の昇り馬。後述の⑧ベースセッティングに勝利した経験有り。

②カルロヴェローチェ(武)

新馬戦阪神芝1800Mスローペースを最速上がりで差し切り勝ち。中京芝1600の特别戦を逃げ切り勝ち。

③ウメムスビ(角田)

中山芝1200のオープン戦勝ち。

⑤バグラダス(菅原)

2勝馬。GⅠフューチャリティーステークスを勝馬と0.4秒差。

⑥タマモブラックタイ(幸)

前走、1勝クラス小倉芝1200前崩れの展開を先行して勝利。

⑦スーパーアグリ(荻野)

勝鞍は新馬戦のみだが、毎レース良い上がりで確実に差し込んでくる。特に前走の阪神芝1400Mは、前残りの展開を後方から最速上がりで追い込み、勝馬と0.2秒差。

⑧ベースセッティング(岩田康)

デビュー5戦の内、4走を馬券内。GⅡ京王杯を勝馬と0.2秒差。GⅢシンザン記念を逃げて勝馬と0.1秒差。

⑩ミルトクレイモー(鮫島)

近5走の内、3回馬券内。未勝利、特别連勝。オープン戦では、凡走続く。

⑬スプレモフレイバー(菱田)

新馬勝ち。福島のオープンクラス芝1200を勝馬と0.3秒差。

ファルコンステークス 最終結論

フラワーカップよりは、まだ出走馬のレベルが高いので予想し易いレース。

格から整理すると、

2勝しているのは、①テラステラ、②カルロヴェローチェ、③ウメムスビ、⑤バグラダス、⑨アームズレイン、⑩ミルククレイモー、⑭ハチメンロッピ。

オープン勝ちが、③ウメムスビのみ。

重賞で好走しているのが、⑤バグラダス、⑧ベースセッティング。

人気と格のバランスで考えると、⑤バグラダスに妙味有り。

後、人気のベースセッティングに勝っている①テラステラか?

とは言え、2頭とも人気上位なので、この2頭の組み合わせのワイドは買いたくない…。

この中で穴っぽいのが、まだ1勝の⑦スーパーアグリ。

勝つまでは無いけど、3着までなら展開ひとつでありそう。

当日の人気で買い目変わる可能性ありますが、

(最終結論)

①テラステラ

⑤バグラダス

⑦スーパーアグリ

ワイド①ー⑤、もしくは⑤ー⑦

なぜ、私の勝負馬券がワイドだけなのか?はこの記事に。

他の馬券種で勝負されている方へも参考になる記事です。

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