6月13日(日)に今年は札幌競馬場、芝1200Mで争われる夏のスプリント路線の火蓋を切る1戦である函館スプリントステークス
今回は16頭が登録されています
この16頭から軸馬を「レース展開での不利があった強い馬」という視点で絞っていきます
レース概要&出走馬
枠順が決定していない木曜日時点での情報から紹介していきます
従来レース名の通り函館競馬場で開催のGⅢが、今年は舞台を札幌競馬場に変えて行われます
同じように思える函館競馬場と、札幌競馬場もコースレイアウトは違うので今までのデータが通用しない可能性もあります
さて、この中で人気を集めそうなのが良血馬カレンモエ
重賞をここ2走差の無い2着で、初の重賞ウイナーとなるのか?ということで中心となりそうです
あとは、オーシャンステークスを勝ったコントラチェック、条件戦を2連勝と勢いのあるマイネルアルケミー、桜花賞を惨敗も、3走目で重賞を制覇した素質馬シゲルピンクルビーか?
この辺りが人気を集めそうです
レース展開での不利があった強い馬たちとは?
レース展開での不利があったが内容のあった勝馬とのタイム差1.2秒以内の馬の内、次の5パターンの馬達のことを言います
- Sパターン スローペースのレースで上がりタイムが1番早い馬
- Hパターン ハイペースのレース且つ1着から5着までの内4頭以上が差し・追い込み馬のレースで逃げ・先行した最先着の馬
- Mパターン 道中まくって4コーナーあたりで先頭近くに立ち後続に差されるも直線粘った馬
- Rパターン 道中何らかの理由で位置取りを下げるが4コーナーの順位より着順を上げた馬
- 前走不利パターン 直線前が詰まった、大きく出遅れたなどレース中に不利があった馬
これらの馬達が人気馬だけでなく、人気薄でも馬券になってます
ここ最近の重賞を振り返っても、GⅡ京王杯スプリングカップの勝馬ラウダシオン、2着カイザーミノル、GⅠヴィクトリアマイルの2着馬ランブリングアレー、3着馬マジックキャッスル、GⅢ平安ステークス勝馬オーベルニュ、GⅠオークス勝馬ユーバーレーベン、GⅡ目黒記念ウインキートスなど的中させました
ここからこの条件で軸馬候補を絞っていきます
注目馬① カツジ
カツジ Mパターン
昨年3月15日中山芝1600M東風ステークスで捲って直線先頭に立ち粘り勝馬と0.6秒差6着
注目馬② ケープゴッド
ケープゴッド Hパターン
5月9日中京芝1200M前崩れの展開の中先行して勝馬と0.7秒差5着
注目馬③ ビアンフェ
ビアンフェ Hパターン
昨年5月30日京都芝1200M葵ステークス、前崩れの展開の中逃げて快勝
注目馬④ ミッキーブリランテ
ミッキーブリランテ Mパターン
昨年の中京記念、道中捲って先行し勝馬と0.3秒差5着
注目馬を深掘りし、軸馬を考察していきます
さて、注目馬が、カツジ、ケープゴッド、ビアンフェ、ミッキーブリランテと4頭選出されましたが、ここから順にじっくり一頭ずつ深掘りしていきます
まず、カツジ、全成績が【3.1.1.15】複勝率が2割5分で勝ち鞍の内2勝が京都コース、1勝が中山、GⅡスワンステークス、GⅡニュージーランドトロフィー勝ちと格ではこの4頭どころか、出走馬でも1番なほどです
ただ、函館競馬場初コース、芝1200Mも良績無しと強調材料はありません
1400Mからマイル辺りが得意と考えられ、強くは推せません
次はケープゴッド、全成績は、【4.2.1.6】手堅く相手なりに走るタイプですね
札幌芝コースは【1.0.0.0】と勝ち鞍あり、また芝1200Mが【4.2.1.3】オープンクラスに上がっても勝馬と僅差の2、3、4着で休み明けの前走5着を叩いてここに照準を絞った厩舎側の思枠も感じられます
重賞のここでも芝重賞勝馬が、前述のカツジ、シゲルピンクルビー、コントラチェック、ビアンフェのみ、通用しないとは思えません
勝つとまではいかなくても、3連複の軸には面白いかもしれません
3頭目はビアンフェ、全成績は【3.2.1.4】とこれまた手堅いタイプであり、芝1200Mに限ると【3.1.1.2】更に手堅くなります
重賞も、流石にGⅠでは歯が立ちませんが、GⅢでは僅差のレースばかりで大きな強調材料になります
最後に、良く馬券でお世話になっているミッキーブリランテ、全成績が【5.3.3.12】イメージより手堅いタイプですね
ただ成績は1400M以上に集中し、札幌コースは初コース、ここは正直、どうか…
軸馬は、ケープゴットか、ビアンフェか…最終決定は当日のこのブログにアップしますのでまた遊びに来てください
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